今日の出来事ロジー

7月19日は、 河合隼雄 の命日です。

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 平成21年9月30日(水)昨日:自民党の新3役決まる。

 自民党の谷垣禎一総裁(64)は29日、幹事長に大島理森国会対策委員長(63)、総務会長に田野瀬良太郎政調副会長(65)、政調会長に石破茂前農林水産相(52)を起用した。最大派閥の町村派から登用せず、脱派閥をにじませながらも、党内バランスや論功行賞に配慮した人事。 石破氏は衆院鳥取1区で当選8回。総裁選では早々と谷垣氏支持を表明。 国会対策委員長には腹心の川崎二郎元厚生労働相(61)を起用。尾辻秀久参院議員会長(68)は続投。現在、空席の選挙対策委員長は選挙対策局長に格下げ。


 <中日4−1巨人>(29日、ナゴヤドーム)

  中日は80勝に到達、朝倉は10勝目 巨人は先発が変調?

 中日は二回、ブランコの先制38号ソロ後、2死から先発・朝倉の「いいところに飛んだ」と言う右越え2点二塁打、さらに三回にも野本の2号ソロで加点し、その後は継投でしのいだ。朝倉は2年ぶりの2桁勝利。巨人はグライシンガーが本調子にほど遠く、打線もお疲れモードだった。

 巨人・原監督は「グライシンガーは不安定な部分もあったが、良く投げた。明るい材料」と、何事も無いように語ったが、監督の内心は違うようにも見えた。

 ※ 今夜が、今年最後のナゴヤドームのゲームです。恒例のイベントなどが行なわれ、最後に立浪選手の現役引退セレモニーが行なわれます。今夜の立浪選手は、やっぱ、スタメンで。ミスター・ドラゴンズは永遠に不滅です。


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 9月30日は、五木寛之の誕生日です。(1932年、旧姓:松延)

 生後まもなく朝鮮半島に渡る。1947年、日本に引き揚げる。1952年、福岡県立福島高等学校卒業、早稲田大学第一文学部露文学科に入学。1957年、学費未納で早稲田大学を抹籍。その後、作家として成功後に、未納学費を納め中退扱いとなる。1965年、石川県選出の衆議院議員(のち金沢市長)岡良一の娘・玲子と結婚、その際に五木姓を名乗る。夫人の親類の五木家に跡継ぎがなかった。夫人の郷里・金沢に身を寄せる。

 1966年、『さらばモスクワ愚連隊』により、第6回小説現代新人賞受賞。1967年、『蒼ざめた馬を見よ』により、第56回直木賞受賞。1972年、休筆。

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 1974年、リチャード・バック「かもめのジョナサン」の翻訳を刊行、ベストセラーとなる。1975年、日刊ゲンダイでエッセイ『流されゆく日々』の連載を開始。現在も続く長寿連載。1976年、『青春の門・筑豊編』により、第10回吉川英治文学賞受賞。1981年、執筆活動を一時休止し、京都の龍谷大学(浄土真宗本願寺派系の大学)の聴講生となり、仏教史を学ぶ。

 1985年、執筆活動を再開。直木賞や吉川英治文学賞、泉鏡花文学賞等の選考委員としても活躍する。1998年、『大河の一滴』がベストセラーとなり、2001年に映画化された。2002年、菊池寛賞受賞。同年、英語版『TARIKI』が2002年度ブック・オブ・ザ・イヤースピリチュアル部門を受賞。2004年、仏教伝道文化賞受賞。『風に吹かれて』は2001年までに、単行本・文庫本の合計で460万部のベスト&ロングセラーとなっています。


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 ◇ 2008年9月1日から中日新聞に連載された 「親鸞」

 朝刊の連載小説として、五木寛之・作、山口晃・画の「親鸞」が先月で終わった。全部で354回分。毎朝、とても楽しみだった。浄土真宗の開祖・親鸞を活気にみちた青年期から、激動の時代を生き抜いた、生身の親鸞像を描ききった。著者にとっては、ひさびさの新聞連載で、プレッシャーもあったようだが、連載中は健康面でトラブルもなく無事に乗り切った。(遠藤周作氏は、中日新聞連載中にお亡くなりになった。ミステリアスで、不思議な印象の書き出しで楽しみだったのだが、とても残念だった。タイトルは、確か「黒い揚羽蝶」だったと記憶する。)

 山口晃氏の挿絵が素晴らしく、毎朝、親鸞と親切なる思いを深めた。 山口晃:1969年、東京生まれ。群馬県桐生市に育つ。1996年、東京芸術大学大学院美術研究科絵画専攻(油絵)修士課程修了。2001年、第4回岡本太郎記念現代芸術大賞優秀賞。日本の伝統的手法と現代風俗とを融合した作品などが国内外で高く評価され、幅広い分野で制作活動を展開中。


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 『親鸞』206「法然上人の目」(八)2009.03.31

 法然は言葉をつづけた。
「わたしが叡山をはなれて別所の聖となったのも、ただ法門での出世栄達をすてて、遁世したわけではない。そのころはのう、隠遁し、聖となることもまた、人びとに崇まわれ、ひそかな尊敬をあつめるもう一つの名利の道でもあったのよ。わたしの心のなかには、そのような隠れた名声をもとめる煩悩の火がもえさかっていたのかもしれぬ。黒谷の別所から西山広谷、そしていまこの吉水に移り住んで易行念仏を説いてはいても、心にわきおこる迷い、悩み、欲、そねみ、などの心はどうしてもおさまらぬ。本願を信じ、念仏一筋を撰択してもなお波立つ無明の海がある。わたしは人びとに厳しい戒律を守らずともよい、ただ念仏しさえすれば、と説きながら、この身は七十歳ちかいきょうまで、ついに女性には指一本ふれずに戒を守って生きてきた。そのゆえに清僧とよばれ、権門や仏門からも一目おかれてきておる。しかし … 」と、法然は目をふせて、声をおしだすような口調でいった。

 「しかし、正直にもうせば、かつて美しい女性を見て煩悩のざわめきをおぼえずにはいられぬころもあったのじゃ。女犯の罪は、夜毎の夢のなかですでにくり返し犯している。わたしは体の清僧ではあっても、魂はすでに破戒女犯の身なのだ」

 「上人さま … 」驚きのあまり、かすれた声で蓮空が叫んだ。
「なぜ、そのようなことを、ここでおっしゃるのですか! わたくしは信じません!」
「行者宿報設女犯 … 」法然はひとりごとのように、その言葉をくり返した。
「そうか、聖徳太子が観音に化身して、そう告げられたのか。四十年、いや、三十年前にその言葉をきいていれば、わたしも … 」その後の言葉はきこえなかった。

 はりつめた沈黙のなかで、法然の声が天井からふってくるようにひびいた。
「ただ一回の念仏で、不動の信心がしかとさだまるような者は、それでよい。その人はすでに仏とひとしい場所にたっているからじゃ。しかし、わたしも含めて末世の衆生は、ひときわ心さだまらぬもの。愚痴のごとく日々念仏をくり返すのも、念仏ともうすのは、その仏縁を思いださせようとする仏からの呼びかけに、応える声でもあろうか」

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 『親鸞』208「法然上人の目」(十)2009.04.02

 法然はむかしをなつかしむように首をふった。そしていった。
「わたしに法然という、この名をつけてくださったのも、叡空師であった。なつかしいのう。そのころのことを、ふと思いだしておった。仏法について、他人とむやみに法論をたたかわせるのは、よくない。しかし、仲間同士でふだんの疑問を真剣に語りあうことは大事であろう。そこで最後にひとつきいておきたい」

 法然はひと息いれて、おだやかな口調で範宴にたずねた。
「わたしは日々つねに念仏を口にとなえて暮らしておる。その法然の念仏と、そなたがとなえる念仏とは、はたしてちがうところがあるであろうか。それとも同じ念仏として、変るところがないのか。どうじゃ」

 範宴はしばらく考えた。遵西や蓮空の視線が針のように突き刺さってくる。範宴はいった。「同じ念仏でございましょう。すこしも変るところはないと思います」

 「なんと … 」蓮空が怒りの声をあげた。遵西はあきれはてたといわんばかりに唇をゆがめ、首をふっている。「安楽房は、この範宴の意見をどう思う?」法然が聞いた。遵西は言下に答えた。「とんでもない思いあがりでございます。反論する気もありません」「よくそのようなことを」と、横で蓮空がけもののような唸り声をあげた。「我慢も、もうこれまでじゃ」いきなりとびかかった蓮空の拳が、固い石のように範宴の顔を連打した。

 「やめよ、蓮空」法然の声が厳しくひびいた。さきほどまでのおだやかな声とはまったくちがう、戦場の武者頭のような野太い声だった。

 「わたしの念仏も、範宴の念仏も、そして蓮空や遵西の念仏も、ここにあつまるすべての人びとの念仏も、すべてみ仏のご縁によってうまれる念仏じゃ。阿弥陀如来からたまわった念仏であることに変わりはない。そう思えば、この法然房源空の念仏も、そなたたちの念仏も、まったく同じ念仏であろう。範宴とやら、よう答えた。きょうからそなたを、この法然の仲間の一人として吉水に迎えよう。よいか」

 いま自分は、はじめて本当の師とめぐりあったのだ、と範宴は思った。

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 ※ 親鸞 ( 1173〜1262 )
 叡山では範宴(はんねん)、法然下で綽空(しゃっくう)・善信と称した。


 【参照】9月30日、山岡荘八の命日(1978年)
 http://blogs.yahoo.co.jp/sw21akira/37000773.html

 【参照】9月30日、シモーヌ・シニョレの命日(1985年)
 http://blogs.yahoo.co.jp/sw21akira/44820710.html

 【参照】9月30日、宝蔵院流槍術奉納演武会(2006年)
 http://blogs.yahoo.co.jp/sw21akira/20685122.html

 【参照】9月30日、YS―11がラストフライト(2006年)
 http://blogs.yahoo.co.jp/sw21akira/20714868.html

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