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 強奪されたムンクの「叫び」と「マドンナ」が発見される (2006/9/1)

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       死への不安と、死への誘惑と

 「叫び」:夕暮れの散歩、ムンクの体験、「ひどく疲れた私は立ち止まり、歩道の手すりに寄りかかった」「濃紺の闇に沈むフィヨルドとオスロの街を眺めると、その上空に、まるで剣から滴る血のように真っ赤な雲が垂れ込めていた」「私は独り立ちつくし、恐怖に震えていた。すると、自然を貫く大きな叫び声が聞こえ、いつ果てることもなく続いた」。


 ノルウェー警察当局は31日、2年前にオスロのムンク美術館から白昼強奪され、国際的な捜査網が展開されていた同国出身の画家・エドヴァルト・ムンクの代表作「叫び」と「マドンナ」が発見されたと発表した。保存状態は比較的良好らしい。

 「叫び」の価値は5億クローネ(約93億円)、「マドンナ」は1億クローネとも評価される。オスロ市は情報提供者に200万クローネの懸賞金を支払うとしていたが、情報提供者などへの金銭の受け渡しはなかったもよう。

 事件は2004年8月に起きた。鑑賞者の目前で、武装した男らが銃で館員を脅迫し2作品を強奪。ノルウェーの裁判所は今年5月、強奪事件に関与したとして男3人に対し禁固刑の判決を言い渡したが、作品の行方は分かっていなかった。

       ↓ 「叫び」より、こっちの方が、ずっといい
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 「病める子供」:快復の見込みのなさそうな娘を不憫に思う母、その母を労わるような娘の眼差し。  「春」:うららかな春の陽光、それさえも避けるような病弱の娘。いずれも娘を思いやる母の憂いを描く。


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 ムンクの「叫び」には、幾つかのバージョンが存在する。1994年にはオスロ国立美術館の「叫び」が盗まれています。その時の、ロンドン警視庁美術特捜班の活躍を描いた本があります。


 「ムンクを追え!『叫び』奪還に賭けたロンドン警視庁美術特捜班の100日」
           エドワード・ドルニック著、河野純治訳、光文社、1785円

 世界有数の美術館も予算不足から警備は不十分。そして犯罪者の心理は、まず作品の知名度を最優先し、盗んだ後の処分方法は二の次。故に名作は常に盗難の危機に晒されている。

 1994年、ノルウェー・オスロの国立美術館から盗まれたムンクの「叫び」の回収劇。その主役はロンドン警視庁美術骨董課、通称「美術特捜班」の囮捜査官チャーリー・ヒル。この課は警視庁の中で冷遇され、しかもチャーリーはアメリカの大学在学中に軍隊に志願、その後アイルランドの大学に学び、高校教師を経験し、ロンドンで神学を二年間学んだ後、警視庁に入庁と言う変わった経歴の持ち主で。風貌は学者風で上品な口調で話すのだが、ずけずけものを言うため、優秀だが出世はできない。美術、歴史に関する知識は豊富だが、危険を好むアドレナリン依存症、まるで小説の主人公のような人物である。(まさに、ドラマ「相棒」の杉下右京のキャラクターそのもの。)

 本書執筆の時点(2004年)で、行方不明の作品はピカソ151点、ゴッホ43点、レンブラント174点、ルノワール209点、等々に上る。日本の有数な美術館のコレクションを優に凌ぐ質と量である。膨大なブラックマーケットが隠然と存在するのだ。

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