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10月15日、新渡戸稲造忌

 平成20年10月15日(水)昨日:江田島海自第1術科学校のリンチ殺人?

 広島県江田島市の海上自衛隊第1術科学校で、3等海曹(25)が格闘訓練中に頭を強打し、約2週間後に死亡した問題で、海自呉地方総監部が訓練当日夜の報道発表で「訓練は2人1組になり、1対1で実施していた」と事実と異なる説明をしていた。総監部は14日、当時の発表について「15対1の訓練だったことは翌日(9月10日)把握した。事実を隠そうとしたわけではなく、情報が混乱していたためのミスだった」とした。

 ※ 「15対1の訓練」とは、一体いかなる場面を想定するものか? 自衛隊、警察、政界財界、相撲部屋、ホントの事は一切伝わらない。これを情報化社会と言う。煙を見て、火なるを知る。煙のさまざまな状態から、いかなる事実が隠されているかを見極める。これを情報リテラシーと言う。



 10月15日は、新渡戸稲造忌です。

 ◇ 新渡戸稲造(1862年〜1933年)

 文久2年、盛岡藩士・新渡戸十次郎の三男として生まれる。英文の著書に、『 Bushido: The Soul of Japan 』がある。

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 新渡戸家のプライドと不遇:祖父の新渡戸傳(つとう)は、幕末期に荒れ地だった南部盛岡藩の北部・三本木原(現在の青森県十和田市付近)で灌漑用水路・稲生(いなおい)川の掘削事業を成功させ、稲造の父・十次郎はそれを補佐し都市計画や産業開発も行った。この三本木原の総合開発事業は新渡戸家三代(祖父・傳、父・十次郎、長兄・七郎)に亘って行われ、十和田市発展の礎となった。

 だが、稲造の曾祖父で兵法学者だった新渡戸維民は藩の方針に反対し僻地へ流され、祖父・傳も藩の重役への諌言癖から昇進が遅く、御用人にまでのぼりつめた父・十次郎もまた藩の財政立て直しに奔走したことが裏目に出て蟄居閉門となり、失意の内に病没。こうした不遇は、第二次世界大戦へと突き進む時代の中で、平和のために東奔西走しながら亡くなった稲造の生涯にも通じる。

 明治33年(1900年)、英著『武士道』の初版が刊行される。各国語に翻訳されベストセラーとなる。これは、カリフォルニア州で転地療養中に書かれたものだった。日清戦争の勝利などで、日本に対する関心が高まっていた時期であり、大いに注目された。

 その後、第一高等学校校長、東京殖民貿易学校長、東京帝国大学教授、拓殖大学学監、東京女子大学学長などを歴任。大正9年(1920年)の国際連盟設立に際して、教育者で『武士道』の著者として国際的に高名な新渡戸が事務次長に選ばれている。 また、エスペランティストとしても知られ、大正10年(1921年)には国際連盟の総会で、エスペラントを作業語にする決議案に賛同したが、フランスの反対にあい、実現しなかった。(英語こそが、事実上のエスペラント。)

 晩年、日本が国際連盟を脱退し軍国主義思想が高まる中、「我が国を滅ぼすものは共産党と軍閥である」と堂々と発言。右からも左からも反発を買う。多くの友人を失い、弟子たちも去った。反日感情を緩和するため渡米した際も、「新渡戸は軍部の代弁に来たのか」とアメリカの友人からも反発され、失意の日々が続いた。昭和8年(1933年)、カナダにて客死。

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 ◇ 『 Bushido: The Soul of Japan 』

   矢内原忠雄訳『武士道』(1938年)岩波文庫 ISBN 4003311817
   奈良本辰也訳『武士道』(1997年)三笠書房 ISBN 4837917003

 本書は、新渡戸氏がベルギーの法律学者・ラブレーに、日本は宗教教育無くして、いかに道徳教育を施すのか、と質問され、自分の道徳教育の根本理念は武士道にあり、と感じて書かれたもの。

 新渡戸は、武士道の基本を仏教の諦観、神道の教義、儒教の教訓と見る。これらが一体となって、日本の道徳概念が形成されたと見る。それは封建制度に培われ発展したとする。新渡戸は、日本の道徳は武士道だと主張し、日本を広く海外に示し、日本文化への理解を広めた。

 ※ 『武士道』を説いた新渡戸は、平和のために奔走し果せなかった。平和を希求すべき政治家は、軍部に怖れをなし口を噤んだ。大衆は、空騒ぎをして命を落としていった。人間の作る歴史は、いつも同じことの繰り返し。繰り返すほどに罪深い…。


 【参照】10月15日、女人禁制破りの日
 http://blogs.yahoo.co.jp/sw21akira/21721332.html

 【参照】10月15日、白川どぶろく祭り(2006年)
 http://blogs.yahoo.co.jp/sw21akira/21712947.html

 【参照】10月15日、中日の川相引退表明(2006年)
 http://blogs.yahoo.co.jp/sw21akira/21763432.html

 【参照】10月15日、JBC倫理委、亀田父子を処分(2007年)
 http://blogs.yahoo.co.jp/sw21akira/37402769.html

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