今日の出来事ロジー

7月19日は、 河合隼雄 の命日です。

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 平成19年3月19日(月)昨日:万波医師らの病気腎移植カルテ、宇和島病院が大量廃棄。

 医師法はカルテについて、診療の終了から5年間の保存を義務付けている。にも関わらず、
宇和島病院は治療の終わっていない患者のカルテを大量に意図的に廃棄していたことが18日、
判明した。

 同病院は、入院と外来のカルテを別々に作成。退院して5年たった患者の入院カルテは、
通院が続いていても廃棄。この結果、病気腎の摘出20件のうち14件分、移植25件の内19件分が
廃棄されていた。

 病気腎移植の発覚後、病院側は「カルテがなく、詳しい説明のしようがない。法律上の保存
年限は5年。問題はない筈だ」と主張。「カルテを要約した『退院時サマリー』を作っていた。
大量の書類は置き場所に困るし、分厚いカルテを読み返すのは手間」と弁明。

 だが、5年の起算日は、病気が治ったと医師が判断するか、死亡、転院した時点である。
患者の治療には、当初からの経過を把握することが肝心で、退院しても、通院を続けている
患者のカルテは当然、必要。病院の医療事務担当者は「法令を知らなかった」とか。




 1986年3月19日、家永三郎元教授の教科書検定裁判で、東京地裁は検定合憲との判断。


 ○ 家永三郎(1913年〜2002)歴史家・東京教育大学名誉教授。
    愛知県名古屋市生まれ。父は陸軍少将家永直太郎。

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 当初の専攻は日本古代思想史であったが、次第に研究領域を広げ、後半生では反権力志向を
持つ自由主義的姿勢を強め、その立場からの社会的発言を数多く行い、同様の傾向を持つ近代
思想家に対する共感を込めた研究や、第二次世界大戦に関する思想史的考察を試みる論著等を
発表。中でも、『太平洋戦争』(岩波書店)は広く読まれ、大きな影響力を持った。

 高校日本史教科書執筆と「教科書裁判」

 家永は、戦後間もなく編纂された歴史教科書『くにのあゆみ』の執筆者の一人であったが、
その後、長く高校日本史教科書『新日本史』(三省堂発行)の執筆を手がけた。歴史教科書は
専門分野を異にする複数の著者によって執筆されるが、『新日本史』は家永の単独著作という
異例の体裁で発行された。

 執筆した日本史教科書における「南京大虐殺」「731部隊」「沖縄戦」などについての記述を
認めなかった文部省に対し、検定制度は違憲であるなどとして三次の裁判を起こして、教科書
検定を巡る問題を世間に広く知らしめた。訴訟における最大の争点であった、「教科書検定は
憲法違反である」とする家永側主張は、最高裁にて「一般図書としての発行を何ら妨げるもの
ではなく、発表禁止目的や発表前の審査などの特質がないから、検閲にあたらない」として、
家永側の主張の大部分が退けられ、家永側の実質的敗訴が確定した。

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 戦後は、前述の通り左派的な思想を持つに至ったが、その中でも戦争責任を追及する立場は
鮮明だった。自著『戦争責任』(岩波書店)では、慰安婦の強制連行を実際に行ったとの証言
を行った吉田清司の『私の戦争犯罪 朝鮮人強制連行』から大幅な引用を行い、これを事実と
して日本の責任を追及したが、同書は記述自体が信憑性に乏しく、後に吉田自身も偽証である
ことを認めたため、『戦争責任』は実証的な面が欠けるのではないかとの批判を浴びる。

 教科書の発行に関しては、自由発行・自由採択であるべきだとの持論を教科書裁判提訴の頃
より一貫して表明しており、80年代半ばの『新編日本史』を巡る議論が盛んだった時期には、
「あの教科書の内容にはもちろん反対です。だが検定で落とせとは、口が裂けても言えない」
と述懐していたといわれる。


 ○ 家永三郎蓋棺録(2002年11月29日、89歳で永眠)

 朝日新聞、「旧文部省が検定制度を『簡素化・重点化』するなどの見直しをはかった背景
には、80年代の検定に対する国際的な批判と共に、家永訴訟の影響があるといわれる。教育
にとどまらず、平和や人権をめぐる憲法運動の歴史にも大きな足跡を残すものでもあった」
と、肯定的に評価。

 産経新聞、「昭和40年代以降の教科書は、家永氏の裁判闘争の影響を受け、日本の過去を
ことさら暗く書こうとする記述が増えていく」「家永氏は裁判の目的について『勝敗を度外
視して正論を世間に訴える事だ』と言っていた。その意味では家永氏の裁判闘争は政治目的
を十分達成したと言えよう」と、否定的に論評。

          ○ 3月19日の誕生花:クチナシ (花言葉:私は幸せもの)

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