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10月27日、源義忌

 平成20年10月27日(月)本日:WBC会議、監督人選、思惑絡み議論白熱か?


 10月27日は、源義忌です。

 ◇ 角川源義(1917年〜1975年) 角川書店創業者、俳人、国文学者

 角川源義(かどかわ みなよし)(俳号は源義[げんぎ])

 富山県中新川郡東水橋町生まれ。生家は北陸一と言われた裕福な米問屋。旧制神通中学校に在学中から俳句を作り始め、国語漢文に関しては教師を困らせるほどの博識ぶりだった。一方、数学が苦手で第四高等学校受験に失敗。1936年、上京して第一東京市立中学校の補習科で浪人生活を送っていたが、古書店で折口信夫の著書『古代研究』に出会ったことが契機となり、父の反対を押し切り國學院大學文学部予科に入学。在学中、国文学科で折口信夫に師事。1941年12月8日、臨時徴兵制度によって大学を繰り上げ卒業。

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 1945年11月、東京都板橋区小竹町で角川書店設立。既に岩波書店から刊行されベストセラーになっていた阿部次郎著『三太郎の日記』を合本として上梓し、成功を収めた。1949年、角川文庫を発刊。文庫という分野は岩波書店と新潮社という二つの老舗によって既に開拓されていたため、新興出版社の角川書店の進出が成功するかどうか危ぶまれたが、関係者が驚くほどの成功ぶりだった。 1952年11月、全25巻の『昭和文学全集』を発刊。1巻あたり15万部強の記録的な売れ行きを示し、文芸出版社としての角川書店の評価を確立する。

 私生活の面では、鬼源と綽名されるほどの癇癪持ちであり、女にだらしが無かった。家庭を顧みずに複数の愛人を作って私生児を産ませるなど、出版人にあるまじき無軌道な生き方に終始した。享年58、浄華院釈義諦、東京都小平霊園(東村山市)。


 ◇ 俳人・角川源義

 ロダンの首 泰山木は花得たり
 ※ 彫刻家ロダンの猪首を想起し、彼の彫刻の数々を思い出す。

 煌々と人離れゆく雪催(ゆきもよい)

 花枇杷や砂丘をひらき家と墓

 花あれば西行の日とおもふべし

 薔薇大輪稚ければ神召されしや

 月の人のひとりとならむ車椅子

 引越の日の十三夜無月なり

 後の月雨に終るや足まくら(絶句)

 ※ 自由奔放に生きた者に、死のイメージは濃い。

 病院の一室でひたすら待ち望んでいた十三夜の月は、儚くも雨に消えてしまった。「夜中に、『月がでたかネ』という。窓辺には大分遅くならないと月が見えない。月を見たがる主人が、月に連れられていくのではという気がして見せられなかった」と、照子夫人は「看病日記」に記している。死の一ヶ月前のことだった。

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 ◇ 俳人・角川春樹

 句集に、『カエサルの地』『信長の首』(芸術選奨文部大臣新人賞・第六回俳人協会新人賞)『流され王』(読売文学賞)、『花咲爺』(蛇笏賞)、『檻』『存在と時間』『いのちの緒』など。


 ◇ 角川文庫発刊に際して  角川源義

 第二次世界大戦の敗北は、軍事力の敗北であった以上に、私たちの若い文化力の敗退であった。私たちの文化が戦争に対して如何に無力であり、単なるあだ花に過ぎなかったかを、私たちは、身を以って体験し痛感した。西洋近代文化の摂取にとって、明治以降八十年の歳月は決して短すぎたとは言えない。にもかからわず、近代文化の伝統を確立し、自由な批判と柔軟な良識に富む文化層として自らを形成することに私たちは失敗してきた。そしてこれは、各層への文化の普及浸透を任務とする出版人の責任でもあった。

 一九四五年以来、私たちは再び振りだしに戻り、第一歩から踏みだすことを余儀なくされた。これは、大きな不幸であるが、反面、これまでの混沌・未熟・歪曲の中にあったわが国の文化に秩序と確たる基礎を齎らすためには絶好の機会でもある。角川書店は、このような祖国の文化的危機にあたり、微力をも顧みず再建の礎石たるべき抱負と決意とを持って出発したが、ここに創立以来の念願を果すべく角川文庫を発刊する。これまで刊行されたあらゆる全集叢書文庫類の長所と短所とを検討し、古今東西の不朽の典籍を、良心的編集のもとに、廉価に、そして書架にふさわしい美本として、多くの人々に提供しようとする。しかし私たちは、徒らに百科全書的な知識のジレッタントを作ることを目的とせず、あくまで祖国の文化に秩序と再建への道を示し、この文庫を角川書店の栄ある事業として今後永久に継続発展せしめ、学芸と教養の殿堂として大成せんことを期したい。多くの読書子の愛情ある忠言と指示とによって、この希望と抱負とを完遂せしめられんことを願う。

     一九四九年五月三日


 ※ 併せて岩波文庫の発刊の辞を掲載する。

 ◇ 読書子に寄す 岩波文庫発刊に際して  岩波茂雄

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 真理は万人によって求められることを自ら欲し、芸術は万人によって愛されることを自ら望む。かつては民を愚昧ならしめるために学芸が最も狭き堂宇に閉鎖されたことがあった。今や知識と美とを特権階級の独占より奪い返すことはつねに進取的なる民衆の切実なる要求である。岩波文庫はこの要求に応じそれに励まされて生まれた。それは生命ある不朽の書を少数者の書斎と研究室とより解放して街頭にくまなく立たしめ民衆に伍せしめるであろう。近時大量生産予約出版の流行を見る。その広告宣伝の狂態はしばらくおくも、後代にのこすと誇称する全集がその編集に万全の用意をなしたるか。千古の典籍の翻訳企図に敬虔の態度を欠かざりしか。さらに分売を許さず読者を繋縛して数十冊を強うるがごとき、はたしてその揚言する学芸解放のゆえんなりや。吾人は天下の名士の声に和してこれを推挙するに躊躇するものである。このときにあたって、岩波書店は自己の責務のいよいよ重大なるを思い、従来の方針の徹底を期するため、すでに十数年以前より志して来た計画を慎重審議この際断然実行することにした。吾人は範をかのレクラム文庫にとり、古今東西にわたって文芸・哲学・社会科学・自然科学等種類のいかんを問わず、いやしくも万人の必読すべき真の古典的価値ある書をきわめて簡易なる形式において逐次刊行し、あらゆる人間に須要なる生活向上の資料、生活批判の原理を提供せんと欲する。この文庫は予約出版の方法を排したるがゆえに、読者は自己の欲する時に自己の欲する書物を各個に自由に選択することができる。携帯に便にして価格の低きを最主とするがゆえに、外観を顧みざる内容に至っては厳選最も力を尽くし、従来の岩波出版物の特色をますます発揮せしめようとする。この計画たるや世間の一時の投機的なるものと異なり、永遠の事業として吾人は微力を傾倒し、あらゆる犠牲を忍んで今後永久に継続発展せしめ、もって文庫の使命を遺憾なく果たさしめることを期する。芸術を愛し知識を求むる士の自ら選んでこの挙に参加し、希望と忠言とを寄せられることは吾人の熱望するところである。その性質上経済的には最も困難多きこの事業にあえて当たらんとする吾人の志を諒として、その達成のため世の読書子とのうるわしき共同を期待する。

     昭和二年七月

 ※ 高校時代、これらを読んで密かに情熱を滾らせた、そんな時期もあったのだ。


 【参照】10月27日、「読書週間」が始まる日(2007年)
 http://blogs.yahoo.co.jp/sw21akira/37715792.html

 【参照】「興毅悪うない!」赤井&雅が亀田擁護(2007年)
 http://blogs.yahoo.co.jp/sw21akira/37721260.html

 【参照】日本シリーズ第1戦<日本ハム3 - 1中日>(2007年)
 http://blogs.yahoo.co.jp/sw21akira/37732512.html

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