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三連休の最終日、家族で、ちょっと遠出してきました。
電車に45分ほど乗って向かった先は、
江戸時代に処刑された切支丹(キリシタン)を祭ってある、お寺です。
なんだか、不思議な感じ。
昔、日本で、キリスト教が禁止されて、たくさんのクリスチャンが処刑されて、
その霊を弔うために、仏教の人たちがお寺を建てて、供養してくれただなんて。
そこには、『切支丹遺跡博物館』があって、
マリア観音とか、花模様の中に十字を隠したかんざしとか、
本物の踏み絵とかが、展示されていました。
「踏み絵」の前で、しばし考える。『自分だったら、これを踏めるだろうか?』
私だったら、心の中で謝りながら、思いきって踏んで、生き延びたいと思う。
たとえ、生きるほうが大変だったとしても、生きてこそだと思う。
『切支丹遺跡博物館』とは言っても、そこは、れっきとしたお寺の中。
大きな仏像があり、ありがた〜い感じの、仏様がいっぱい描かれている絵(曼荼羅?)があり、地獄を描いた絵もあり、とっても不思議な空間でした。
ご安心ください。写真は、お墓とかではありません。
「博物館」の中で写真を撮るのは気が咎めたので、庭にある灯篭(とうろう)の写真だけ、撮ってきました。
縦に長い石の部分を、サオと言うそうですが、そこが、ちょっと横にふくらんで、十字架に見えなくもないでしょう(?)。切支丹灯篭と、いうそうです。
いろいろ考えて、しんみりしてしまった後は、賑やかな街を歩き、喫茶店でコーヒーを飲み、ホッと一息。
そして、降りた駅とは違う駅に向かう途中、商店街の中に、店と店の間にすっぽりはまり込んだような教会を発見。月曜日なので、扉は閉まっていたけれど、入り口前のベンチに、教会のパンフレットや「ご自由にお持ち帰りください」の新約聖書が置いてありました。
私たちが見ている間に、3人も、聖書を持ち帰る人がありました。
なんだか、『よ〜し、明日からも頑張るぞ〜っ』という気持ちになれた小旅行でした。
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石灯篭は十字架に見えますね。
言われなければ気がつきませんでした。
私の島にも切支丹信者が流されてきて島で生涯を終えたお話があり、
お墓もあります。
流人墓地に眠っています。
お祭りもあり、沢山のクリスチャンが訪れ、遠く韓国からもきます。
親子三人での小旅行いいですね。
すずめさんに幸多かれとお祈りします。
2013/10/15(火) 午前 11:21
吉利支丹弾圧は酷かったそうですね。踏み絵と隣組と檀家制度で徹底的に吉利支丹が排斥されたと言う長い歴史は今もどことなくはっきりと続いているような気がします。 自由って大切ですね。
2013/10/15(火) 午後 8:19 [ 油食林間 ]
Seroさん。こんばんは。台風は、大丈夫でしたか?
そうですね。灯篭は、言われないと十字には見えませんよね。
Seroさんのいる島、なんだか不思議な島ですね。
私のほうは、家族3人+猫1匹、仲良く暮らしています。
2013/10/16(水) 午後 9:55
油食林間さん。こんばんは。
そこに書いてあった説明書きによると、
もともとは藩主がキリシタンに対して寛容だったので、キリシタンが増えた。→幕府から、キリシタン取締りの圧力が強まった。→表立って伝道していた200人を処刑して、あとは見逃させてもらうよう、図ろうとした。→しかし、幕府からの圧力に逆らいきれず、数年後に、あと2,000人殺した。 の、だそうです。
処刑されたキリシタンを弔うためにお寺を建てるなんて、おかしなような気もするけれど、当時の人たちの精一杯の善意(償い)のつもりだったんじゃないかと思います。
2013/10/16(水) 午後 10:21