今日の出来事ロジー

7月19日は、 河合隼雄 の命日です。

全体表示

[ リスト ]

 ◇ ノーベル平和賞にオバマ氏 「核なき世界」提唱を評価(10月9日)

 ノルウェーのノーベル賞委員会は9日、2009年のノーベル平和賞を、米国のバラク・オバマ大統領(48)に授与すると発表した。同委員会は授賞理由について「国際外交や人々の協力関係を後押しする傑出した努力」を続けたと説明。「核なき世界」を提唱し、核軍縮への新しい潮流を生み出した同氏の功績をたたえた。在任中の米大統領の受賞は、最近ではきわめて異例となる。

イメージ 1

 ノーベル賞委は「オバマ氏が掲げた核兵器なき世界に向けたビジョンと取り組みには特別の重みがある」と強調した。授賞を通じて、米ロの核軍縮交渉やイランや北朝鮮の核問題解決に向けた動きを側面から後押しする意図があるとみられる。同委はそのうえで「オバマ氏ほど世界の関心をひき付け、未来への希望を人々に与えることができる人物は数少ない」とし、影響力の低下が指摘される米国のリーダーシップ回復への期待を示した。

 現職米国大統領の受賞は1906年のセオドア・ルーズベルト、1919年のウッドロー・ウィルソン以来で、実に90年ぶり。就任して1年にも満たない大統領が選ばれるのは極めて異例で、同委のオバマ大統領への期待値の高さを示す。

 同委のトールビョルン・ヤーグラン委員長は、核軍縮交渉のほか、国連をはじめ多国間の枠組みを重視し、中東和平交渉など、「対話」を促進していることについて、オバマ氏への「支持」を表明。オバマ氏が提唱する「グローバルな問題に取り組むため、みなが責任を分かち合おう」という考えに「ノーベル委員会が108年間、まさしく追求してきた理念だ」と最大限の賛辞を贈った。

イメージ 2

 ノルウェーノーベル賞委員会の“ノーベル賞級”英断

 オバマ氏は今年4月、プラハでの外交演説で、広島、長崎に原爆を投下した米国には、核兵器を使用した唯一の国として、行動する道義的責任があると語り、「核兵器のない世界」に向け、交渉開始を宣言。9月に国連安全保障理事会で、議長として「核兵器全廃に向けた」決議採択を主導した。ロシアと戦略核兵器の大幅削減を目指す交渉を開始、年内大筋合意を目指す。

 授賞には、世界随一の経済力と軍事力を背景にした、ブッシュ前米政権時代の一国主義から決別し、多国間の対話を重視するオバマ氏にエールを送り、米国が国際社会との協調を強めることを促す狙いがある。 授賞理由では、米国が気候変動問題でより建設的な役割を演じている、とも指摘した。温室効果ガス削減で慎重意見が多い米国世論に大統領への協力を求める意図もうかがえる。 授賞式は12月10日、オスロ市庁舎で開かれ、賞金は1000万スウェーデン・クローナ(約1億3000万円)。

イメージ 3

 授賞理由の骨子

 国際的な外交と諸国民の協力強化に向けた比類なき努力。「核兵器のない世界」の構想とそれに向けた取り組み。国際機関の役割を重んじる多国間外交が中心的な位置を回復。米国は気候変動問題でより建設的な役割を演じている。より良い未来に向け、世界の人々に希望を与えた。

 平和賞のみノルウェー

 ノーベル平和賞:国際的な平和活動の推進や軍縮などに貢献した人物や団体に授与される。ダイナマイトの発明で富を築いたスウェーデンの化学者アルフレッド・ノーベル(1833〜96)の遺言に基づき、1901年に創設された。 生理学・医学、物理学、化学、文学、経済学の各賞の選考はスウェーデンで行われ、平和賞だけは創設当時、スウェーデンと連合王国だったノルウェーの国会が選んだ委員会が行う。授賞式は、ノーベルの命日にあたる12月10日。 日本人では非核三原則を唱えた佐藤栄作元首相が1974年に受賞。

 ※ 平和に貢献した“実績”を評価するのではなく、平和への“決意表明”を最大限に評価したもので、ノーベル賞委員会の極めて政治的な授賞とも言えそうだ。オバマ大統領にとって、この受賞は、或いは重い十字架となるかも知れない。

イメージ 4

 ◇ 米国民は驚きと戸惑い 祝賀ムードもなく

 オバマ米大統領の2009年ノーベル平和賞受賞が決まった9日、米国内の雰囲気は祝賀ムードにはほど遠く、驚きと戸惑い、さらには批判の声さえも聞かれた。その最大の理由は、米国民が喜びを共有できる「実績」が大統領にないためだ。戦時大統領への「平和賞」というイメージのギャップも大きく、支持層のリベラル派までが祝福を控えた。

 大統領の受賞声明を受けて始まったホワイトハウスの定例記者会見では、「おめでとう」の言葉もなく始まった質疑応答で、容赦のない質問が相次いだ。 「期待ばかりで、何も結果がないという認識を助長しないか」「冷戦終結に導いたレーガン(元大統領)は受賞しなかったが」。ギブス大統領報道官は困った様子で、「私はノーベル賞委員会のメンバーではない」と答えるしかなかった。 折しも政権内では、アフガニスタンへの米軍増派を巡る議論が進行中。「大統領は受賞の辞退を考えたか」との質問も出て、報道官は「私が知る限りでは、ない」と突っぱねた。

 ホワイトハウス前はいつも通り、観光客で賑わった。「オバマ・サポーター」の白人男性ローゼルさんは、「正直に言うと、『なぜ?』だね」。白人女性シェレンさんは、訪米中のチベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世のセミナーに参加した帰りで「ダライ・ラマは真の平和活動家。オバマが自分の発言を実行するよう期待しているわ」と淡々と話した。

イメージ 5
 ※ さらば! 一国独裁主義。   ネバーアゲイン! 軍事資本主義。

 ◇ ノーベル委員会は大統領の「核兵器のない世界」へ向けた理念を重視

 だが、反戦・核軍縮の米最大規模の団体「ピース・アクション」の声明は、アフガン増派を検討するさなかの受賞を「皮肉なことだ」と指摘。「核兵器のない世界」についても、「平和賞に値する業績がない」とし、「平和を推進する力」を示すように求めた。

 共和党や保守層はより辛辣だ。黒人で共和党全国委員会のスティール委員長は声明を発表。「確かなことは、大統領は雇用創出、財政責任などで、米国民からいかなる賞も得られないことだ」と皮肉った。保守系シンクタンク「ヘリテージ財団」はニュースメールで、「ノーベル賞は、米国の内政に横ヤリを入れ、政治論争の種をまいている」として、ノーベル賞委員会に批判の矛先を向けた。

 こうした状況下、援護者は過去の同賞受賞者らだ。カーター元大統領(2002年受賞)は「大統領のビジョンと決意を世界が支持するとの力強い意思表示だ」と評価した。ゴア元副大統領(2007年受賞)も「大統領が既に成し遂げたことが、歴史的観点から高く評価された」と絶賛した。 また、大統領の核戦略に影響を与えた一人、ナン元上院軍事委員長は「(核軍縮・不拡散への)地球規模の焦点と議論を再形成した」と喜んだ。昨年の大統領選を戦った共和党のマケイン上院議員は、CNNテレビで「驚いたが、我々は米国民として大統領が誉れ高い賞を得たことを誇りに思う」と祝した。

イメージ 6


 ◇ 反オバマ派が平和賞決定に批判 「足かせ」との指摘

 オバマ米大統領へのノーベル平和賞授与が決まった9日、大統領との対決姿勢を強めている共和党や保守派からは早くも「何も成し遂げていないのに」と批判が噴出。アフガニスタン情勢やイラン、北朝鮮の核問題に対峙する米国の指導者として、軍事行動などの厳しい対応を迫られる際の足枷となる可能性を指摘する声も出ている。

 スティール共和党全国委員長は声明で、オバマ氏の「スターとしての力」が、平和や人権の分野で地道に努力し、実績を積み上げている人の存在をかすませてしまったと非難。懸案の雇用対策など、自ら話したことを具体的な行動に移すことに対しては「どんな賞も授けられないだろう」と皮肉り、イメージ先行で中身が伴っていないと指摘。

 保守派論客のラッシュ・リンボー氏はノーベル賞委員会が「自らに自爆テロを仕掛けてしまった」と述べ、賞の権威が下がったと主張。ブッシュ前大統領の副報道官を務めたフラット氏も、実績のない段階での授賞は「ノーベル賞委員会の意図を疑わせる」と語り、ブッシュ氏への批判が背後にあると不快感を示した。

 オバマ氏への授賞理由は国際協調や核兵器廃絶への努力など、将来の実績に向けた期待が込められたものだけに、ワシントン・ポスト紙はオバマ氏の今後の行動が常に「ノーベル平和賞受賞者」という物差しで測られることになると指摘。米国の国益追求という大統領に課された使命を全うする上で「重荷と感じるかもしれない」と分析した。

よしもとブログランキング

もっと見る

[PR]お得情報

ふるさと納税サイト『さとふる』
11/30まで5周年記念キャンペーン中!
Amazonギフト券1000円分当たる!

その他のキャンペーン


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事