|
平成20年10月7日(火)昨日:東国原宮崎県知事の下品なKYぶり。 知事は6日午前、記者団に「解散されても、公示されても今のところありません、と言う」と不出馬を表明したかに見えたが、知事不出馬の報道が駆けめぐると、午後には記者団に「不出馬宣言ではない」と打ち消しに躍起になり、「今のところはない」と繰り返すばかり。 国政への転身についても、「いつかはある」と話し、情勢の変化によっては出馬へ転じる可能性もあるとの認識を示唆した。 宮崎県のホームページには6日までに200件超のメールが寄せられ、うち9割超が衆院出馬に反対の内容だった。知事は「県民の意見を重視するのが私の政治姿勢。重く受け止めたい」などと話したが、県民世論の動向を睨みながら衆院出馬を模索するかのようだ。 ※ 彼の「県民の意見を重視するのが私の政治姿勢」とは、どこまでも風向きを読んで動くことを意味するのみ。そもそも一期すら務めずに右顧左眄するような県知事に、政治信条など求めるべくもないか。宮崎県のメッセンジャーボーイにも厭きたのかな。宮崎県連は候補者を公募するらしい。この辺からして、両者はつるんでるんじゃないかな? <ヤクルト3 − 1阪神> またしても、巨人阪神が並んだ。阪神がヤクルト投手陣から7安打を放ちながら、わずかに1得点。頂上を目前にして打線のタイムリー欠乏症が深刻。 岡田監督、「単発やからな」。安打は出るのにつながらない。 昨夜の敗戦で、巨人とは勝ち数、負け数、引き分け数でも並んだ。最後に勝率、勝ち数で並ぶことになれば、今季の直接対決で既に勝ち越しを決めている巨人の優勝となる。ともに残りは4試合。横一線に並んでいるようには見えるが、実は阪神が遅れをとっている。 ※ あの“10.8”ふたたび、明日いよいよ巨人阪神最終決戦(東京ドーム)。 10月7日は、「ミステリー記念日」です。 1849年10月7日、エドガー・アラン・ポーが亡くなったことに由来します。 西村孝次編の年譜によれば、「1849年(嘉永二年)10月7日、 日曜日の朝5時、ついに命絶える」とある。 『モルグ街の殺人事件』THE MURDERS IN THE RUE MORGUE エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎・訳 サイレーンがどんな歌を歌ったか、 また、アキリースが女たちの間に身を隠した時、 どんな名を名のったかは、難問ではあるが、 みなみな推量しかねることではない。 (トマス・ブラウン卿) ※ ホメロスの叙事詩『オデュッセイア』に登場するサイレーンは、美しい歌声で船員たちを惑わせ船を難破させた。同じくホメロスの『イリアス』のヒーロー・アキリース(アキレス)は、トロイア戦争に加わると命を落とすという予言を受け、女たちの間に身を隠した。 ※ (梗概):モルグ街にある一軒の住宅で、親子が惨殺された。鍵のかかった部屋のなかは激しく荒らされており、娘の遺体は煙突に押しこまれた状態で見つかった。また刃物でのどを切られた母親の遺体が中庭で発見された。動機を持つ者はおらず、手がかりとなると思われた現場で聞かれた犯人の言葉は、証言者によってスペイン語、イタリア語、フランス語だったと食い違いを見せた。この不可解な殺人事件の真相を、オーギュスト・デュパンが鮮やかに解き明かす。 (抜粋) 僕はこんなふうに…帰納的(ア・ポステリオリ)に…考えを進めた。犯人はこの二つの窓のどちらからか逃げたに決っている。そうだとすれば、窓は内側からふたたびあのようにしめることはできなかったはずだ。…こいつが、それが実に明瞭であるために、警察がこの方面の調査をやめにしたわけなんだがね。それだのに窓枠はしまっていた。とすると、窓にはひとりでしまる力がなければならんことになる。この断定には逃げ道がないのだ。僕は邪魔のないほうの窓のところへ歩いて行って、ちょっと骨を折って釘を引き抜き、それから窓枠を上げようとしてみた。一所懸命にやってみたが、僕の予想していたとおり、それは上がらなかった。そこで僕は隠し弾機(ばね)があるにちがいないと気がついた。そしてまたこんなふうに自分の考えが確かめられてきたので、僕は、釘に関する事情がまだどんなに不思議に見えても、少なくとも僕の前提が正しいということがわかってきた。念入りに探してみると、すぐに隠し弾機が見つかった。僕はそれを押してみて、この発見に満足して、窓をあけることはしなかった。 (抜粋) 今度は、実に驚くべき力を用いた証拠がもう一つあるのを見よう。炉の上には人間の灰色の髪の毛のふさふさした束…非常にふさふさした束…があった。これは根元から引き抜いたものだった。頭からこんなふうに二、三十本の髪の毛だって一緒にむしり取るには大した力のいることは君も知っているだろう。君も僕と同様その髪の毛を見たんだ。あの根には(ぞっとするが!)頭の皮の肉がちぎれてくっついていたね。…まったく一時に何十万本の髪の毛をひっこ抜くときに出すような恐ろしい力の証拠だ。老夫人の咽喉はただ切られていただけではなく、頭が胴からすっかり離れてしまっていた。道具はただの剃刀なんだぜ。このやり方の獣的な残忍性も見てもらいたい。レスパネエ夫人の体にある打撲傷のことは僕は言わない。デュマ氏と、その助手のエティエンヌ氏とは、それはなにか鈍い形の道具でやったものだと言っている。そこまではこの方々の説はまことに正しい。鈍い形の道具というのは明らかに中庭の舗石なのだ。被害者は寝台の上にあるほうのあの窓からそこへ落ちたのだよ。この考えは、いまから見ればどんなに単純なものに見えようとも、鎧戸の幅に気がつかなかったと同じ理由で、警察の連中には気がつかなかったのだ。…なぜかと言えば、釘があんなふうになっていたので、彼らは窓があけられたかもしれんということなどはまるで考えなかったんだからね。 (抜粋) 水夫が覗きこんだとき、その巨大な動物はレスパネエ夫人の髪の毛をつかんで、床屋の手ぶりをまねて、彼女の顔のあたりに剃刀を振りまわしていた。娘は倒れていて身動きもしない。気絶していたのだ。老夫人が悲鳴をあげ、身もだえしたので(その間に髪の毛が頭からむしり取られたのだが)、猩々のたぶん穏やかな気持がすっかり憤怒の気持に変った。その力強い腕で思いきり一ふりすると、彼女の頭を胴体からほとんど切り離してしまった。血を見ると猩々の怒りは狂気のようになった。歯を食いしばり、両眼から炎を放って、娘の体に跳びかかり、その恐ろしい爪を咽喉へ突き立てて彼女の息が絶えてしまうまで放さなかった。猩々のきょろきょろした血ばしった眼つきが、このときふと寝台の頭の方へ落ちると、その向うに、恐怖のために硬ばった主人の顔がちょっと見えた。たしかにあの恐ろしい鞭をまだ覚えていた猩々は、怒りがたちまち今度は恐怖に変った。罰を受けるようなことをしたと悟って、自分のやった凶行を隠そうと思ったらしく、ひどくそわそわして部屋じゅうをとびまわり、そのたびに家具をひっくり返したりこわしたりし、また寝台から寝具をひきずり落したりした。とうとう、まず娘の死体をつかんで、のちに見つけられたように、煙突のなかへ突き上げ、それから老夫人の死体をつかんで、すぐ窓から真っ逆さまに投げだした。 ※『モルグ街の殺人』は、ポー自らが主筆をつとめた「グレアム雑誌」の1841年4月号に掲載。史上初の推理小説とされる。本作で登場する探偵のC・オーギュスト・デュパンは、シャーロック・ホームズをはじめとする後の名探偵の人物像に少なからぬ影響を与えた。また世界で初めて密室殺人を扱った作品とも言われる。 |

- >
- Yahoo!サービス
- >
- Yahoo!ブログ
- >
- 練習用





