|
平成22年7月16日(金)昨日:IMF提言、「日本は消費税上げを」。 国際通貨基金(IMF)は14日、日本に対する年次審査報告を発表し、先進国で最悪の水準となっている日本の財政状況について、「2011年度から段階的に消費税率を引き上げ、財政再建を始めるべき」と提言した。 特に税率について、「(消費税率を)15%に引き上げれば、国内総生産比で4〜5%(20兆円程度)の歳入増が生じる」などと言及している。IMFが税率や引き上げ時期などを詳細に示して増税を日本に求めるのは初めて。 報告は、「ギリシャの財政危機に端を発した欧州の信用不安を背景に財政再建の緊急性が増している」と強調。その上で、日本の消費税率について、14〜22%まで引き上げる案を提示。税率引き上げで短期的には「当初の3〜5年間は、成長率を0.3%程度引き下げる」と推計。しかし、中長期的には、「老後の不安などで蓄えていた貯蓄が消費に回る効果が見込める」として「毎年0.5%ずつ成長率を押し上げる」と結論付ける。 また報告は、消費税率引き上げとともに、諸外国に比べて高い法人税率を引き下げ、雇用や投資を刺激する成長戦略も組み合わせることを求めている。日本銀行にも「景気回復が弱まった場合は追加緩和策が必要」との見解を示した。 さらに、日本の構造的な基礎的財政収支(PB)について、「今後10年間にわたり、年平均で(5兆円程度にあたる)GDP比1%分ずつ削減する目標設定が望ましい」とした。 世界20ヶ国・地域(G20)首脳会議は6月、日本を各国が合意した財政再建目標の例外扱いし、菅首相が示した財政再建策を尊重する方針を決めた。しかし、報告はGDP比で約180%(2010年度末見込み)まで膨らんだ債務残高を抱える日本の財政に深刻な懸念を抱いていることを示している。 ◆ IMF報告骨子 2011年度から消費税率を段階的に引き上げ 法人税率の引き下げなど成長戦略も同時に実施 基礎的財政収支の赤字を今後10年間、GDP比で年平均1%分ずつ削減 景気回復が弱まった場合には、日銀の追加金融緩和が必要 ◆ 国別年次審査報告 世界経済や加盟国の経済の安定を実現するため、IMFのエコノミストが年1回、各国を訪問し、政府関係者と協議のうえ、政策評価や政策への助言をまとめたもの。IMFは国際通貨制度を監督し、加盟国の経済金融政策を監視する権限がある。 ※ やがては日本が世界のはた迷惑に:日本の膨大な負債額(国と地方とで約1千兆円)も心配御無用論みたいな話がある。日本人は貯蓄型国民で、負債額を遥かに上回る国民資産がある、というもの。仮に今現在はそうであったとしても、この先はどうなんだろうか。若年層の貧困化、高率法人税、高い設定の空港着陸料など、日本は明らかに住みづらく、ビジネスに向かない国になりつつある。海外からの物流拠点は日本になく、企業は競って海外進出を目論む。 日本の将来に明るい展望は少ない。消費税アップよりも景気回復が先決などと、何十年言い続けて来たのだろうか。公共投資で景気が回復するほどの小さな問題ではない。良くも悪くもグローバル経済になってしまった現在、島国のことだけ考えても全く無意味だ。先ずは足下を見つめて、ある金で遣り繰りして、無い金ばかりをあてにする悪癖をやめましょう。 来るべき若き人らのために … 。 ※ 国民の懐に手を入れる赤字国債、ツケはみーんな次世代に。 7月16日、365日が「外国人力士の日」です。 1972年(昭和47年)7月16日、大相撲名古屋場所で東前頭4枚目の高見山大五郎(高砂部屋)が外国人力士として初めて幕内最高優勝を果す。高見山は翌場所、外国人力士として初の関脇の地位に昇進する。 やがて彼は、大関・小錦、横綱・曙へと続くハワイ勢力士の先達と言われるようになった。 旧弊な相撲界の伝統的因習とも闘い、さまざまな差別や偏見に打ち勝った高見山。 彼の口癖のように思われた「Push Push」と言う言葉も、当時の高見山が先輩力士に何を質問しても、返ってくる言葉はいつでも「Push Push」ばかりだった事に由来する。 外国人力士成功の礎は、先ず第一に日本語習得だった。 ◇ 外国人、なくて何の相撲(すまひ)哉 2010年の大相撲名古屋場所は、「外国人力士場所」として永く人びとの記憶に遺されるかも知れません。 今回の角界の大不祥事・野球賭博事件で休場する力士は全て皆、日本人力士だからです。「国技」「伝統」などと言う美名を隠れ蓑に、反社会的組織との絶縁をなし得なかった旧体質のツケを清算すべき時が、遂に到来したというべきでしょうか。 2006年初場所の栃東以降、日本人の優勝力士が出ていません。今場所も白鵬の優勝は揺るぎないでしょう。そして今後とも、外国人力士勢優位の傾向に変わりはありません。 大関・琴光喜が最悪の形で廃業して、横綱・大関陣での日本人力士は37歳の大ベテラン・大関魁皇のみ。 しかも、新三役として、栃ノ心(グルジア出身)と白馬(モンゴル出身)が小結に昇進する名古屋場所でもあり、「外国人力士の日」と言うよりは、「外国人力士の場所」と言うべきだ。 ◇ 白鵬ヒヤヒヤ … 史上4人目40連勝(2010/7/18) 「大相撲名古屋場所8日目」(18日、愛知県体育館)で、横綱白鵬が時天空を上手投げで下し、無傷の8連勝で勝ち越しを決めた。ストレート給金直しは通算14度目で、1場所15日制が定着した1949年夏場所以降では、初代若乃花、輪島と並ぶ歴代5位。初場所から続く連勝は『40』となり、史上4人目の大台に到達した。 時天空が制限時間前から立つしぐさを見せ、横綱に揺さぶりをかける。「落ち着いて時間いっぱいで立とうと考えました」と冷静さを心がけ、制限時間いっぱいで立つ。 鋭く踏み込んで右四つに組み止め、巻き替えて右上手投げで体勢を崩す。再び巻き替えると、今度は左上手投げで強引に仕留めにかかる。粘る時天空に投げを打ち返され、もつれ合いながら土俵下にダイブ。観客がかたずをのんで見守る中、行司の軍配は東方、白鵬に上がった。 報道陣から「ヒヤッとしましたね」と声をかけられ、「う〜ん … でも先に左手をつくのが分かったんで」と苦笑い。連勝記録を史上4人目の大台に乗せた一番を「意識があったんじゃないかな」と振り返り、「区切りの『40』をいい相撲で飾れた。改めて一番一番の大切さを感じましたね」と大きく息をついた。(時天空の若干、かばい手気味の左手だった。) 年6場所制となった1958年以降では初となる3場所連続全勝優勝を見据え、残り7番に全神経を注ぐ構えだ。 元横綱・朝青龍が2月に引退し、ライバル不在の場所が続く中で、偉大な大横綱たちの記録をモチベーションに変えている。次なる目標は史上3位の連勝記録、大鵬の45連勝。 ◇ 今日の誕生花・トキソウ(ラン科) 花言葉は、「献身」。 羅(うすもの)をゆるやかに着て崩れざる 松本たかし 高原の花屋にありし朱鷺草の 鉢なつかしく憩う時あり 鳥海昭子 |

- >
- 生活と文化
- >
- 祝日、記念日、年中行事
- >
- その他祝日、記念日、年中行事




