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平成18年11月6日(月)未履修問題:魔女狩りの様相? 「あの学校だって未履修じゃないのか」 戸塚ヨットスクールの訓練生水死 自殺か事故か 愛知県美浜町(2006/11/6) 愛知県美浜町の戸塚ヨットスクール(戸塚宏校長)の訓練生の男性(25)が10月上旬、近くの海で死亡していたことが6日わかった。男性はスクールの外出先で行方不明となり、家族から捜索願が出されていた。半田署と衣浦海上保安署によると、死因は水死で外傷もなく、自殺か事故とみている。 調べでは、男性は10月6日午後1時頃、他の訓練生やコーチ、父親と一緒に同町内の図書館に行った際、集合時間に戻らず、行方が分からなくなった。翌日に、父親が半田署に捜索願を出した。9日午後1時ごろ、スクールに近い河和漁港の沖約500メートルで、男性が遺体で浮いているのを地元の漁師が発見。検視の結果、目立った外傷はなく、事件性はないという。遺書はなかった。 6日は海が荒れていたため午後1時ごろから、同スクールの訓練生は近くの図書館で学習。その間に、男性が1人で抜け出したらしい。精神的に不安定だったとの情報もあり、半田署は自殺と事故の両面で調べている。 同スクールのコーチの男性は「訓練生が死亡したのは事実だが、うちが預かっている時ではなく(スクールから)逃げた後で死亡した。それ以上詳しい事は今は言えない」と話している。 11月6日は、【馬琴忌】です。 『南総里見八犬伝』の作者として知られる戯作者、滝沢馬琴の命日。1848年没、享年81。生まれは東京・江東区平野。墓は文京区・深光寺。 ○ 滝沢馬琴 (1767-1848) 滝沢馬琴といえば、『南総里見八犬伝』。今まで何度も映画化されました。 最近では深作欣二監督『里見八犬伝』、薬師丸ひろ子&真田広之主演でした。 『八犬伝』の主人公は八人の犬士。彼らが持っているのが「仁義礼智忠信孝悌」の八文字のそれぞれ1文字を刻んだ白い珠。その珠の力により彼らは出会い、やがて里見家再興のために戦っていく。犬塚信乃、犬飼現八など、名前に必ず犬の字が入っている八犬士は、それぞれにメリハリのあるキャラクター。 『八犬伝』の第1巻が刊行されたのは1814年(文化11年)、馬琴48歳の時。最初は5〜6年で完結するつもりが、思い入れの強さで話が膨らみ、八犬士が全員出揃うまでに、なんと20年もかかってしまいます。この時点で巻数はなんと71巻。 その後、馬琴は失明し、息子の嫁に口述筆記させながら作品を書き続けます。『八犬伝』がめでたく完結したのは1842年(天保13年)、馬琴76歳の時だった。第1巻刊行から28年後だった。 ○ 馬琴先生、口述筆記に大いに難儀する、の巻 息子の嫁・お路は読み書きがほとんどできませんでした。そこで漢字の書き方などを馬琴が教えるのですが、馬琴は目が見えない訳ですから字の形を口で説明し、分からなければ嫁の手を取って指導することになる。この作業は、ものすごくたいへんなものでした。 さらに大変なことには、お路と馬琴との共同作業に対して、馬琴の妻・お百が嫉妬します。このお百とお路の確執はそうとう激しいものだったようですが、馬琴としては、仕事を続けていく上でお路は絶対に手放せない助手ですので、結局、我慢しきれなくなったお百の方が家を出てしまいます。お百という人は馬琴にとって終生、いい妻だったようですが、この問題だけは馬琴にも苦労をかけたようです。でも、二人は離婚はしてません。馬琴、意地の完結。 ○ 滝沢馬琴という通称 本名・瀧澤興邦(おきくに)のちに解(とく)と改名。通称・清右衛門、笠翁(りつおう)篁民(こうみん)、戯号・曲亭馬琴(きょくていばきん)著作堂主人など。本姓+戯号という形の、瀧澤馬琴という呼び方は正しくはない。 明和4(1767)年6月9日、江戸深川海辺橋の東で旗本松平鍋五郎信成(一千石)の用人・瀧澤運兵衛興義(おきよし)(43歳)と妻・門(もん)(30歳)の五男として生まれた。 父は武士の道を説く反面、俳諧もたしなみ可蝶と号した。馬琴7歳の春「うぐひすの初音に眠る座頭かな」の句がある。 安永4(1775)年3月に、父が51歳で他界し生活に窮す。24歳で戯作を志し山東京伝に入門。24歳で大栄山人の名で黄表紙『尽用而二分狂言』を発表。 26歳、飯田町の履物商・伊勢屋の寡婦に入夫し、以後戯作に専心。読本に活路を見いだし、『高尾船字文』以後、続々と勧善懲悪思想の強い長編読本を発表して、後期読本界の第一人者となる。 ○ 『南総里見八犬伝』 この伝奇物語は「因果応報」と「禍福はあざなえる縄のごとし」の2つのキーワードが強調されやすいが、馬琴先生は、時代に先駆けてフェミニズムを主張していたのだった? 『南総里見八犬伝』は里見義實(房総里見家初代当主)の「口の咎(くちのとが)」により命を失うことになる二人の美女のエピソードから全てが始まる。 口は禍のもと Part 1 玉梓(たまずさ)を一度は、「女だから命を助けよう」と言ったにもかかわらず、結局は処刑してしまう。玉梓は里見家に怨念を残し、犬の子・八房(やつふさ)に転生して、義實への復讐の機会をうかがう。 口は禍のもと Part 2 飢饉がつづき兵糧も絶え、落城寸前に及び、義實は、城で飼う妖しい犬・八房に戯れにも、「敵将の首を持ってきたら、伏姫(ふせひめ)をお前の嫁にやろう」と無体なことを云う。だが八房は本当に敵将の首を銜えて来たのだった。 八房に褒美として美味い物を与えても、八房は決して食べない。そして強引にも、姫の部屋に入り込む。義實は勲功のあった八房を殺そうとする。ところが伏姫は、「約束は守るが人の定め」と、八房の背に乗り、城を出てしまう。 死して尚、吾が思いを遂げんとする玉梓、父の命に背いても「信」を守ることを選ぶ潔さを見せる伏姫、共に女性の主体性の表現とも云えよう。 八房は玉梓である。姫は読経の日々を送り、八房は食べ物を運ぶと云う暮らしをする。次第に八房の魂は浄化し二人の気が結実してゆく。役の行者から賜る数珠に八犬士の魂が生じる。この八人の魂は人の交わらないところで生じた魂であった。 陰の玉梓と陽の伏姫とのコラボレーションが八犬士であり、その性格づけは多分に女性的なものを帯びている。犬塚信乃は女装して育てられ、犬坂毛野は女性として活躍しているが実は男性である。伏姫は死んだ後も物語に度々現れ、最後の八剣士を自ら育てる。 「蒔かない種は実らない」、「芽吹いた双葉を見れば蒔いた種が知れよう」と申します。因果応報、善因善果、悪因悪果、良くも悪くも、己が蒔いた種は、己が刈り取るべきもの。 |

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