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10月1日、瑞饋(ずいき)祭、上京区・北野天満宮 瑞饋祭 1年の五穀豊穣を感謝する祭。神前に新穀、野菜、果実などを供えたのが始まり。 ズイキの茎で屋根をふいた神輿が出ることからその名がついた。1日が神幸祭で本社より御旅所へ神輿巡行。4日が還幸祭で御旅所より本社へ神輿還幸。 行催事開催日: 10月1日〜4日 催事開催場所: 上京区・北野天満宮 交通アクセス: 市バス「北野天満宮前」すぐ 問い合わせ先: 北野天満宮 075-461-0005 ずいき【芋茎・芋苗】《語源未詳》サトイモの葉柄。ふつう、赤茎のものを 酢の物・煮物などにして食べる。干しずいきは、いもがらと言う。 「ずいき」とは里芋の茎のことを云います。10月の京都は秋祭が各地で行われますが、ずいき祭もそのひとつ。北野天満宮で10月1日から5日まで行われる祭です。今では菅原道真ゆかりの天神さんこと、北野天満宮ですが、事の起こりは北野と天満宮に分かれます。 元々、北野(ほくや)と云うのは大内裏の北側に広がる神聖な地域のことを指していたそうです。天皇が即位するときの大嘗祭など種々の神聖な儀式の場としても使われる所であったと云います。その北野で延喜四年(904年)には雷神を祀って五穀豊穣の祈願が行われています。 この雷神を祀る神社が北野天神(ホクヤテンジン)、今の北野天満宮とはある意味では、別の神社となります。古い縁起を辿れば北野天満宮は農事と深く関わりのある神社であることが分かります。 この「ずいき祭」、五穀豊穣を祈願する祭であることは一目瞭然です。1日の神幸祭で神霊を移された鳳輦(ほうれん)が北野天満宮を出発し、氏子地域を巡行し、西ノ京の御旅所へと出向きます。その御旅所では「ずいき御輿」が鎮座します。 屋根はずいき芋、四隅の瓔珞(ようらく)は乾燥した金盞花(きんせんか)、瓔珞の笠は赤なすび、神輿の四面には謡曲や昔話を題材にした人物が飾り付けられています。これら全て野菜、乾物、海苔、湯葉、麩、果物などありとあらゆる五穀が使われています。唯一金属で出来ているのは賀茂ナスをかたどった鈴ぐらいです。 その昔、五穀豊穣を祈り、新穀、蔬菜(そさい、野菜・青物)、果物に花などを供えて、神前に献上したのが始まりで、江戸初期の慶長年間に今のような、ずいき御輿が作られるようになったと云います。以前は八基ほどのずいき御輿があったそうですが、今は田畑の都市化などにより、西ノ京の二基のみとなっています。 ※ 「ズイキの油煮」レシピ ズイキの皮をていねいにむき、適度な大きさに小口切り。水に晒して灰汁抜きをする。熱した鍋に菜種油を多めに入れ、強火で炒める。充分にしんなりしたところで、味付け。砂糖、醤油などでシンプルな味付けが良い。決して美味ならず。さりとて捨てがたい味。 ※ 小芋に反して、親芋はさほど美味くない。でもボリュームがあるので、よく食べたものだ。最近の農家では、飼料にしているとか。近頃は高価な数の子も、その昔は豚の飼料だった。“鰊御殿”の頃の、むかし昔のお話。
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