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平成22年11月28日(日)昨日:北朝鮮動揺? 民間人死者に遺憾表明。 北朝鮮軍の韓国・延坪島(ヨンピョンド)砲撃を受けた米国と韓国の黄海での合同軍事演習が28日始まる。 北朝鮮のさらなる武力行動の「抑止」が目的。北朝鮮は27日、砲撃で韓国の民間人に死傷者が出たことに初めて「遺憾」を表すなど、米韓の断固とした態度を前に動揺も窺える。北朝鮮に影響力を持つ中国は同日、戴秉国(たいへいこく)・国務委員(副首相級)を急遽訪韓させる一方、外相が日露の外相と砲撃をめぐって電話会談するなど活発な外交的動きを見せた。 4日間にわたる合同演習は、海上の南北境界線にあたる北方限界線(NLL)から約180キロ南の海域で行われる。米軍からは原子力空母「ジョージ・ワシントン」や巡洋艦、駆逐艦など艦船6隻が参加。最新鋭ステルス戦闘機「F22ラプター」も投入される。韓国側も少なくとも6隻の艦船を参加させる。 北朝鮮の「遺憾」表明は、朝鮮中央通信が27日配信した論評で示された。「民間人死傷者発生が事実であるなら、極めて遺憾であると言わざるを得ない」と述べた。「遺憾」に言及することで、米韓が圧力を緩和させることに期待したものとみられる。中国からの働きかけで北朝鮮が遺憾表明した可能性がある。 ※ 瀬戸際外交を得意とする北朝鮮が、今回は“ドジ”を踏んだと言うべきか。核保有国を相手の軍事緊張は予断を許さないものがある。一触即発の状況だけは断じて避けるべきだ。この上の北朝鮮の恫喝は、得るもののない不毛なものとなろう。 ◇ 中国、6カ国協議の首席代表会合を提案 12月上旬に 中国の武大偉・朝鮮半島問題特別代表は28日、北京で緊急に記者会見し、12月上旬に北朝鮮の核問題を巡る6カ国協議の首席代表による会合を開くことを検討すると発表した。北朝鮮による韓国・延坪島(ヨンピョンド)への砲撃や米韓合同軍事演習を踏まえ、濃縮ウランを含めた核問題を協議するほか、緊張緩和に向けて意見交換する狙いがある。 中国外務省が緊急記者会見を開くのは極めて異例。「重要情報を発表する」としていた。 本日11月28日、千秋楽 終って見れば 白鵬関。 ◇ 豊ノ島、家族に捧げる9年ぶり平幕Vだ 西前頭9枚目の豊ノ島が大関魁皇を肩すかしで破って1敗をキープし、優勝争いのトップタイを守った。千秋楽は稀勢の里戦。同じく1敗を守った横綱白鵬の結果次第では、優勝決定戦での直接対決に持ち込まれる可能性がある。この日、故郷の高知・宿毛市から福岡入りした両親ら親族15人のためにも、2006年初場所の栃東以来となる日本出身力士優勝と2001年秋場所の琴光喜以来となる平幕優勝を狙う。魁皇、把瑠都は3敗となり、優勝の可能性はなくなっている。 観客の大半がご当地・福岡出身の魁皇を応援していた。しかし、向正面2階席の一角から、それに負けない豊ノ島への声援が飛んでいた。家族の思いを背に豊ノ島は魁皇の懐に飛び込んで行く。二本を差し攻め込んでからの肩すかしで大関を倒すと、父の一臣さん(57)は拳を突き上げた。 「塩を取る時にチラっと見えたんです。来るのは分かっていたので、家族の応援というのはすごい力になりました」。 支度部屋で照れていると、一臣さんから祝福の電話が入った。「ガッツポーズなんかしたらいかんて」とつっこみを入れながらも、豊ノ島の口元は緩みっぱなし。家族の力なくして、完全アウェーの空気は破れなかった。 一家が勢ぞろいした応援団の中には妹・涼子さん(25)の姿もあった。膠原病と闘いながら、今年7月に豊ノ島の甥にあたる亮星くんを出産したが、その時、野球賭博に関与したため謹慎していた豊ノ島と一つの約束を交わしていた。 豊ノ島は電話で出産を祝福したが、通話後に1通のメールが届いた。そこには「力士の豊ノ島に抱いてもらって、巡業で土俵入りするのが夢だから」とあった。闘病しながら出産、育児に励む妹に、兄ではなく力士としての自分の復活を望まれ、胸が熱くなった。 取組前から祈り続けていた涼子さんは「本当によかった」と感激の涙。豊ノ島は「明日は今年最後の一番でもある。しっかり勝ちたい」と気を引き締め直した。千秋楽には婚約者の沙帆(すなほ)さんも福岡入りする。稀勢の里と白鵬を倒し、家族全員で優勝の喜びを分かち合う。 ◇ 白鵬対豊ノ島で優勝決定戦へ 九州場所(2010年11月28日17時35分) 2人に絞られた優勝争いは、西前頭9枚目の豊ノ島(27=時津風)が東前頭筆頭の稀勢の里(24=鳴戸)を押し倒しで、結びの一番で横綱白鵬(25=宮城野)が大関琴欧洲(27=佐渡ケ嶽)を上手投げでそれぞれ破り、賜杯の行方は本割後に行われる1敗同士の優勝決定戦に持ち越された。過去の対戦成績は、白鵬の13勝1敗。なお白鵬は、自身が昨年マークした、年間最多勝利記録に並ぶ86勝目を挙げた。 白鵬は5場所連続17度目の賜杯を、豊ノ島は2001年秋場所の琴光喜以来の平幕優勝となる自身初優勝をかける。 ◇ 豊ノ島 反省と後悔で10キロ体重減る(2010年7月8日) 解雇された琴光喜を除けば10人もの関取が謹慎で名古屋場所を休場した。 豊ノ島は反省と後悔の日々を送った。「羽目を外しすぎた。反省する以外にないし、もう賭け事は一生やりません」と誓った。最近は食事がのどを通らず、1カ月足らずで10キロも減ったという。謹慎で迎える今場所については、「寂しいし、むなしい」とため息をつく。それでも稽古は続けており、「こんな自分でも応援してくれる人がまだいる。心を入れ替えて頑張る」と胸の内を打ち明けた。 ◇ 今日の誕生花・キチジョウソウ(ユリ科) 花言葉は、「祝福」。 源流とおぼしき谷や吉祥草 牧野桂一 草深く花はかくれて咲きいたり キチジョウソウの薄いむらさき 鳥海昭子 |

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