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「菊花賞・G1」(25日、京都)、スリーロールスが制す! ◇ 菊花賞、14年ぶり牝馬が挑戦 ポルカマズルカ 昨年12月の新馬戦は1800メートルを逃げて勝ったものの、年明け以降は1600〜1800メートルの速い流れに乗り切れず、後方で尽きるレースが続いていた。そこで畠山吉宏調教師は「長い方がレースにうまく参加できるのでは」と考え、7月の札幌で2600メートルのハンデ戦に出走させた。狙いは当たり3着と好走。その後も同距離で2、1着と成績を上げた。 3歳牝馬は通常、秋季は2000メートルの秋華賞を目標にする。だが陣営は、この長距離適性にかけ、牡馬が相手でも3000メートルの菊花賞に挑戦することを決めた。 血統的にも魅力がある。伯母は14年前の菊花賞で、牡馬に交じって5着と健闘したダンスパートナー。1996年優勝のダンスインザダークも伯父にあたる。 騎手は今年の日本ダービーをロジユニヴァースで制した名手・横山典弘。同馬が菊花賞を回避し、ポルカの手綱を依頼できるようになったことで、畠山調教師は「これ以上ない。心強い」と期待を膨らませる。 近年ウオッカやダイワスカーレットら、牡馬を相手にした牝馬の活躍は目立つ。ブラウニーが勝った47年以来、62年ぶりの牝馬による菊花賞制覇はなるのか。 ◇ 菊花賞には、吉川晃司? 歌手で俳優としても活躍する吉川晃司(44)が、25日に京都競馬場で行われるG1レース「第70回菊花賞」で、出走馬の本馬場入場の際、誘導馬に騎乗する。G1レースで芸能人が誘導馬に騎乗するのは史上初。NHK大河ドラマ「天地人」で織田信長役を演じた際にみせた乗馬シーンが抜擢のきっかけとなったが、「菊花賞に吉川」という語呂の良さも、考慮されたようだ。 JRAも秋のG1シリーズを盛り上げる企画を考案していた。そんな時に吉川の馬に対する思いを知り「考え方も素晴らしく、G1レースのイベントにふさわしい大物」ということで、オファーを出した。その際、格式に加え「吉川」と「菊花賞」という語呂の良さも考慮され、数あるG1レースの中から、菊花賞での大役となった。 吉川も「乗馬の師匠にも、由緒ある菊花賞の誘導馬に騎乗するなんて前代未聞と言われ、大変名誉に感じております」と、栄えある大役に意気込んでいる。当日は、菊花賞の表彰式プレゼンターやトークショーも行う予定で、まさに「菊花賞は吉川」デーとなる。 ◇ スリーロールス・浜中「自信あった」 単勝8番人気の伏兵・スリーロールス(牡、栗東・武)が混戦を制した。リーチザクラウンが大逃げを打つ展開で4番手付近を追走。最後の直線で外にヨレながらも伸び、内のフォゲッタブルとの競り合いをハナ差で制した。 G1初勝利の浜中騎手は「本当に馬が最後まで頑張ってくれた。G1ジョッキーになるのが夢だったし、うれしいのひと言。抜けたときに外にふくらんでしまったが、内からフォゲッタブルが来たらまた伸びてくれた」と話した。 3着にはセイウンワンダーが入った。 馬連(1)(3)は9410円、馬単(1)(3)は2万140円、3連複(1)(3)(12)は4万6070円、3連単(1)(3)(12)は31万6950円。 第70回菊花賞(京都GI、芝3000メートル)の最後は際どい決着だった。それでも「ゴールした瞬間に勝利を確信した」という浜中騎手は何度も左拳を突き上げた。8番人気のスリーロールスが鼻差で勝ち、重賞を初制覇した。 1番人気のリーチザクラウンが大逃げの手に打って出た。離れた3、4番手につける。「理想的な枠だったし、最初の坂の上り下りをうまく走れば、やれる自信はあった」と浜中騎手。直線でリーチザクラウンをとらえると持ち前の粘り腰で後続を振り切った。
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