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着付けの仕事をしていて思うこと
母親の振り袖を着たがらないこと!
柄が古い とか
色が嫌い とか
まぁ 寸法が違いすぎて着ることが不可能と言うことは多々あるけれど
残念というか さびしい
そして もっと 腑に落ちないのは
母親自体が 着ることを勧めない
今頃はやりのものがいいのかなぁ
振り袖の時期が近づくと
相談にやってくる
私が いけないのか 母親のものを勧めると
娘さんが いやな顔をする
残念だぁ
持参した着物を見ると いきなり色 柄がおしゃべりを始める
そう〜
この着物を 選ぶときの声
この色だったら 綺麗に より綺麗に見える
この子が映える
より 美しく見える
より 品よく見える
より・・・・・〜
アーだったら コーだったら・・・・・
楽しい声や 満足の声 お財布の心配の声
それでも この着物がこの子にはきっといいに違いない と
流行はあるのよねぇ
けれど 安っぽい流行に何で迷うのかなぁ
これほど 気持の入ったものはないのになぁ
どれほど お日様の下に出ると光り輝くかしらないのねぇ
着ると 着物や帯が生き物のように見える
そう その人をどんどん美しくする
どうして 見えないのかなぁ
安っぽい色や柄に迷うのか
もっと 頭をかしげるのは
金額だなぁ
60万したのよ と言うもの
これで ・・・・・ だまされたんか!
この桜のがらで ・・・・・ もったいない!
寒い日も 辛い日も 父親は黙って働いて稼いだお金
いとも簡単に 流行で買う
ないのなら買えばいいけれど
流行で買って欲しくない
そのこのことを おもって 楽しくおしゃべりしながら
時間をかけて・・・・・・
あああああ 馬鹿者ね わたし
この帯は ばぁちゃんの亡きお友達のもの
40年以上前のもの
そして この着物インターネットオークションで○万円
高いものが良いものじゃないのよねぇ
これを選ぶとき いろいろなことを考えることが
思いが 伝わるのよねぇ
と 思いたい
私は 貧乏なので
何十万もかけられないなぁ
この写真は 疲れて いすに腰掛け 帯がぐしゃっとなったところ
疲れを 必死でアピールしている お嬢です〜
もし 選ぶときに困ったら 相談してねぇ〜
出来るだけ お答えするよ〜
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