|
◇ 横綱・朝青龍が引退表明「世間を騒がせた」(2010.2.4) 横綱・朝青龍(29)(本名ドルゴルスレン・ダグワドルジ、モンゴル出身、高砂部屋)は4日、現役を引退すると表明した。「いろいろお世話になりました。引退します」と述べた。朝青龍は知人男性に暴行したとされる問題で、理事選で当選した新メンバーによる理事会に召喚されていた。 朝青龍は平成11年初場所初土俵。15年初場所後に横綱昇進。優勝25回、殊勲賞3回、敢闘賞3回。引退を表明し、「いろいろお世話になりました。引退します。世間をいろいろ騒がせた。今は晴れたような気持ち」と述べた。 暴行問題では、朝青龍側の弁護士から、男性から被害届を提出しないなどとする示談書が2日に麻布署に提出されている。「このたびのことについて許す」という趣旨が書かれているが、暴行の事実については触れられていないと言う。 警視庁は事実関係や示談書の内容について確認するため、男性から事情を聴く方針で、朝青龍についても任意の聴取をする方向で検討している。 捜査関係者によると、問題のトラブルは初場所中の1月16日未明に、東京・六本木のクラブ前で発生。朝青龍はクラブで飲酒した後、路上で多数のファンに囲まれ、知人男性が朝青龍とファンの間に割って入った。 この際、男性が「横綱、頑張ってください」と声を掛けると、泥酔していたと言われる朝青龍は「オレに頑張れとは何だ!」と怒りだし、男性を自分の車に乗せたという。男性はクラブ近くの路上で車を降り、交通事故処理中の同署員に「車内で殴られた」と訴えた。 ◇ 朝青龍の略歴 本名はドルゴルスレン・ダグワドルジ。1980年9月27日、モンゴル・ウランバートル市生まれ。父ドルゴルスレンさんはモンゴル相撲出身。ドルジはモンゴル相撲の少年横綱となり、1997年に高知・明徳義塾高に留学。高校総体3位となり、中退して大相撲入りした。1999年初場所で初土俵を踏み、2003年初場所後に所要25場所の最速記録でモンゴル出身で初の横綱に昇進。2005年九州場所では史上初の7連覇と年6場所制覇を達成した。幕内優勝は大鵬、千代の富士に次ぐ歴代3位の25回。通算成績は669勝173敗76休、幕内成績は596勝153敗76休。殊勲賞3回、敢闘賞3回。 土俵外では、2007年に夏巡業を休場してモンゴルに帰国してサッカーに興じ、2場所出場停止処分を受けるなど、騒動を繰り返した。 ◇ 朝青龍、品格を問われ続けた横綱 横綱・朝青龍が現役引退を表明した。初場所で史上3位の25度目の優勝を果たして健在ぶりを示したばかり。だが、場所中に泥酔して一般男性へ暴力をふるった事件の責任を取る形で、土俵人生にピリオドを打った。横綱としての品格を問われる行動が目立ち、最後は自らの暴力で土俵人生を縮めた。 品格を問われることの多かった朝青龍だが、日本相撲協会のお歴々に品格のある御仁がどれほど居られるのだろうか。無記名投票と言いながら、立会人が表記を堂々とチェックして、誰も異を唱える者が居なかった角界のことだから、もともと世間の良識の通用する世界ではなかった。朝青龍も、ある意味では、角界の風通しを良くした。不祥事を起こせば、横綱といえども引退に追い込まれるという“良き”道筋をつけた。 |

- >
- Yahoo!サービス
- >
- Yahoo!ブログ
- >
- 練習用




