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平成20年1月11日(金)昨日:松下が「パナソニック」に社名変更と発表。 松下電器産業は1月10日、社名を「パナソニック」に変えると発表。「National」ブランドも廃し、「Panasonic」に一本化する。 「断腸の思いもあるが…」「ノスタルジーではなく、会社の世界的な発展を目指して…」、松下が社名を「パナソニック」に変える。90年間親しんだ名前を捨て、「世界のパナソニック」を目指してゆく。 「真のグローバルエクセレンス(世界的優良企業)になるには、ブランドを統一して全従業員の力を結集する必要があると判断した」、松下電器産業の大坪文雄社長は1月10日、大阪府内で会見し、社名変更の理由をこう説明した。 創業以来90年間使い続けた「松下」の社名を捨てるのは、「断腸の思いもあった」と打ち明ける。「私が入社したのも『松下電器産業』。個々人にはノスタルジーもあるだろうが、会社としての発展や成長の可能性につながる決断になるよう努力したい」。 また同日、2008年度の経営方針も発表した。普及価格のBlu-ray Discレコーダー投入、世界・最小最軽量の一眼レフカメラの開発、大型の有機ELテレビ開発に向けた準備などを行っていく。 ◇ 「松下」にはローカルなイメージがある 社名変更は昨秋、「若手メンバーに検討をお願いした」結果、決めたという。6月下旬予定の定時株主総会で承認をえた上で、10月1日付けで変更する。「松下」の名が入ったグループ企業もすべて「パナソニック」名に変更。松下電工は「パナソニック電工」に変わる。 国内の白物家電向けに展開してきたNationalブランドも、社名変更と同時にPanasonicへの切り替えに着手。2009年度中にPanasonicに統一する。全国の「ナショナルショップ」も順次Panasonicブランドに変えていく。 「松下のブランド価値は、商品の内容と比べて伸びていない。その一因は、ブランドが『松下』『Panasonic』『National』の3つに分散していること。『松下電器』という名にはどうしてもローカルなイメージがある。世界トップクラスのブランド力を備えたグローバルエクセレンスになるには、分散していた力をひとつの価値に集中させることが必要。さまざまな方に支えられてきた創業以来の社名を手放すのは大きな決断で、それ以上の価値を生み出す責任がある」、大坪社長は決意を語る。 創業者・松下幸之助から引き継いできた経営理念は堅持すると強調。「創業家には昨年12月に説明し、すぐに賛同してもらった。『会社は社会の公器』など、松下幸之助の経営理念は守っていく」とした。変更に伴う費用は300億円程度を見込んでいる。 ※ 余りにも偉大なる創業者・松下幸之助の名に、「訣別の鈴」をつけさせるために、「若手メンバー」を起用した事は、ある意味で姑息な逃げなのかも知れない。ローカル色の強かった『松下電器産業』から、インター“ナショナル”な「パナソニック」にどれほど飛躍できるか「松下」の命運がかかっている。松下さん、「トヨタ」ブランドの強さを羨んでるかな? ♪あかるーいナっショナル、明るーいナっショナル、 ♪みんなーげんきー、なんでーもっ、ナっショナール。 1月11日、広辞苑、10年ぶりに改訂 岩波書店の「広辞苑第六版」が今日発売されます。 広辞苑は1955年からの累計で1100万部を誇る、ベストセラー辞典。第六版は、1998年以来10年ぶりの改訂になる。この間、インターネットで無料検索できる「ネット辞書」に押され、時事用語辞典は紙媒体からの撤退が目立った。そんな中で、「広辞苑」はあくまで「紙」にこだわり、「紙で引く」ことの効用を説いている。 ◇ 国語力アップに辞典の効用 2007年4月に文部科学省が全国の小学6年生と中学3年生の計221万人を対象に行った全国学力テスト。11月にその結果が発表され、今の子どもは「応用力が弱い」「記述式が弱い」ことが明らかになった。 さらに他のデータでは、私大生の2割、短大生の3人に一人は日本語基礎力が中学生レベルだったことがわかり、「いまの学生たちの日本語力は戦後最悪」と、関係者を嘆かせた。 ※ 思えば、三島由紀夫は何十年も前から「正統的日本語を使うのは、我々が最後の世代だろう」と明言していた。作家の自負と共に、言葉に対する愛惜あふれる表現だった。 2006年4〜5月に大阪府教育委員会が行った「学力実態調査」では、家に辞典がある子どもは学力が高い、という因果関係も判明した。2006年に開校した京都市の立命館小学校は深谷圭助教頭が提唱した「辞書引き学習法」を取り入れ、小学校1年生から辞書に慣れ親しむ取り組みを進めている。
この辞書引き学習は、日常生活の中で自然と「辞書を引く」行為を動機付けていく活動。辞書を使って、知っている、知らないに関わらず、言葉を調べる習慣をつけることで、自発的に勉強に取り組む姿勢を育むのが狙い。辞書に詰まっているたくさんの言葉を「読む」ように引くことができれば、言葉を知り、漢字を知り、国語力が備わってくるという。深谷教頭は「辞書は語彙力だけでなく、自ら学ぶ力がつく。言葉に興味を持ち始める小1のときが始め時」としている。
岩波書店が、東京と大阪の小学校で延べ5年間以上国語を教えている先生を対象にした「児童の国語力と辞書に関する調査」によると、「辞書を引くことの、子どもの国語力向上への効果」について、「非常に効果がある」と答えた人は48.0%。「まあ、効果がある」は47.0%と、「効果がある」という回答が95.0%を占めた。この調査でも国語力の低下の原因として「本を読まなくなった」ことをあげた人は多かったが、このような反省もあって、全国の小学校で「朝の読書運動」や「読み聞かせ」教育が広がってきている。読書するように辞書を引く、辞書を手にとる、わからないことはすぐに確かめる。そうした習慣を身につけることが子どもたちの「本読み」の楽しみを深めることにもつながる。 ※ 学生時代、意味も無く辞書を引いて暇つぶしをしていた。今のようにネットがなかったから、国語辞典も英和辞典も結構面白く、親には聞けないことなんかも辞書で知ったものだった。 ◇「紙」の効用
電子辞書というと、手のひらサイズの専用端末が一般的。搭載している辞書も国語、英和・和英は当たり前、新たに中国語などの第二外国語も加わり、受験学習タイプや旅行タイプなどの目的別とコンテンツの充実は目覚しい。そして、広辞苑も搭載されている。オンライン型も普及しており、必要なときに、簡単に引ける便利さがそこにはある。
◇「広辞苑」ポスターに登場する各界著名人 1月11日に発売される「広辞苑 第六版」の広告媒体に登場する各界を代表する著名人8名。椎名林檎(29)、吉田美和(DREAMS COME TRUE)、手塚治虫、桑田真澄(39)、黒柳徹子、美輪明宏、高見のっぽ、太田光(爆笑問題) 。広告はJRと一部私鉄・地下鉄の駅貼りポスターとして掲載される。掲出は1月19日までを予定。 ◇「ブログ」「顔文字」もお目見え 第6版では、「ブログ」や「顔文字」といったネット・携帯電話関連用語も新たに収録された。追加された新語は約1万語で収録語数は計24万項目に増えた。10万語の候補から選んだという新収録語はほかに、「いけ面」「うざい」「ニート」など。世代によっては「定着したのか」と疑問を持ちそうな言葉もある一方、「ウルトラマン」など「今までなかったの?」とちょっと驚く「新語」もある。一方、採用を見送られたのは「クールビズ」「イケテる」など。 広辞苑の新語採用が毎回ニュースになるのは、流行を追うのではなく、定着した言葉を収録するという編集方針に理由がありそうだ。歴史の長さと部数の多さから「国民的辞書」と評されるだけに、収録されれば一時の流行語が「市民権を得た」として関心を呼ぶという訳だ。 広辞苑の初版は1955年に発行された。三省堂の「大辞林」がライバルとして登場するのはようやく1988年で、1995年には小学館の「大辞泉」も刊行された。広辞苑は1998年に出た第5版までの累計が約1,100万部に達しており、「国民的辞書」と言われる所以のひとつだ。 こうした「優位」を反映してか300万台を超えるとされる電子辞書への搭載率も広辞苑の「圧勝」。「紙」へのこだわりを見せる広辞苑だが、2001年から「i-mode」など携帯電話で有料サービス(月額105円)を始め、CD―ROM版も1987年以来刊行を続けるなど「デジタル」への取り組みは意外に早い。 ◇「脳トレ」を追い風に? しかし、ネット辞書の台頭はめざましい。特に、「ネット VS 紙」で動きがあったのは、2007年夏の時期だった。時事用語辞典の分野で、「imidas」(集英社)と「知恵蔵」(朝日新聞社)が「紙」から撤収してネット版に特化することが明らかになった。「紙」を継続するのは「老舗」の「現代用語の基礎知識」(自由国民社)だけになったという次第。自由国民社は、「老舗は愚直に創刊の志を確認しながら、コツコツ行くしかない」と答えている。 「現代用語の基礎知識」の発行部数は12万部で、創刊時の10分の1程度。だが、清水均編集長は「『部数が落ち込んでいる』という認識は、少し事実に反する」とのコメントをJ-CASTニュースに寄せている。「パソコンやTVのなかった昭和20年代といまの時代とを単純に部数だけ比較して『落ち込んでいる』と認識していません。むしろ13万、14万と発行しながらも休刊しなければならない他社の本のつくり方に対して、弊社は『適正な本づくり』を心がけて来ました。『休刊』は検討どころか議論にのぼったこともありません」。さらに、2誌の休刊で事実上独占状態に戻ったことについては、「もちろん部数は多いほうがいいと思います。が、この20年、競合誌に翻弄されましたが、ライバルを失って感じることは、老舗はただ愚直に創刊の志を確認しながら、コツコツ行くしかないのだろうな、というところです」と、老舗としてのプライドをのぞかせた。
一方で「紙の辞書」の販売面での「順風」の兆しもある。ゲームの世界で一大ブームを起こした「脳トレ」だ。第一人者の川島隆太・東北大教授が「面倒な作業をすることでより脳を活性化させることができる」と紙の辞書をひくことを推奨している。
文化庁が2007年2〜3月に、約2,000人から回答を得た「国語に関する世論調査」によると、書けない漢字があったときに調べる手段を尋ねた質問で、「本の形になっている辞書」と答えたのは60.6%(複数回答)で最多。携帯電話の変換機能使用が35.3%、電子辞書19.4%、ネット上の辞書10.1%だった。世代間でかなり数値は異なるようだが、全体でまだ6割を占める「紙」派は、予想外に多いように思われる。 |

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私は広辞苑をずっと使っています。岩波フアンで、古語辞典、漢語辞典なども愛用しています。広辞苑は秀逸な辞書ですが、何せ、分厚なので、最近ではその重さにちょっと閉口気味といったところです。
2008/1/13(日) 午前 4:22 [ kaz*_51** ]