今日の出来事ロジー

7月19日は、 河合隼雄 の命日です。

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 幽霊も エアコンの前に リストラ禍

 昨今は、何かってぇーと、ホラー映画で、こいつぁーあんまし良かぁありません。なんつったって、ホラーには、情ってぇーもんが御座いません。人間、情を欠いちゃなりません。そこへゆくと、昔っからの怪談物は、情にあふれ返っておりますんで。

 情にほだされ、身を任せたものの、直に愛想をつかされて、捨てられて、そこからの女の情念、蛇身に化すかと思えば、はたまた猫に。あな、恐ろしや女の執念って言うのはとんでもない料簡違いと言うもんで御座います。全ては己が身から出た錆。あやかしの幻鬼は、無量寿光如来の大慈悲より出だしたる救いの方便なりと、己が両掌をぴたりと合わせれば、「あら不思議、我も幽霊も無かりけり、南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏」

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 ○ 『へっつい幽霊』(身も凍らんばかりの、ちょ〜怪談)

 えー、「幽霊の 手持ちぶさたや 枯れ柳」なんてぇ川柳がございますが、絵なんぞを見ましてもたいがい、柳の下に、幽霊は出てございます。あんまり朝顔の下に出てるなんてのはお目にかかりません。

 幽霊なんてものは本当には無い、とおっしゃる方もあれば、いやいや、おれは見た、幽霊というものはあるものだ、ってぇーおっしゃる方もおありで、本当のところは分かりませんが、お芝居なんかで見ますと、ちょうちんの中からスーッと尾を引いたようになって幽霊が出て参ります。どういうわけですか、昔っから幽霊には足が無いとされておりますようで、ハイッ。

 とある道具屋さん、店先に飾っておいた「へっつい(かまど)」が三円で売れますが、その夜、店の戸をドンドンドンドンと叩く音「へっついを引き取ってくれ。」と言われます。仕方なく半分の値の一円五十銭で引き取る。 そして店に飾っておきますと、また三円で売れます。そして夜中になるとたたき起こされて一円五十銭で買い戻す。明くる日も、その明くる日も…、毎日毎日、品物は減らずに、一円五十銭づつ儲かるのですから、道具屋さん大喜びです

 だが、二つ良い事ってぇのはありません、二十日ばかりすると、店の他の品物がパッタリと売れなくなります。実はそのへっついから幽霊が出るとのはなし。そこで一円の金子をつけて、貰ってくれる人を探す事になります。

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   (???)

 これを聞きつけた渡世人の熊五郎が「へっついに一円付けてもらってくれって、こいつぁー耳寄りな話じゃあねぇか」そこで、道楽が過ぎて勘当中の若旦那・銀ちゃんを誘い、「五十銭づつ、仕事は山分け。」と、無理矢理に引っ張って道具屋へ行き、一円付きのへっついを貰い受け、銀ちゃんと二人で担いでいる途中、銀ちゃんがへっついを掃き溜めにぶつけちまった。 するってぇーと、へっついの角が欠けて、白くて丸い塊がコロコロッと…

 銀「熊さーん!幽霊の玉子!!」
 熊「幽霊の玉子ってのは、あんまり聞かねえな」
 とりあえず、二人で白い丸いかたまりを開けてみると、十円金貨が三十枚、
 三百円と言う大金が出て来た。

 銀「熊さん、仕事は山分けだよね」
 熊「ちっ、一人で引きずって来れば良かった。ほら、半分の百五十円だ」
 銀「それから、どうでも良うござんすが、分け前の五十銭も」
 熊「若旦那も細かいねぇ、ホラッ、五十銭だ」

 これから若旦那は、百五十円と五十銭持って、吉原へ繰り出します。
 翌日、夕方まで“居つづけ”できれいに使って切って一文無しに。
 銀「家へ帰って、熊さんにいくらか借りようかな」

 熊さんも、百五十円と五十銭持って賭場へ行きましたが、悪銭身に付かずで
 明くる日の夕方までに、きれいに掏られて素寒貧の一文無しに。
 熊「家へ帰って、銀ちゃんにいくらか借りよう。…若旦那っー」
 銀「あっ、熊さんですか。すいません、お金貸して下さい」
 熊「それじゃ、あっしの言う台詞が無ぇ!」

 あきらめて寝ましたが、銀ちゃんの家の土間においてあるへっついから、
 青白い顔をしたヤツが、「金返せ〜、」と出たので、銀ちゃんは目を廻す。
 幽霊から事情を聞いた熊さん、翌朝、どこかへ出かけて、昼頃戻って来た。

 熊「銀ちゃん、お前の家へ行って来たんだ、こう言う訳で、若旦那が幽霊の
 金を使ってしまいました、放っておくと若旦那の命にかかわります。勘当の
 息子でも命にかかわるとなると、黙っていない、三百円出してくれたから、
 これを今晩、幽太の野郎に叩っ返してやろうじゃねえか」

 それで、三百円のお金を前に、熊さんが「やいこらっ出ろ!幽霊!!」と
 怒鳴りますが、まだ夕方では幽霊も出にくいらしい。やがて夜が更け幽霊が
 お出ましに。

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 幽霊「おまちどおさま。」
 熊「『おまちどおさま』って、鰻丼をあつらえたんじゃねぇやい」

 話しを聞くと幽霊は、左官の長五郎と言って、博打好き。ある賭場で大儲けを
 して、商売物のへっついの角へ三百円を埋め込んだものの、その晩に、河豚で
 一杯やったら、当たって死んじまった、と言う。

 地獄の沙汰も金次第、へっついの角に埋め込んだ三百円を出してもらい、
 それを閻魔大王に渡し、極楽へもぐり込もうと幽霊になって出たと言う。

 三百円、全額返済を要求する幽霊に対し、熊さんは「俺のへっついから出た
 んだから、山分け」を主張。結局、熊さんに脅されて百五十円づつの山分け。
 中途半端だと嘆く幽霊と、丁半博打で勝負をする事に。

 幽「わーサイコロだ、久しぶりだなあ〜」
 熊「さ、どっちでも口を切ってくんねぇ」
 幽「あっしは、長五郎ってぇくらいで、丁にしか張った事がねぇんで」
 熊「勝負になるよ、勝負!五六の半!!」
 幽「うっそーっ、ああぁぁぁ・・・」
 熊「幽霊のがっかりしたのは、初めて見たけど、いい格好じゃねぇな」
 幽「親方、もう一番、入れて下さい」
 熊「そいつぁー断ろう。おめえにもうこれ以上、銭が無ぇのは分かってるんだ」
 するってぇーと、幽霊がこう申したんで御座います。

 幽「親方、あっしも幽霊の端っくれ、決して、足は出しませんぜ」


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 「夏は来ぬ」佐々木信綱・作詞、小山作之助・作曲
 http://www.mahoroba.ne.jp/~gonbe007/hog/shouka/natsuwa.html
(短歌形式+夏は来ぬ、の簡潔な韻律と叙情で、日本の愛唱歌となる。)

 卯の花の、匂う垣根に 時鳥(ほととぎす)、早も来鳴きて
 忍音もらす、夏は来ぬ

 さみだれの、そそぐ山田に 早乙女が、裳裾ぬらして
 玉苗植うる、夏は来ぬ

 橘の、薫るのきばの 窓近く、蛍飛びかい
 おこたり諌むる、夏は来ぬ

 楝(おうち)ちる、川べの宿の 門遠く、水鶏(くいな)声して
 夕月すずしき、夏は来ぬ

 五月やみ、蛍飛びかい 水鶏(くいな)鳴き、卯の花咲きて
 早苗植えわたす、夏は来ぬ

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こういうのこそ 「記事」 って 呼べるんだなぁ〜 と、尊敬しながら 読ませていただきました。 香久耶のは、ただの 愚痴と ひとりごとw

2006/8/13(日) 午前 10:28 香久耶

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まだテレビが無い頃、夏になるラジオで怪談を聞きました。電気を消して暗闇の中で、例えば「牡丹灯籠」など聞きますと震え上がったものです。お粗末でした。

2006/8/14(月) 午前 6:26 [ kaz*_51** ]


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