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◇ 阪神新井が鹿児島・最福寺で「護摩行」 FAで阪神に移籍した新井貴浩内野手(30)が13日、鹿児島市の最福寺で護摩行を行った。燃え盛る炎の前で約2時間読経を続けた新井は、「口では表現できないくらい苦しいが、自分自身のためですから」。真っ赤な顔で放心状態になりながらも「キャンプでも気持ちを強く持って、また1年間しっかり頑張りたい」と新天地での活躍を誓った。14日からは兄貴として慕う金本も合流し、15日まで合同で修行に励む。 阪神・新井貴浩内野手が13日、3日間の修行に入った。打率、本塁打、打点の打撃全部門での自己記録更新を目指す今季は「3冠王バージョン」の荒行を敢行。通常、温度300〜400度の護摩行の炎を最大500度まで高める限界行に臨み、プレッシャーに耐えうる精神を作り上げる。 「何も考えられない。気持ちを強く持って、負けまいと。それだけです」炎にあぶられ1時間半。今回が4度目でも、行の苦しさは増すばかり。これまでには皮膚がやけど状態で1週間程度の入院をした人もいるという。「逃げてはいけない。常に向上心をもって、上を目指してやっていかないと」。 顔を真っ赤にして、1日目が終了。池口恵観法主(72)は、本人の意気込みに応えるように手綱を緩めない。「今日よりも明日、明日よりもあさってが厳しくなる。今日が300度なら明日は400度、あさっては500度」護摩木を入れる法主の“気”で、炎の勢いは増す。 14日からは、金本も現地で行に合流するが「たまたま一緒になっただけ。ここには、自分自身を鍛えに来ている」と己との対話に専念して、最大3メートルに達する炎に打ち勝ち、自己最高の記録を残す。 ◇ 新井が耐えた! 叫んだ! 護摩行で心の強さを磨いて三冠王 阪神・新井貴浩内野手が13日、鹿児島・最福寺で恒例の護摩行を行った。「今年は三冠王を獲れ」とハッパをかける池口恵観法主のもと、これまでで最も厳しい3日間の修行を積み、どんなピンチにも屈しない鋼鉄の心に磨きをかける。 50センチ前で燃えさかる高さ3メートルの火柱が、みるみるうちに顔面を赤褐色に染めていく。流れ落ちる汗をぬぐうことなく、一心不乱に不動真言を唱え続けること1時間半。奥歯をかみしめて耐えた。「今までで一番厳しかった。顔とひざもやけどしている状態。途中、息ができなくなって、何も考えられなかった」。 新井は肩で息をしながら言葉を絞り出した。2004年オフに始めた護摩行だが、今年はひと味違う。「火の力を強くしている。新しい球団でいい成績を残してもらいたいので、それなりの行をしてもらう。三冠王を獲ってほしい」と池口法主。三冠仕様の儀式(?)は通常の2倍(3000枚)以上の護摩札をくべ、さらに池口法主が送る“気”を強めることで、炎の温度は400度を超えた。池口法主は「あす、あさってはもっと厳しくする。きょうと同じでは気絶する」と試練の3日間を予告したが、これを乗り越えてこそ新たな世界が見えてくる。 ◆ 護摩行:最大3メートルに達する300度〜400度の炎の前でお経を唱える荒行。祈願や供養の言葉が書かれた護摩木を焚き上げる。最福寺では、午前6時の鐘勤行に始まり、朝勤行、掃除、三礼と呼ばれるスクワットのような行を行うなど、一日中、修行づけの生活を送る。他には金本だけでなく、オリックス・清原などもかつて行っている。 ◇ 最福寺の起源:室町時代にまでさかのぼり、代々修験道・真言密教の正系を受け継いで参りました。薩摩の武士たちが国盗り合戦の時、山伏・行者を集めて必勝祈願や呪い合戦をしたのがその起源だといわれています。山伏は元来、山に籠もり難行苦行を積み、祈祷の術を磨いていたので寺院を持つことはありませんでしたが、薩摩修験道第十八代相承者、池口恵観大阿闍梨が最福寺を建立し、初代法主となり現在に至っています。 (HPより http://www.saifukuji.or.jp/index.html ) ※ その昔、釈尊の弟子で煩悩熾烈なる者がいた。日夜、自身の性欲に悩まされ、ついに自らその男根を断ち切る。伝え聞いた釈尊は、愚かなる者、彼は断つべきものを間違えた、と仰せになる。火傷をするほどの行為が、「行」であるのか「我慢比べ」であるのか、その人の心がけ次第か。もし平生の覚悟なくんば、一時の「行」は、何ほどの意味をも持ち得ない。 (最福寺御本尊・不動明王) ◇ 阪神・新井が護摩行で精神鍛錬 「逃げたら駄目」(2009年1月) 阪神の新井貴浩内野手が14日、鹿児島市の最福寺で護摩行を公開した。燃え盛る火柱の前でお経を唱え続けた新井は、水膨れができた顔で「精神面の鍛錬。駄目だと思ったら余計に熱くなる」と話した。 「しんどいし、怖いけど、逃げたら絶対に自分が駄目になっていくと分かる」と新井。この荒行は16日まで続く。 火にくべる護摩木が昨年までは2000本だったのが、ことしは3000本に増えた。4日間で7回も行を行い、5年目で最も厳しいものに。新井は何度か意識が朦朧としたという。「ここ一番で駄目だと思うのと、絶対に何とかしてやろうという思いが湧いてくるのとでは全然違う」と打席内での心境と照らし合わせて説明した。 最福寺の池口恵観師は「何としても3冠王を取ってほしい。本人もその気持ちがあると思う」と大きな期待を寄せた。新井は「目標は日本一。自分の結果がチームと連動してくる。自分が活躍すればするだけ、点が入る」と力強く呼応した。
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