スズメの北摂三島情報局

2011/08/02 リニューアル 柴犬ハルがお伝えします

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7月14日 記念日 その4

求人広告の日。
1872(明治5)年、現在の毎日新聞東京本社発行による、毎日新聞の前身に当たる『東京日日新聞』に、日本初の求人広告が掲載された。この時求められたのは乳母で、求人広告の文面は「乳母雇い入れたきに付心当たりの者は呉服橋内、元丹波守邸内、天野氏へお訪ねくださるべく候。乳さえよろしく候へば給金は世上より高く進ずべし」というものであった。当時、商売をしている家では、乳母や子守を雇うことは珍しくなかった。 求人広告は、企業が各種のメディアに求人情報を掲載することである。有料と無料の求人広告が存在するが、無料・有料に関係なく、求人広告については年齢、性別、出身等での差別禁止、虚偽の労働条件の広告の禁止、個人情報の管理義務等の取締法規が存在する。記録性や情報量の点から、主に新聞や折込チラシ、求人情報誌等の紙メディアが使われることが多く、放送メディアでは殆ど行なわれていない。近年では、インターネットのウェブサイトで求人を載せることが多い。日本では、歴史的には新聞広告上の求人広告が端緒で、1970年代までは主に、中途正社員を募集する目的で利用されることが多かった。1980年代に入ると、アルバイト・パート等の非正規雇用形態の求人情報が増加したため、募集地域を限定的に募集できる新聞チラシによる求人広告が増加。また、週刊誌型アルバイト・パート情報誌が利用されるようになる。中途正社員の募集媒体も新聞の三行広告ではなく、専門の求人情報誌が中心となっていく。1990年代後期の雑誌が売れない時代に突入以降、各求人情報誌事業会社は、相次いでフリーペーパーにスタイルを変更し、書店販売方式を取って来た雑誌型求人情報誌は、相次いで廃刊していった。しかし、フリーペーパースタイルへの変更は、求人広告ビジネスの大きな転換期となる。それまでトーハンやニッパン等、書籍流通会社を経由しなければ、求人広告事業に参入できなかったが、フリーペーパー化によってその参入障壁が崩壊する。さらに、インターネットの登場によって、雨後の筍の如く参入業者が増加し、結果として求人情報の分散化が著しくなる。この構造変化は、求人情報を検索する求職者と、求人情報が出会えないというミスマッチを生むことになる。また、終身雇用の崩壊、非正規雇用型の求人ニーズの増加により、求人情報数は増加傾向を続けており、その非正規雇用の供給源である若年層も減少したことから、ミスマッチは年々著しくなっている。ミスマッチによって、求人企業の採用コストは年々増加し続け、これに対抗する形で、2010(平成22)年前後になると、インターネット上での新しい広告手段が着目されるようになる。その1つは、「ジョブセンス」等に代表される採用課金型の求人情報サイトで、採用できた時に始めて費用が発生するスキームで、広告主のリスクを無くすことを目的としたモデルの登場である。また、外食産業における「フードバイトJP」のように、飲食店であれば無料で掲載できるが、利用者自身が原稿の入稿や宣伝活動を行なうといったサイトも登場した。新聞の三行広告以来、長い間変わらなかった広告手段そのものが、インターネットの登場と共に大きく変貌し始めている、と言える。なお、情報源としての役割を知ってもらおうと、日本新聞協会が新聞週間(10月15日から10月21日まで)中の区切りの良い日として選び、1958(昭和33)年から実施している「新聞広告の日」は10月20日とされている。
内視鏡の日。
内視鏡は、1950(昭和25)年に日本で、世界で初めて胃カメラによる胃内撮影に成功して以来、医学の各分野で高く評価され、診断、治療に役立てられてきた。その内視鏡医学のさらなる発展と普及を願い、東京都渋谷区代々木に本部を置く財団法人、内視鏡医学研究振興財団(現在は、公益財団法人となっている)が2006(平成18)年に制定。日付は、7月14日の「7」と「14」で、「内視鏡(な[7]い[1]し[4]きょう)」の語呂合せから。内視鏡は、主に人体内部を観察することを目的とした医療機器である。本体に光学系を内蔵し、先端を体内に挿入することによって、内部の映像を手元で見ることができる。細長い形状をしている一般的なものの他、カプセル型のものもある。また、観察以外に、ある程度の手術や標本採取ができる性能を持つものもある。1960年代になると、光ファイバー(離れた場所に光を伝える伝送路)を利用したファイバースコープが開発され、医師の目で直接胃の内部を観察することができるようになった。胃ファイバースコープにはカメラが取付けられるようになり、客観的な検査結果として、他の医師にも供覧できるようになった。1970年代には、スチルカメラ(1枚撮りの一般のカメラ)付きファイバースコープが広く用いられるようになった。電子機器の発達に伴ない、スチルカメラにビデオカメラを取付けた機種や、画質が高い電荷結合素子(CCD)センサを取付けた電子内視鏡(ビデオスコープ)が登場し、現在多くの病院で使用されている内視鏡の原型が誕生となった。ビデオ装置を用いると、複数の医師やコメディカルスタッフ(医師や歯科医師の指示の下に業務を行なう医療従事者)が同時に病変を確認することができ、診断と治療に大いに役立った。その後は、超音波センサを取付けた超音波内視鏡が登場したり、センシング技術の向上だけでなく、軟性管部の改良(口径の縮小、材質の改善)、内視鏡的処置を行なうためのサブルーメン(チャネルと呼ぶ)の追加等、内視鏡を直接治療目的で応用するための改良も行なわれた。また、画像精度・画質は映像機器の発達と共に大きく発展し、ハイビジョン撮影や、拡大内視鏡による拡大観察が可能となってきた。また、内視鏡の細径化も進んでいき、経鼻内視鏡等も登場してきた。2000年代になると、イスラエルのカプセル内視鏡の製造販売会社であるギブン・イメージングや、日本の光学機器・電子機器メーカー、オリンパスがカプセル型の内視鏡の開発を進めた。2007(平成19)年4月、日本においてもカプセル内視鏡を用いた画像診断システムが承認・実用化された。内視鏡検診では、がんを始めとする多くの病気を、早めに発見することができる。早期発見し、治療すれば、治癒する可能性が高くなる。カプセル内視鏡は、小腸や大腸等、消化管の観察を目的とした内視鏡で、従来の内視鏡では不可能であった、小腸の観察を可能とした製品で、口から飲込み、腸内の撮影を行ない、肛門から排出される。低侵襲(侵襲[体に取って害のあること]が少ない状態)に消化管の検査を行なうことができる機器で、現在の日本では、小腸用と大腸用のカプセル内視鏡が、医療現場で使用されている。カプセル内視鏡の形状は、薬のカプセルに類似しており、一般的な薬のカプセル剤よりも一回り程度大きい。カプセルには、カメラと無線装置が内蔵され、患者が口から飲込んだ小腸用のカプセル内視鏡は、蠕動運動という臓器の収縮運動によって消化管内で運ばれ、前進しながら非侵襲的に腸内を撮影し、画像データを体外に送信する。画像データは、患者がたすき掛けで装着するデータ受信機が記録し、撮影を終えたカプセルは、肛門より自然排出される。カプセルは使い捨てで、検査終了後は、医療廃棄物として処分される。長野市に本社を置く医療機器・映像機器メーカー、株式会社アールエフは、歯科医向けの口腔内カメラでは世界シェア約8割、デジタルX線センサーでは国内シェア約6割を占めている。日本国内の企業でカプセル内視鏡を開発している2社のうちの1社であり、株式会社アールエフが開発中のカプセル内視鏡は、他社製のものより小さく、バッテリーは内蔵せず、電波により送電する方式を採用、外部コントローラによって、移動やカプセルの向きを自由に指示・制御することができる、とされている。 

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