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1999年7月21日、文学評論家・江藤淳が自殺しました。 東京都出身、夏目漱石の研究などで著名な日本の文学評論家。本名は江頭淳夫 (えがしらあつお)、慶應大学文学部英文学科卒。大学在学中に『夏目漱石』で、 批評家としてデビューする。『漱石とその時代』(新潮選書)で、菊池寛賞と野間 文芸賞を受賞する。 代表作『成熟と喪失』(講談社文芸文庫)は戦後文学を読み解く重要文献として 重要視されている。『閉された言語空間―占領軍の検閲と戦後日本』『1946年憲 法-その拘束―その他』(文春文庫)などでGHQによる戦後日本のマスコミへの検閲 GHQの呪縛から脱却できない戦後民主主義を鋭く批判。 1998年、妻を亡くす。1999年7月7日、『妻と私』を上梓。7月8日、文藝家 協会理事長を辞任。7月21日、鎌倉の自宅の風呂場で手首を切り自殺。享年66。 長年付き添った妻を看取ったあとの事で、自身も脳梗塞の後遺症に悩んでのこと だった。遺書中の「形骸を断ず」という一句は自殺の名台詞とされ巷間に流布。 ライフワークであった『漱石とその時代』はついに未完に終わった。 遺書全文は以下の通り。 遭いし以来の江藤淳は、形骸に過ぎず、自ら処決して形骸を断ずる所以なり。 乞う、諸君よ、これを諒とせられよ。 平成十一年七月二十一日 江藤淳 |

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