|
平成22年8月13日(金)昨日:「御巣鷹」25年、遺族ら慰霊登山。 乗客乗員520人が死亡した1985年の日航ジャンボ機事故は12日、発生から25年を迎えた。単独の航空機事故として史上最悪の惨事になった墜落現場「御巣鷹の尾根」(群馬県上野村)を目指し、遺族らが早朝から慰霊登山した。 尾根は厚い雲に覆われ、雨脚が強くなる中、遺族はぬかるんだ登山道を杖を手に進んだ。標高1500メートルを超す尾根に立つ「昇魂之碑」や墓標に静かに手を合わせた。四半世紀を経て、遺族の高齢化は進み、子や孫に供養を委ねて麓の駐車場で待つ姿も見られる。今年1月に経営破綻した日本航空は、ベテラン社員の退社が相次ぎ、事故後に入社した社員が4分の3を占める状況。 前原国土交通相が午後、航空行政の所管大臣として初めて慰霊登山。夕方から、麓にある慰霊の園で日航の稲盛和夫会長ら経営陣も参列して追悼慰霊式が営まれる。犠牲者と同じ数のロウソク520本に火をともし、墜落時刻の午後6時56分に黙祷を捧げる。 8月13日、福永武彦忌です。 ◇ 福永武彦(1918年〜1979年) 詩人 フランス文学者 福岡県二日市町(現・筑紫野市)生まれ。開成中学・第一高等学校を経て東京帝国大学文学部仏文科卒業。 1945年、治療と疎開のため北海道帯広市に移り、3ヶ月ほど滞在したのち一時東京に戻るが、翌年再び帯広に渡り、帯広中学校の英語教師として赴任。その年に処女作「塔」を発表。しかし冬に肋膜炎を再発し、1947年秋に手術のため上京、清瀬の東京療養所に1953年まで入院。 その間に同世代の中村真一郎、加藤周一らと文学同人「マチネ・ポエティク」を結成し、日本語での押韻定型詩の可能性を追求した。戦後には、この三人で、『1946年・文学的考察』を刊行し、戦場での体験や左翼運動を経験した第一次戦後派作家とは距離をおいた文学活動をはじめた。 1954年の長編小説「草の花」で、作家としての地位を確立。人間の心理を奥深く探る方法で、多くの長編小説を発表。中村真一郎とともに堀辰雄の薫陶を受け、『堀辰雄全集』の編纂にも何度もかかわった。学習院大学で長く教鞭をとり、ヨーロッパの最先端の文学動向をよく論じた。ボードレールなどの翻訳や芸術家を主題にしたエッセイでも名高い。古典の現代語訳も多く試み、『日本書紀』『古事記』(河出文庫所収)『今昔物語集』(ちくま文庫所収)の翻訳は高い評価を得ている。 中村真一郎・堀田善衛とともに「発光妖精とモスラ」を書き、映画「モスラ」の原作(筑摩書房)となった。また、中村真一郎・丸谷才一と組んで、西洋推理小説をめぐるエッセイ『深夜の散歩』(早川書房)を刊行し、さらに加田伶太郎のペンネームで推理小説を書き、それを『加田伶太郎全集』という書名で1冊にまとめて刊行している。 幼少時にキリスト教伝道師であった母親のもとを離れて、父親に預けられた。母親との約束を守り、父親は開成中学時代までは教会に武彦を連れて出席した。しかし、その後武彦は教会から遠ざかる。死の二年前の1977年、クリスチャンになりキリスト教朝顔教会の井出定治牧師により、病床洗礼を受ける。 死ぬまでの二年間は教会に通い、聖書を忠実に読んだ。1979年、脳内出血で死去。朝顔教会での教会葬で弔う。 同人仲間の原條あき子との間に池澤夏樹がおり、声優池澤春菜は孫娘。 ◇ アナグラムに凝った福永武彦 アナグラム (anagram) :言葉遊びの一つで、単語または文の中の文字をいくつか入れ替えることによって全く別の意味にさせる遊び。 福永は、アナグラムを愛好し、純文学以外の分野で作家活動をする際には、アナグラムによって出来たペンネームを使用したことでも知られる。加田伶太郎(Kada Reitarō は、「誰だろうか」(Taredarōka?)、船田学(Funada Gaku)は、「福永だ」(Fukunagada)のアナグラム。また、加田令太郎の名で発表した推理小説の探偵は伊丹英典(Itami Eiten)で、「名探偵」(Meitantei)のアナグラムだった。「船田学」の名はSFを書く際に使われた。◇ 武蔵川理事長辞任、後任に放駒親方(2010年8月12日) 日本相撲協会は12日、両国国技館で臨時理事会を開き、武蔵川理事長(62)(元横綱三重ノ海)から「体調不良のため理事長を辞任したい」との申し出を受け、了承した。 理事会は理事長互選に移り、元大関魁傑で巡業部長の放駒親方(62)が8票を獲得、4票の北の湖理事を退けて新理事長に選出された。放駒親方は武蔵川理事長による後継指名を受けていた。 新理事長に就任した放駒親方は「たくさんの問題を抱えており、きっちりと解決したい」と語った。 武蔵川理事長は弟子の野球賭博関与で名古屋場所を謹慎。7月25日の千秋楽をもって謹慎は解けたが、胃癌の手術などで入院、療養し、今月5日に復帰したばかり。協会幹部には「9月の秋場所は新体制で臨んで欲しい」と引責辞任の意向を固めていた。 ◇ 今日の誕生花・ミソハギ(ミソハギ科) 花言葉は、「切ないほどの愛」。 沼渡る風溝萩にとどきけり 稲畑汀子 新盆の父母の精霊迎えんと 沼地に咲けるミソハギ摘めり 鳥海昭子 ※ ミソハギもて灌ぎし水よ無窮なれ 盡十方に普くわたれ ※ みそ萩:盆花の別名のあるミソハギ。「禊ぎ萩」から転じたとも言われ、 精霊花(ショウリョウバナ)の名もある。 施餓鬼会で洒水をする時に、みそ萩を用いることも多い。 みそ萩や水につければ風の吹く 一茶 |

- >
- 生活と文化
- >
- 祝日、記念日、年中行事
- >
- その他祝日、記念日、年中行事
は、「誰だろうか」(Taredarōka?)、船田学(Funada Gaku)は、「福永だ」(Fukunagada)のアナグラム。また、加田令太郎の名で発表した推理小説の探偵は伊丹英典(Itami Eiten)で、「名探偵」(Meitantei)のアナグラムだった。「船田学」の名はSFを書く際に使われた。


