|
平成21年3月7日(土)昨日:「自民に及ばぬは本意でない」政府高官が釈明。 政府高官は6日、西松建設の巨額献金事件に絡み「自民党に及ぶことは絶対にない。金額が違う」との発言について「『検察がやることだが』と断ってから一般論として違法性の立証は難しいという文脈で話した。自民党に及ばないとの断定は私の本意ではない」と釈明した。 ※ 名花は秘すれどもおのずから芳し、とか。人の心のやましさ腹黒さもまた然り。 3月7日は、赤黄男忌です。 ◇ 冨澤赤黄男(1902年〜1962年)(かきお、本名:冨澤正三) 日野草城の弟子、『旗艦』同人。中国大陸などを転戦中に戦争俳句を発表。 戦後、俳誌『太陽系』『薔薇』創刊・主宰。 代表作に句集『天の狼』『蛇の笛』『黙示』など。 肺癌、享年59、春暁院正容自恭居士、小平霊園に眠る。 同年、西東三鬼、飯田蛇笏、相次いで逝く。 ※ うしろ姿のしぐれてゆくか(山頭火)
鶴は鳴く雲の炎に身を絞り
困憊の日輪をころがしてゐる傾斜
爛々と虎の眼に降る落葉 海昏るる黄金の魚を雲にのせ
蝶墜ちて大音響の結氷期 (天の狼 )
明治35年、西宇和郡保内町生まれ。早稲田大学を出て国際通運東京本社に勤めたが、昭和5年帰郷。地元の人たちと俳句を始め「ホトトギス」に投句したが一度も入選しなかった。昭和11年、日野草城の「旗艦」創刊に参加してからは、その句は不思議な光芒を放ちはじめる。石の上に 秋の鬼ゐて火を焚けり 野の果ての虚しき空をおよぐ牛 (蛇の笛) 指ほそく 抛物線を掴むかな 草二本だけ生えてゐる 時間 (黙 示) かなしさは きみ 黄昏のごとく 去る 冨澤赤黄男 昭和12年、召集されて中国を転戦する。
落日をゆく落日をゆく真赤い中隊
赤黄男は、曠野の戦地での幻想と疲労困憊、郷愁と絶望を謳った。昭和15年、マラリヤに罹患し内地に転送されたが、翌年9月再度召集される。砂塵と落日、銃声と靴音の大陸から一転、守備地・北千島・占守島(しゅむしゅとう)で夥しい流木に見舞われる。戛々とゆき戛々と征くばかりなり(戛々=かつかつ、堅い物同士が触れ合う音、さま)
流木よせめて南をむいて流れよ
戦後「太陽系」を創刊。昭和27年には「薔薇」を創刊主宰。有季定型を超えた赤黄男の俳句は、伝統的俳壇からはついに受け入れられなかったが、その純粋な詩魂に共鳴するものは多い。昭和37年3月7日逝去。
草二本だけ生えている時間
◇ 「赤い月」シリーズのエロティシズム
赤い月をみなをとこをとりこにせり
◇ 師・日野草城の句作赤い月淫淫たれば草を嗅ぐ 赤い月にんげんしろき足そらす 赤い月さかなははだえなまぐさし 赤い月愛欲のさかなひたひたす 俳句に官能を詠み込んだ先駆的存在の日野草城(1902〜1956)。
牝獣となりて女史哭く牡丹の夜 (私小説的俳人?)
|

- >
- Yahoo!サービス
- >
- Yahoo!ブログ
- >
- 練習用



