|
平成18年11月8日(水)「やらせ質問」:タウンミーティングは、元々演出が前提、何を今さら。 米中間選挙:投票終了は、最も遅いアラスカ州で、日本時間の午後2時となる。問題は上院。 1884年11月8日、精神病理学者のロールシャッハが生まれました。 ○ ハーマン・ロールシャッハ(Hermann・Rorschach)(1884〜1922) スイス・チューリッヒで生まれました。父親が画家で、幼少より彼自身絵を 書くことが好きで、若い頃は芸術家を志したこともあったが、結局、医学の 道に進みました。その後、インクのシミに対する学童の連想実験などを経て 1921年に、紙にインクを落とし、その落とした紙を半分に折り、再び広げて 出来た左右対称のインクのシミが印刷されたものを被験者に見せて行う人格 診断検査法「ロールシャッハ・テスト」を発表しました。 これは同じ図を見ても人それぞれ何に見えるかは異なるため、シミのどの ような特徴が、その人にあるイメージを想起させたかを分析、解釈すること で、被験者の人格の特性を分析するものでした。 判定の手掛りは、反応数、反応時間、反応領域 (全体反応,部分反応など) 反応決定因 (形態反応、運動反応、色彩反応など) 、反応内容 (人間反応、 動物反応、性的反応など) 、形態水準 (正確さ、構成度、病的水準など) 等。 クライアントが結果を予想出来ないので、自由に素直に話しをしてもらえる という長所があるものの、熟練しなければ、正しい結論を見出せない、理論的 根拠がはっきりしない、という欠点もあります。その後さらに研究が行われて 理論的な発展を見せて世界的に普及することになった。 彼自身はロールシャッハテスト誕生の翌年に、37歳で亡くなっています。 ○ ロールシャッハテストの信頼性への疑問 この方法はパーソナリティ検査の一種で「投影法」と呼ばれ、他にも文章完成法(文章の 続きをつくる)や、カードに描かれた絵を見て物語をつくる絵画統覚検査などがある。 かつて「心のエックス線などと呼ばれ、人の深層意識をくみ出すとされたロールシャッハ テストだが、実はもう何十年も前から「学問的批判に耐えない、検証不能」と、批判が出て います。基準がはっきりせず、異常と正常との明確なラインが引きにくい。 信頼性とは、いついかなるときも同じ結果を出す、健全な人はいつでも健全と見なされ、 精神異常の人はいつでも精神異常と判断される、ということだが、ロールシャッハテストは たびたび間違って健全な人を精神異常と判断したり、精神異常を見逃したりする傾向がある。 にもかかわらず、今なお各地で使われている。「間違いが起こるのは熟練した専門家が判断 しないからだ、未熟ものが判断を出すからだ」というが、果たしてそれだけなのか。 インクのシミには何の意味もない。そこに故意に意味づけしようとするのだから、その人の 持っているスキーマ(経験的知識の体系)や深層意識があらわれることは大いに考えられるが それは科学的に実証できるものではないし、基準を決めることも出来ない。 たとえば、一般的に言われる「インクの染みの黒さに反応するのは、うつ病の傾向がある」 を基準として証明するためには、インクの黒さに言及してイメージを膨らませた被験者に、 うつ傾向があることを統計をとって証明しなくてはならないが、実際は、そのような証拠は 得られていない。 このテストによって分るのは、その人の物の見方の「方向性」ではないだろうか。 人のイメージは、人の数だけあると言っていい。それにマニュアルを作ろうとすること自体、 ムリがある。マニュアルから外れた、突飛なイメージを持つ人や、想像力豊かな人を精神異常 に判定する可能性すらある。 あるいは、予期しない回答があった場合、それをどう判定するのか。結局は、これも個々の 精神医の独自の判断に任されてしまうのではないか?被験者の反応に対する明確な答えを出せ ないという点で、ロールシャッハテストの抱える問題は究めて大きい。 イメージという曖昧なものを、曖昧な言葉によって回答し、判定するというところに曖昧さ がつきまとう。自分で見た夢を言葉にすることを考えれば、純粋なイメージである夢の中には うまく言い表せないものがたくさん含まれる。それら言葉に直せないものを切り落とし文章化 した時点で、すでに夢は、自分の見たものと別物になっている。 その人が感じているものを、言葉によって正確に表現することは不可能だ。人によって言語 スキルには差があるし、大人と子供でも違う。同じことを指すにしても、選び出す単語が違う だけで回答の印象は違ってくる。正しい単語を選んだかどうかも分からない。 臨床家たちは「熟練」や「経験」という言葉に逃げ込まず、もっと信頼できる臨床的テスト を開発すべきではないのか。絵がヘタな人をこぞって精神異常と判断してしまうような描画法 や、字がヘタだと人格異常とみなされる筆跡鑑定を信用してしまう人々の誤解をとりのぞいて やるべきではないのか。 ※ ロールシャッハが気づいた事は、人は無意味なものを表現する時にこそ、その本性を 顕すということ。他人からは無価値にしか見えないものを偏愛する人、合理的な説明を本人 すら出来ないものにのめり込む人、分かってはいるけれど止められない人。そもそも人間は 不条理な存在なのだ。合理的な説明を阻むところにこそ、その人の真の姿が現れるとすれば 平生の我々が、何気なくする世間的お付き合いとは、一体いかなるものなのか。 私が子供の頃に、ロールシャッハテストを受けた時、大人はなんでこんな意味不明な物を 見せるのか、とても不思議に思った。そしてそれを説明せよと、強要されて混乱したことを 覚えている。また簡単なイラストを見せられて、その中の矛盾点を指摘せよとも言われた。 矛盾しているなら出さなければ良いと思った。世間の常識を絶対基準とした判定には、殆ど 意味がないのではないか。子どもとは、大人とは全く異なる思考回路を持つものだという事 に無関心すぎるように思う。 「心のエックス線」と呼ばれたロールシャッハテスト。そのエックス線はレントゲンにより
1895年の今日、発見されました。X線の正体は、1912年まで謎のままだったが、透過性の高い X線の発見はただちに医学に応用され、この功績に対し1901年、最初のノーベル賞が贈られる。 その後、科学の発展は万人に寄与すべきであると考えたレントゲンは、X線に関し特許等により 個人的利益を得ようとは一切せず、1923年、ドイツの破滅的インフレのさ中、無一文でこの世を 去りました。 |

- >
- Yahoo!サービス
- >
- Yahoo!ブログ
- >
- 練習用




