北欧スウェーデン生活記録

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今日の正午、また1つ、メイド・イン・スウェーデン、スウェーデン製品が消えてしまう。
−工場閉鎖。

厳密には、製品自体は存続するのだが、生産場所が別の国、ポーランドへ移ってしまうのだ。

商品はというと、スエ語で「セナップ」<−−−マスタード、カラシです。


122年続いたスロット社の辛子は写真のように形状はボトル入り、チューブ入り、ビン入り、辛さも様々段階があり、全部で11種類ある。

イメージ 1


店頭にならぶ多くのブランドの中、一番の売上を誇り、誰もがノスタルジーを感じるブランドなのだ。
しかしスロット社自体はすでに巨大企業ユニリーバーに買収されており、スウェーデンブランドということで、生産工場が生かされていた。
その工場がクローズされることになった。

たかが辛子とは言え、どこの町に行ってもホットドッグのスタンドがある国である。そしてスタンドでぶら下がっているものと言えば、勝手にかけ放題できるカラシとケチャップ。

メイド・イン・スエーデンがどんどん減っていく中、次の標的は??

"Absolute Vodka" アブソリュート・ボドカである。メイド・イン・フランスになることが決まった。

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毎年「エイプリルフール」近くになると地元の新聞が、いかにも読者が信じてしまいそうな、ギャグの効いた記事を掲載する。

4月1日が近いことを忘れていると、その記事を読んですっかり騙されてしまう。

今年の記事は、地元の電車が利用客が少なすぎるため、途中の駅から向こう、休線してしまうという記事だった。
現在でさえラッシュアワー以外は一時間に1本しか運行されていない線で、まさに、さもありなんである。つい先月、今後の運行をめぐって政治家と住民のトークがあったばかりで地元の関心を集めていたのだ。

記事には電鉄会社のコメントとして「利用客が少なすぎる。車の利用者が今後も増えるだろうから打ち切りを決定する。」などという、子供や老人を無視した発言が書かれていた(しかも逆エコ)。
そして紙面の頭に「地元の意見を求める!新聞社へあなたの意見を投稿してください!」と大きく見出しまである。


私はコロッと騙されてしまった。
記事を読んで憤慨した。そんな事になったら1本道の交通渋滞がますます激しくなる!学童児童はどうなるんだ!?

翌日、地元の銀行で知人に会ったら彼女は「あの電車どうなるんだろうね。」とその記事を話題にし始め、2人で「ひどい話だ」と息巻いた。彼女もすっかり記事を信じ込んでいたのだ。


その夕方。

郵便受けを見に行ったら隣人が新聞を片手に「エイプリルフールの記事を読んだか?」と尋ねる。

「??」
「ホラ、電車がなくなる話。」
「エーーーっ?」
「ページの日付けが4月1日でしょうが。」
「アチャー!」

ホラ、騙された、と言わんばかりに笑われてしまった。

  • * * * * * * * * * * * * * * * * *

飛び切り面白いエピソードがある。

カラーテレビが普及し始めた頃。ニュースの時間、アナウンサーが言った。

「カラーテレビから有害な電波が発生することがわかりました。テレビを観る時は、ストッキングを頭からかぶってください。電波を防ぐことができます。」

多くのスウェーデン人達が慌ててストッキングを探して頭から被ってテレビの前に座ったそうである。

今でも言い伝えられている、本当にあった、4月1日の話である。

イメージ 1

北極圏にて

しばらくスウェーデン北部、ラップランドと呼ばれる地域を訪れていた。
北緯68〜69度あたり、北極圏内である。

イメージ 1


普段は人っ子一人いないような場所であるが、丁度イースター休暇であったため、この時とばかりに蟻のごとくスウェーデンからもノルウェーからもスキーを楽しむ家族連れで大賑わいであった。

車が行き交う道路の両脇は雪が1メートルほども積み上げられ、その向こうでスノースクーターが雪をかぶった氷湖の上を走る。

イメージ 2 これまで道路標識の1つとして本で見てはいたものの、実際にスクーターが走っているのを見たのは初めてである。
(スノースクーター走行禁止の標識)







給油で寄ったガソリンスタンドで、レジャーではなく、生活の足として使われている姿をみた。
スクーターの後ろに1M立方程の木製のボックスを取り付け、その中には子供が4人。ガソリンを予備タンクにガソリンを入れに来ているお父さんである。

イメージ 4イメージ 3









写真を撮らせてくれというと、快くうなずいてくれた。
私があまりに嬉しそうに写真を撮るからか、「どこから来たのか、これがそんなに珍しいのか?」と聞かれてしまった。

来週は、スウェーデン第2の都市であるヨーテボリにて世界フィギュアスケート大会が開催される。

氷に親しんでいる国なのに、開催国であるスウェーデンは何と言っても選手層が薄い。
リナ・ヨハンソンが引退してしまったあとは経験の浅い若手しかいない状態になっている。残るは、クリストファ・ベルントソン。がんばれ!

観戦に行く友人に「日本人選手の写真も撮ってきて!」と頼んだ。間違って中国人選手の写真ばかり、、、ということがなければよいが。。

冬眠から目覚めた?

この冬はなんともマイルドな冬だった(過去形にして良いか戸惑うところ)。

ストックホルムでさえ雪など数えるほどしか降らず、例年のように雪が何日も地面に残るということがほとんどなかった。(スウェーデン北部ではまだ降っていますが。。。)


スウェーデンではマイナス5℃以下の気温が5日以上続くと「冬」だと定義されるらしい。この定義に従うと、南部では冬か来なかったということになる。
「冬が来なかった!」と、ある新聞は先月、先走って(?)ドドーンと掲載していた(実はその後また少し寒気が来たのだが)。


寒い冬は雪かきの苦労、そして何より光熱費がものすごくかかる。
12月から3月はスノータイヤを装着する規則があり、今年はどれだけ道路を傷めつけたことか!道路修理のためにまた税金が注ぎ込まれるのである。


暖冬は楽チンなのだが、スウェーデン人は正直なところ心なしか物足りなく思っているようである。


暖かい冬と春の境目の今、自然現象を研究する団体が「春の兆しを報告しましょう」というホームページを立ち上げた。

植物、鳥、動物、昆虫、爬虫類、魚などに項目が分けられており、例えばクロッカスの花が咲いた、冬眠から覚めて出てきたxxカエルを見かけた、十姉妹が鳴いていたなど、典型的な生物で今年初めて見つけた場所と日付を報告するようになっている。カエルなど13種類もの名前がリストされている。自然が身近にあるからできることである。

私も2月初めのある早朝、勘違いして(?)出てきたタヌキに遭遇した。私もびっくりしたが、相手もさらにびっくりした様子で慌てて穴に逃げ込んでいった。
日に日に、朝、鳥のさえずりがにぎやかになってきている。
リスが庭に戻ってきた。

しかし、まだまだダウンジャケットは手放せない。ようやく手袋は持たなくてもよくなったくらいである。早く、は〜るよ来い!

イメージ 1(草が生えてこず、ひもじさのあまり木の皮を食べるブタ)

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