|
◇ 初マラソンの中村友梨香が名古屋優勝! 名だたる有力選手のひしめく中で、優勝したのは初マラソンの中村友梨香(21)選手(天満屋)だった。2時間25分51秒、少々微妙なタイムだが、明日の陸連選考会では北京代表に選ばれるだろう。 2位の尾崎好美(2時間26分19秒)も初マラソンだった。3位は加納由理(2時間26分39秒)。弘山晴美は9位、坂本直子は10位に終わった。 女子マラソン五輪代表は昨年の世界選手権(大阪)銅メダルの土佐礼子(31)=三井住友海上=が既に決まり、昨年11月の東京国際を制したアテネ五輪金メダルの野口みずき(29)=シスメックス=も確実。事実上残り1枠を、今年1月の大阪国際で日本勢トップの2位となった森本友(24)=天満屋=と中村が争う。男女マラソンの北京五輪代表各3人は10日の日本陸連理事会、評議員会で正式決定する。 ※ マラソンほど調整の難しいスポーツはない。五輪選考レースに狙いを定めて、数年間のトレーニングを積み重ねてきても、直近の一週間で何らかのアクシデントがあれば、万事休す。高橋尚子の場合、急に血糖値が下がった可能性もあると、小出監督は指摘していた。(レース後の記者会見で右膝手術と判明)まさに無事是れ名馬。 ◇ 五輪候補に1社から2人、喜び複雑な天満屋(百貨店) 9日に行われた名古屋国際女子マラソンは、岡山・天満屋の中村友梨香選手(21)が初マラソンで初優勝を飾り、北京五輪の代表争いに名乗りを上げた。五輪代表の3選手は10日に決まるが、実質的な残り1枠を巡り、同じ天満屋の先輩、森本友選手(24)と争うことになった。 マラソン初挑戦の中村=兵庫県出身=が、トップで名古屋国際女子マラソンのゴールに飛び込み、北京五輪の「第3の代表候補」に急浮上。もう1人の候補の森本友とは、百貨店「天満屋」(岡山市)の陸上部の同僚。「2人とも選ばれればいいが」。関係者に喜びと戸惑いが交錯した。 中村のタイムは、大阪国際女子マラソンで2位に入った森本に17秒及ばなかった。優勝会見に臨んだ中村は「できれば(森本のタイムを)切りたいという思いはあった」と話す一方、「北京でどういう走りをしたいか」という質問には、「まだ選ばれてないので何とも言えません」と答えた。天満屋の武冨豊監督も「今の段階では(代表が)うちから出る可能性が高いということ」と淡々と話すにとどめた。 天満屋岡山店では、社員食堂のテレビで約50人がレースを見守り、中村のゴール直後に大きな歓声をあげた。同社は10日の代表選手決定の直後に記者会見を予定している。広報担当者は「2人とも、五輪に出場した山口衛里、坂本直子両選手という天満屋の先輩を目標にがんばってきた。どちらにも実現させてあげたい」と話した。 ◇ 追記:友梨香、五輪決定「夢のよう」(3月10日) 日本陸上競技連盟は10日、北京五輪のマラソン代表を発表し、9日の名古屋国際女子マラソンを2時間25分51秒で優勝した中村友梨香ら男女各3人が選ばれました。初マラソンを制して北京キップをつかんだ中村は、女子の補欠となったチームメートの森本友(24)と会見し、さらなるスピードアップでメダル獲得に意欲を見せた。 夢見心地だった。高校の先輩だった坂本直子にあこがれ天満屋に入社したのが2004年。「入社したときは、選ばれるとは思っていなかったので夢のよう」。だが、浮ついた気持ちはない。「森本先輩や坂本先輩、ほかの出られなかった人の分もしっかり走らないといけない」。坂本、そして補欠として同席した森本のためにも快走を誓った。 世界で戦うため、「自分の持ち味はスピード。もっと切り替えられる力をつけないと、上に行くときは通用しない」。武冨豊監督(54)も「スピードは伸ばせる。野口ともスパート勝負という状況になればチャンスはある」と前回王者にも引けを取らない潜在能力を強調した。今月末には米ニューメキシコ州・アルバカーキで合宿を張り、能力にさらに磨きを掛ける。 中村友梨香:1986年4月1日生まれの21歳。兵庫県出身。165センチ、50キロ。2006、07年世界ロードランニング選手権に出場。2006年全日本実業団ハーフマラソン2位。9日にフルマラソン初挑戦の名古屋国際で優勝。
|

- >
- Yahoo!サービス
- >
- Yahoo!ブログ
- >
- 練習用



