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自民37、民主60、公明8(残1) 自民の歴史的大敗、中川幹事長辞任、安倍改造内閣へ 第21回参院選は29日投開票された。年金問題などによる逆風で、自民党は勝敗を左右する1人区で民主党や野党系無所属候補に相次いで敗れ、歴史的大敗を喫した。公明党も3年前の前回の獲得議席13を下回り、与党は過半数を大きく割り込んだ。一方、民主党は与党批判票を取り込み、前回の50議席を大幅に上積みし、参院第1党になる。だが、安倍首相は同日夜、記者団に続投の意向を表明。自民党の中川秀直幹事長は30日未明、辞表を提出し、秋の臨時国会前には内閣改造が行われる見通し。 首相は同日夜、「われわれの国づくりはスタートしたばかりだ。これからも首相として責任を果たしていく」と表明。 中川幹事長は参院選惨敗について「幹事長に責任があるのは間違いない」、青木幹雄参院議員会長も自らの責任について「当然、覚悟している」と述べた。 今回の改選は選挙区73、比例代表48の計121議席。30日午前0時35分現在、民主は57議席を獲得、自民は35議席にとどまっている。 自民1人区、6勝23敗 参院選の勝敗を左右する29の改選数1の1人区は、民主党が17勝を挙げ、12勝だった前回から大きく躍進。 同党が推した国民新党と無所属の候補を加えると、野党系が23の選挙区を制した。一方、自民党はわずか6勝にとどまった。 自民党が1人区で野党に負け越すのは、リクルート事件や消費税導入などの影響で3議席しか獲得できなかった1989年以来18年ぶり。 安倍首相の弁明、参院選の責任論 私の国づくりはスタートしたばかり。改革を続行し、新しい国づくりをすると国民に約束した。政局運営は厳しい、苦しい状況だが、約束を果たすことが私の責任、使命だと決意している。この惨敗の責任は私にある。国民の声を厳粛に受け止める。私の政権への批判だと思う。これまで進めてきた美しい国づくりは、基本的には国民の理解を得られていると思う。その方向で進んでいくことが信頼回復につながる。 選挙結果を謙虚に受け止め、今後とも国民の意見に耳を傾け、改革に邁進したい、と引き続き政権運営を担う意向を示す一方、その後出演した民放番組では、この惨敗の責任はわたしにある、と述べ、責任を認めた。 人事は、最終的な結果を見た上で当然、考える。全党的に一丸となれる体制、チームにしていかないといけない。実績を積んでいくことが大切だ。早期の衆院解散・総選挙は考えていない。政治資金規正法改正など、変えるべき点は変える。国民に納得してもらえる対応をする。 民主党が参院第1党になる。われわれの信念を貫きながら、参院で民主党、野党の主張に耳を傾けるべきところは耳を傾ける。よく議論し、協力していきたい。 自民党役員らの悔恨 「アゲンストを止めることができなかった…」。大敗確実の自民党。中川秀直幹事長は午後9時、東京・永田町の党本部4階の開票速報場に姿を見せ、厳しい結果に淡々と話した。中川幹事長は29日夕、安倍首相と公邸で会談。「厳しい結果になるかもしれません。どういう結果であれ、改革をしっかり進めてほしい」と伝えた。 安倍首相は午後9時33分に党本部入り。報道陣の質問に応じず、口を真一文字に結び、厳しい表情のまま総裁室に入った。開票速報場には、青木幹雄参院議員会長、石原伸晃幹事長代理、茂木敏充筆頭副幹事長、谷津義男選対総局長の姿も。一様に硬い表情で席に着いた。 「これだけの状況になるとは想像もつかなかった」と青木参院議員会長。「だけど最後には自民党が勝てると信じている」。石原幹事長代理はテレビ番組で「選挙の前半戦は『年金は心配ないんですよ』という説明に費やしてしまい、自民がこれから何をするのか説明できず、受け身の選挙になってしまった」と逆風の選挙戦を振り返った。また、谷津選対総局長は「自民にお灸をすえてやれということだろう」と話した。 首相の続投、自民内に異論 続投を表明した安倍総理に対し、公明党や主な派閥幹部らは、今のところ総理の判断を支持する考えを示してますが、党内からは反発の声も上がっている。総理が続投を表明したものの、青木参議院議員会長、そして中川幹事長は、それぞれ選挙結果の責任をとり辞任する意向と見られ、総理を守る構え。また、公明党や主な派閥幹部らも、「総理が続投するならばとりあえずは支える」という姿勢。 しかし、ある津島派幹部は「これは歴史的な大敗だ。本人が続けると言っても、党内は収まらないだろう」との見方を示しています。また、加藤元幹事長は 「有権者の気持ちを無視して続投した場合、総理だけでなく自民党もズタズタになるという危険性もある」と述べており、今後、党内から総理の責任問題を追及する声があがることが予想される。
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