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平成21年2月15日(日)昨日:ベルリン映画祭でW受賞「愛のむきだし」。 園子温監督の映画「愛のむきだし」(公開中)が現地14日、ベルリンで開催中の「第59回ベルリン国際映画祭」で、「カリガリ賞」「国際批評家連盟賞」の2部門を獲得。両賞とも映画祭事務局とは違う外部組織が運営する賞ながらも権威ある賞。同作が映画初主演となった「AAA」の西島隆弘(22)は「思い出とともに記録に残ってうれしい」と喜んだ。 敬虔なクリスチャンの一家に育った主人公の青年・ユウを通して、宗教、快楽など人間の本能を描いた作品。上映時間が3時間57分と通常の倍以上で劇場との交渉に難航し、現在は渋谷のユーロスペースのみでの上映。カリガリ賞の受賞理由は、「観客を視界と音楽の渦に沈めた。真実の愛、信仰、そして私たちの存在意義を想起させる」と、手放しの絶賛。 メガホンを取った園監督は「ベルリン映画祭でのこのような賞を受賞するのは夢だったので本当にうれしい」とコメント。本日、渋谷のユーロスペースでベルリン凱旋記念トークショーが開かれる。 本作で監督が描くのは、快楽と苦痛・真実と嘘・キリスト教と新興宗教など、社会や人間に内在する二面性を背景にした“究極の愛”。 主人公は、神父である父親に懺悔(告悔)を強要され、懺悔をするための罪作りとして“盗撮のカリスマ”と化してしまった青年である。彼は、生まれて初めて恋に落ちるのだが、やがて謎のカルト教団に追われる破目に…。 神父の父・テツ(渡部篤郎)と二人で暮らす少年・ユウ(西島隆弘)は、盗撮が趣味。ふとしたことがきっかけで出会った少女・ヨーコ(満島ひかり)に恋をするが、ヨーコと家族が新興宗教にハマったため、その宗教に戦いを挑んでいく――。音楽グループ「AAA(トリプル・エー)」でメインボーカルを担当する西島隆弘の主演作。 2月15日は、「京大俳句事件」の日です。(1940年) 1940年2月15日、特高警察が同人誌『京大俳句』の反戦句を危険思想と見做し、 会員15人を治安維持法違反容疑で次々と検挙したもの。 虚子などの花鳥諷詠派に対抗する「新興俳句」の砦的存在として、同人誌『京大俳句』があった。そして『京大俳句』は、反戦俳句活動も活発だった。 渡辺白泉の「憲兵の前ですべつてころんじやつた」も、当時の『京大俳句』に載っていた。 この事件に関しては某俳人の暗躍説などあり、不可解な要素が多い。「静塔以外は、まさか逮捕されるなどとは思ってもいなかっただろう」と言う朝日新聞記者・勝村泰三の戦後証言もある。“赤狩り”はいつも、内部抗争と表裏一体の関係を有する。 ◇ 京大俳句事件 昭和15年2月15日、特高警察は『京大俳句』の幹部の8人(京都の井上白文地、中村三山、宮崎戎人、中村春雄、辻祐三、神戸の平畑静塔、波止影夫、東京の仁智栄坊)を一斉に逮捕。これが俳句史上、最大最悪の言論弾圧事件である「京大俳句事件」の始まりだった。 第2次検挙で、東京の石橋辰之助、杉村聖林子、三谷昭、渡辺白泉、大阪の和田辺水楼、淡路の堀内薫が逮捕され、第3次検挙では、西東三鬼が逮捕され、第4次検挙で、島田青峰、東 京三(秋元不死男)、古家榧夫、藤田初巳、中台春嶺、小西兼尾、細谷源二、林三郎、平沢英一郎、栗林一石路、橋本夢道、横山林二、神代藤平が逮捕されるに及んだ。 第4次検挙では最早「京大俳句」のみならず、どの俳句結社に所属していようとも、ちょっとでもおかしな俳句を詠んでいる俳人がいれば、直ちに「赤い俳人」と言うレッテルを貼り逮捕した。何らの罪もない俳人らが不当逮捕され、留置所に1、2年留置され、連日の取調べを受けた。それは殆ど拷問だったと言う。 東 京三(秋元不死男)の句に、冬空をふりかぶり鉄を打つ男、と言うものがある。これに対して、「鉄と言うのは資本主義のことで、プロレタリアがそれを叩き潰すと言う意味なんだろう?」と言う具合に詰問し、何日も何日も東 京三を責め立てた。 さらに酷いのは、平沢英一郎、栗林一石路、橋本夢道のような「自由律俳句」の俳人らに対して、俳句の定型を無視して『自由』を標榜するとは、危険至極な思想である!、と言う始末だった。 ◇ 西東三鬼 (さいとう さんき、1900〜1962) 岡山県生まれ。日本歯科医専卒。歯科医としてシンガポールに渡り、帰国後は東京で病院勤務。患者の勧めで俳句をはじめ、「京大俳句」に加わる。後に弾圧され、一時俳句を廃するも戦後に『天狼』を創刊させ、俳句性の追求に意を注いだ。句集に『旗』『三鬼百句』『夜の桃』など。 ◇ 自称・京大生の20歳男、大麻所持容疑で逮捕(2月15日) ズボンのポケットに乾燥大麻を隠し持っていたとして、大阪府警は15日、京都市東山区の自称・京都大生の谷口将隆容疑者(20)を大麻取締法違反(所持)の疑いで逮捕したと発表した。府警によると、谷口容疑者は同大法学部2年の学生証を所持し、容疑を認めているという。 谷口容疑者は友人と大阪市中央区西心斎橋のクラブで酒を飲んでいたところ、ほかの女性客とトラブルになったという。女性客と一緒に交番に行き、署員から任意で話を聴かれていた。同署は、谷口容疑者が「大麻はクラブで顔見知りの男からもらった。過去に一度吸ったことがある」と供述した、と説明している。 大学生による大麻関連事件は、昨年5月に関西大の学生が密売目的で乾燥大麻を所持していたとして逮捕されたほか、慶応大、同志社大、早稲田大、法政大など有名私学で相次いでいる。東京大では今年1月、スペイン国籍の留学生が密輸の疑いで逮捕された。 |

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