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2月の第一週火曜日は特別な日である。「セムロル」を食べる日である。 セムロルというケーキ(?)が一斉に街に並び、人々はどこのが美味しいか食べ比べるのである。オフィシャルには今日がセムロルの日なのだが、実際には先々週あたりから、カフェやケーキ屋、スーパーなどでも売り出されている。 これが「セムロル」 見た目のとおりで、バンの間にアーモンドパウダーを混ぜた生クリームをはさみ、上から砂糖を降りかけたものである。直径・高さは10センチ程度。バンの味、クリームの味、見た目を食べ比べした記事がどの新聞でも毎年登場している。私もつられて毎年1度は食べるのだが、今年はパス。甘いだけで正直あまり美味しいとは思えないのである。 しかし、多くのスウェーデン人はセムロルを食べるのを心待ちにしており、これが店頭に並んでいる期間中は、何個も詰めてもらった箱を嬉しそうに抱えている姿を目にする。そしてホッペタにクリームをつけながら美味しそうに食べるのだ。嬉しそうに目の前でこれをほおばっているのを見ているだけで、こちらまでお腹がいっぱいになる。 先週から近所の店では予約受け付けのポスターを張り出していた。 そもそもは古いキリスト教の習慣から来たものらしい。「今日は断食に入る前の最後の火曜日、お腹がいっぱいになるものを食べましょう」ということで、正式には "fattisdag" と呼ばれる。fat は ファット、油で、tisdag は火曜日。どこからこのケーキが来たのかは知らないが、確かにカロリーは高そうで一食抜いても問題はなさそうである。 ついでにセムロルと一緒に並んでいたケーキも紹介。個人的には真中の王冠のマークを型抜きしたのが気になる。バウンドケーキの素地にマジパンをペターっと上掛けしたものだろうと推測。
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