★AB Autumn tint

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The finaly

そして後夜祭。

「じゃ、行くわよ」
「おー!」

とりあえず山籠りしているらしい松下五段
「女々しい行事に参加できるか」といった野田
をのぞくメンバーは後夜祭に参加。

「2日間の文化祭お疲れ様でした―」

と、生徒会役員であろう人物がマイクで言う。
もちろん、天使、もしくは直井ではない。

「では後夜祭でーす!彼、彼女と踊るなり、友達としゃべるなり、好きにしてください!」

その言葉を皮切りに、全員が誰かのもとへ走りだした。

「とりあえずこの戦線でも一応踊ったりして良いわよ」

とのゆりのお達し。
高松は急に筋トレしだし、
竹山はPCをやりだし、各々何かをやりだす。
日向は何故かユイに連れて行かれた。
そして俺はと言うと――

「音無君、おっどりましょ♪」

――何故かゆりに誘われて踊っていた。

「俺ダンス初めてなんだけど」
「あら奇遇ね。私もよ?」
「ならなんで踊るとか言い出したんだよ」
「別にいいじゃない。あと市崎さんの話もしたいし」
「市崎が?」
「ええ。なんで消えていったのでしょうね」
「さあ?岩沢と一緒で満たされたんじゃないのか?」
「でもたこ焼きで満たされるとは思えないのよね」
「確かに。あいつの生きてた時って、なんだっけ」
「・・・言いたくないけど、ホームレス、よ」
「ああ、そうだったな。ホームレスだからみんなと一緒にたこ焼きでも食いたかった、とかじゃないのか?」
「一里あるわね・・・。それより見て?あそこ」
「え?なんだ」
「ほら、あそこよ」
「あ・・・」

ゆりに指さされた先には、きれいな紅葉の木があった。


Angel Beats! side story  cherry blossoms   -end-
final chapter II

「ユイ!?お前バンドの練習してたんじゃねえのか!?」

日向がユイに言う。
その忠告を無視、スルー、シカト。
そして、ユイは日向に襲いかかる。

「貴様何やらかしとんじゃゴラぁぁぁ!!」
「グアぁッ!?」

ユイが十字固めをかます。

「お前のせいだろうがゴラあああ!」
「俺のせいじゃねえよ!」

そして日向がユイを引き離す。
形勢逆転。

「俺何もしてねえよ!さっきの仕返しじゃゴラあ!」
「ちょ!先輩!ギブギブ!」
「とりあえず!」

二人の喧嘩を、ゆりが制止する。

「次の作戦は、後夜祭に参加。またあの直井からよ」
「直井・・・あ」
「みんな、直井君の情報集めてくれた?」

あ、忘れてた。
とりあえず日向と俺と竹山とTKでゆりにばれる前に小さな声で談義する。
もちろん、口を極限に動かさず、場所も移動しない。

(おい日向どうする?)
(どうするって言われても・・・そうだ、竹山)
(一応たくさん集めておきましたが。あと僕のことは)
(That's great!)
(ナイス竹山!)

なんとかなったようだ。
一応この報告会は終わり、後夜祭と相成った。
final chapter I

「やっぱり岩沢パターンか・・・」

リストバンドが堕ちている。
岩沢のギターみたいに。

これって・・・。
あれだよな。
消えた・・・ってことだよな・・・。

「市崎・・・」



一旦帰還。
そして、ゆりにこのことを報告する。

「ふーん。市崎さんが・・・」

あれ?なんか軽くね?

「・・・ってえーっ!?嘘でしょ!?」
「うそじゃねえよ。これ。市崎のリストバンド」

日向がゆりにリストバンドを見せる。
それを見て納得したのか、反論できなかったのか。
とにかく、ゆりが椅子に座る。

「岩沢さん・・・の時みたいね・・・」
「ああ・・・」



文化祭終了後。
俺たちは一先ず本部に集まっていた。

「皆、市崎さんのことなんだけど」
「市崎?そういやそんなやついたな。で?そいつがどうしたんだ?」

藤巻の問いに、ゆりは一呼吸置いて、

「消えたの」

と言った。

「それは本当ですか?」
「ええ。本当よ。日向君、あれ見せて」
「おう」

高松に聞かれゆりは日向にリストバンドを見せるように願う。
それに従い、日向がリストバンドを高く掲げる。

「これは・・・」
「岩沢・・・の時みたいだな・・・」
「先輩ぃー!岩沢さんがどうかしましたか―?」

うわ、野田の声に反応してユイがきやがった。
five chapter IV

市崎を探すことになった。
つか、なんか忘れてる気がする。

「市崎ーどこだー」
「市崎ー」

俺と日向は歩いて探す。
そして竹山は情報収集。

「hun hun hun」

TKはエグザ○ルのまねをしていた。
関係ない。

竹山はNPCに円周率を言い続けている。
情報収集に意味ないだろ、それ。


そして1時間後


俺たちは

「なあ日向、これってあのパターンじゃないか?」
「奇遇だな。俺もそう思っているぜ。音無」

全く見つからない市崎を前に、うなだれていた。
そして日向と言いあっている”あのパターン”とは。

岩沢のことだ。

彼女のように満たされて消えていってしまったのではないか。
でも流石にあの悩みを抱えてタコヤキ食っただけで満たされるとは・・・

「おい音無!これみろ!」

と、考えている時、日向に呼ばれた。

「なんだよ日向。見つけたのか?それともコレの仲間でも見つけたか?」
「だから俺はそれじゃねえっつの!いいから、これ見ろ!」
「は?」

と日向に言われるがまま見たのは、市崎がしていたリストバンドだった。

「え?・・・岩沢パターン?」
five chapter III

「ココいいんじゃないか?」
「おお、流石音無」

ベンチ適当に見つけただけなのに流石、か。

「Hey!Hey!」
「TKが食べたいって言ってます」
「な、なんでわかるんですか!?」

適当な会話を交わしつつ、ベンチに向かう。
つか・・・。
このベンチ4人しか座れないぞ・・・。

「このベンチ4人までだぞ?」
「じゃあ竹山、お前たっとけ」
「嫌ですよ。あと僕のことはクラ」
「TK」
「ワタシニホンゴワカラナイネー」
「お前・・・」
「わ、私は座りたいからパスです」
「え!?じゃあ残ったの俺だけかよ!?」

結局俺が立つことになってしまった・・・。
ま、いいか。



とりあえず10分後。
一人4個づつ食べて、ベンチを立った。
俺は立ったままだったけどな。
次はどこに・・・って、あれ?

「市崎?」

市崎がどこにもいない。
まさか、迷子ってわけじゃないよな。
さっきまで俺たちの傍にいたし。

「日向、市崎どこ行ったか解るか?」
「は?音無、お前と一緒に来たんじゃねえのか?」
「俺知らねえぞ?」
「I don't know!」
「僕のことはクライ」
「とりあえず探そうぜ。どうせかっこいい人見つけてふらふら近づいて行ったとかだろ」
「いや、その可能性はないと思う」

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