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平成22年3月16日(火)昨日:直木賞選考委の五木寛之氏・平岩弓枝氏が退任。 直木賞選考委員の五木寛之さん(77)と平岩弓枝さん(78)が退任すると、同賞を主催する日本文学振興会が15日、発表した。五木さんは1978年上半期(第79回)から、平岩さんは1987年上半期(第97回)から選考委員を務めていた。 五木さんは、佐々木譲さんの直木賞受賞作「廃墟に乞う」の選評にミスがあったとして、この2月に辞意を表明していた。主催者側は「選考も選評も真剣勝負で取り組んできた。ミスをおかしたことを機に退任したい。清新な空気を直木賞に入れたいと思います」との、五木さんの意向を受け入れた。平岩さんは「多くの作家を世に送り出すことができました。この辺で後進の方にバトンタッチしたいと思います」と辞意を固めた。 同賞の選考委員は8人になるが、今年の夏の選考(第143回)では補充しない。 ◇ 直木賞選考委員の五木寛之さん辞意(2010年2月20日) 直木賞選考委員の五木寛之さんが、同賞の選評でミスがあったとして、選考委員を辞める意向を文芸春秋に伝えた。文芸春秋は強く慰留している。同賞は日本文学振興会が主催し、文芸春秋が実質的に運営している。 選評は22日発売の「オール読物」3月号に掲載される。佐々木譲さんの今期の受賞作「廃墟に乞う」を論評するなかで、「破顔した」という表現について論じているが、その表現は作品中にはなかった。五木さんが出稿後に勘違いに気付き、訂正を求めたが間に合わなかったという。 ミスについては、新聞連載のエッセーで佐々木氏に謝罪していた。 18日に五木さんに会った文芸春秋の役員と編集者によれば、「ミスを見過ごしたのは編集部の責任と伝えたが、五木さんからは選考の厳しさを知らせるためにも、1行の過ちで身を引くこともいいのではないかと言われた」と話している。 五木さんは1978年から選考委員を務め、現役最長。 ※ 2009年現在、芥川賞選考委員は、池澤夏樹、石原慎太郎、小川洋子、川上弘美、黒井千次、高樹のぶ子、宮本輝、村上龍、山田詠美の9氏。 直木賞選考委員は、浅田次郎、阿刀田高、五木寛之、井上ひさし、北方謙三、林真理子、平岩弓枝、宮城谷昌光、宮部みゆき、渡辺淳一の10氏。 正賞は懐中時計、副賞は百万円。受賞作は、芥川賞が「文芸春秋」、直木賞は「オール読物」に転載されます。 3月16日は、笠 智衆の命日です。 ◇ 笠 智衆(1904年〜1993年) 熊本県玉名郡玉水村(現・玉名市)立花で父淳心、母トシの次男として生まれる。生家は浄土真宗本願寺派の来照寺。「笠智衆」と言う変わった名前は本名。 熊本県立玉名中学校(現・熊本県立玉名高等学校)を卒業後、旧制の東洋大学印度哲学科に入学する。大学は寺を継ぐために進学すると両親には告げていたが、その気はなかったと言う。 1925年(大正14年)に中退、松竹キネマ蒲田撮影所の第一期研究生として入所する。俳優になることは本意ではなく、住職以外なら何でもよかったのだと言う。だが同年7月、父淳心が遷化し、一度は住職を継ぐが、その後、兄に住職を譲り、1926年再度上京する。以来、松竹映画の俳優としての道を歩み出す。しかし当初は大部屋俳優時代が続き、出演映画の大半は端役だった。 小津安二郎監督の『一人息子』(1936年公開)では、32歳で初めての老け役を演じて好演する。この老け役で笠の俳優としての資質が認められる。 『父ありき』(1942年公開)では、小津作品で初の主役を演じた。感情を抑えた淡々とした語り口で演じる「父親」の役作りは、この作品が原点となった。 以後、小津の遺作となる『秋刀魚の味』まで、主役・脇役を問わず、すべての作品で重要な役を演じた。国内外を問わず小津映画を研究する者は、小津作品における笠を「小津映画の語り部」「小津の分身」と称する。 小津亡き後は、山田洋次監督作品の『男はつらいよ』シリーズに出演し、御前様として知られるようになる。第40作からは出演シーンも少なくなったものの、亡くなる直前まで出演した『男はつらいよ 寅次郎の青春』が遺作となった。 テレビドラマでは、山田太一が「笠さんに主役を演じてもらいたい」として書き下ろした『ながらえば』『冬構え』『今朝の秋』に主演して、高い評価を受けている。 2000年、キネマ旬報による「20世紀の映画スター・日本編」で男優部門の5位に選ばれた。 ◇ 映画『晩春』 この映画は敗戦後間もない昭和24年(1949年)に完成した。鎌倉を舞台にしており、当時の北鎌倉駅や鎌倉駅、横須賀線が映っていたり、七里ヶ浜から稲村ヶ崎、片瀬西浜海岸からの江ノ島が映っていたりして、往時を偲ぶ資料ともなる。 原節子演じる「紀子」と男友達がサイクリングしたのは由比ヶ浜から稲村ヶ崎、そして七里ヶ浜から江ノ島を越えて、片瀬西浜海岸まで。このシーンの中で、七里ヶ浜から見た稲村ヶ崎と片瀬西浜海岸から見た江ノ島は人工の建造物が(殆ど)無く、自然だけが映っている景観です。 鎌倉八幡宮境内で財布を拾う叔母「紀ちゃんのお見合いきっと上手くいくわよ」 父の一人暮らしを気にするあまり、自身の結婚話に乗り気になれない紀子。 娘を結婚へと決断させるために、偽りの再婚話をする父親の微妙な心理。 能舞台で父が遠い席の婦人に目配せする。それと知った娘はその婦人を窺う。 笠は演技について、演出家と対立するようなことはなかったが、自ら泣くシーンを演じることは拒否していた。 「明治生まれの男が泣くことはめったにない」というのがその理由だった。小津作品でも、小津安二郎に「言われたとおりに演技をした」笠であるが、『晩春』のラストで笠が林檎の皮を剥いてから慟哭すると言うシーンがあった。 笠は監督に「これはできません」と申し出た。小津はそれを認めて、うなだれるシーンに変更した。 不朽の名作 不滅の役者 ◇ 3D映画「アリス」、興行2億ドル突破 「アバター」超えも 米国で5日に公開された3D映画「アリス・イン・ワンダーランド」(ティム・バートン監督)の国内興行収入が14日までに2億860万ドル(約189億円)と、今年の公開作品で初めて2億ドルを超えたことが分かった。AP通信などが伝えた。 公開第1週の興行成績は「アバター」(ジェームズ・キャメロン監督)を上回り、同作以上の大ヒットとなる可能性も出てきた。 革新的な3D映像が評判となった「アバター」に続き、3D映画の高い人気を裏付けた。英国など40ヶ国でも公開されたが、海外での興行収入も計4億3千万ドルと順調。日本では4月17日に公開予定。 「アリス・イン・ワンダーランド」は英作家ルイス・キャロルの「不思議の国のアリス」をベースにしたウォルト・ディズニーのファンタジー映画で、米国の人気俳優ジョニー・デップさんの出演などで公開前から話題を呼んでいた。 ※ 3D鬱などと言う噂もあったが、ファンタジー映画ならば観てもいいかな? ◇ 今日の誕生花・ハルリンドウ(ラジオ深夜便) 花言葉は、「高貴」。 あたたかや鳩の中なる乳母車 野見山朱鳥(あすか) |

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好きでしたね、あのヒョウヒョウとした感じ、また、一言〃が聞く者の心に滲みわたっていく感じ。安らかにお眠りください!
2010/3/17(水) 午前 2:34 [ kaz*_51** ]