|
平成23年1月14日(金)昨日:菅家さん刑事補償8千万円、拘束6395日分。 栃木県足利市で1990年に当時4歳の女児が殺害された「足利事件」で、宇都宮地裁は13日、17年半の拘束の末に再審で無罪が確定した菅家利和さん(64)に刑事補償の決定書を交付した。請求した約8千万円の全額を認めた。国家賠償請求訴訟は起こしておらず、DNA型再鑑定を決め手に釈放された2009年6月以来、1年半にわたる法的手続きにようやく区切りがつく。 菅家さんは午前10時過ぎ、付添人の泉沢章弁護士とともに地裁を訪れ、職員から決定書を受け取った。決定は、検察官にも意見を聴いたとした上で「菅家さんへの補償金額については、刑事補償法が定める諸事情を考慮すると、その上限額とするのが相当だ」とした。 決定が確定すれば、決定内容が官報や新聞に公示される。2009年10月の再審初公判から始まった名誉回復に向けた一連の手続きが終わる。 刑事補償法が定める1日あたりの補償額は、拘束中の苦痛や逸失利益、裁判所や捜査機関の過失などに応じて1千円〜1万2500円とされている。菅家さんの場合、対象となる期間は殺人や死体遺棄などの疑いで逮捕された1991年12月2日から、釈放された2009年6月4日までの6395日間。菅家さん側は「菅家さんに何ら落ち度はなく、裁判所も検察官も法廷で謝っている」として、最高額を請求していた。 足利事件で、菅家さんは警察庁科学警察研究所のDNA型鑑定(旧鑑定)と捜査段階の自白が2大証拠となり、2000年7月にいったんは無期懲役刑が確定した。 しかし、2008年12月、東京高裁は、弁護側の請求で国内初となる判決確定後のDNA型再鑑定を決定。旧鑑定は事件現場に残った真犯人のものとみられる体液と菅家さんのDNA型を「一致」としていたが、最新技術による再鑑定では「不一致」とされた。菅家さんは服役先の千葉刑務所から釈放され、再審開始も決まった。 ※ 菅家さんのケースのように、新技術の恩恵を誰もが受けられる訳ではない。判決確定後の再鑑定など、容易には認めてもらえるものではない。 「名張毒ぶどう酒事件」での奥西勝死刑囚の場合、一審無罪から一転して死刑確定にまで激走する。地元住民の一致した所感とは、「勝が犯人でないなら、新たに犯人探しをしなければならない」と言う一点に尽きるのだ。地域の閉鎖性が招く冤罪があるのだ。奥西氏の場合も、再審請求を容認すれば判決内容は大きく変るものと思われる。だからこそ、再審請求を棄却し続けるのだろう。 2010年3月上旬、名古屋拘置所で面会した特別面会人によれば、再審開始決定された布川事件や、再審無罪が確実視されていた足利事件などに触れた際、奥西氏は、「布川や足利はよかった。私も最高裁決定に非常に期待している」と述べたという。 人のいい人間が犠牲にされてしまう時代など、過去のものにして欲しい。見込み捜査ではなく、論理的捜査であって欲しい。後世の科学的検証にも耐えうる捜査であって欲しい。 1月14日は、萩尾みどりの誕生日です。 ◇ 萩尾みどり( 1954年生まれ ) 福岡県八幡市(現・北九州市八幡西区)生まれ。 1976年、『クイズダービー』で初代4枠レギュラー解答者としても出演するが、僅か3か月ほどで降板。レギュラー時代の通算成績は45勝62敗。 1990年、『クイズタイムショック』(3代目司会・生島ヒロシ)に出場し、11問までは順当に正解したが、最後の12問目でタイムオーバー、賞金100万円を逃す。 現在、女優業の他にも講演活動なども積極的に行っています。 ◇ NHKドラマ 『 イキのいい奴 』 (1987年1月7日〜3月11日) 鮨屋に弟子入りした青年が職人として一人前に成長していく姿を描く。原作は師岡幸夫の「神田鶴八鮨ばなし」で、第5回向田邦子賞を受賞。 頑固一徹の辰巳鮨の親方・晋作に小林薫、その弟子・安男に金山一彦。晋作に惚れている柳橋の芸者・豆奴に藤奈津子。修行中の安男を実の子のように見守る近所の仕立屋・長谷川悟に若山富三郎、その妻・玉代に松尾嘉代、仕立屋のお針子で安男に好意を寄せる久枝に松本典子。 戦争で生き別れになった晋作の元妻・加代に萩尾みどり、その子・正彦(谷口 誠)はある事情から晋作に引き取られる。晋作と安男がぶつかったときの中和剤的役割を果たす。そして、仕立屋・長谷川悟が独り身の晋作を案じて紹介した女性・梅子にかたせ梨乃。かたせが陰のあるひそやかな女性を好演していた。 晋作の親方には花沢徳衛、辰巳鮨を贔屓にしている料亭の女将に光本幸子を配して、鉄壁の布陣でドラマを構築して、見事な番組に仕上がっていた。 特に、萩尾みどりとかたせ梨乃の二人の女優の心根が美しく描かれていました。 イキのいい主題歌を、森進一が小気味よく歌っていた。 『続イキのいい奴』は、1988年4月6日〜7月6日に放送されました。前作最終回の1年後から安男が一人立ちするまでを描く。 ◇ 今日の誕生花・ツバキ(ツバキ科) 花言葉は、「気取らない優美さ」。 赤い椿白い椿と落ちにけり 河東碧梧桐 それとなく優しく人をひきとめて 南斜面の真紅のツバキ 鳥海昭子 |

- >
- 生活と文化
- >
- 祝日、記念日、年中行事
- >
- その他祝日、記念日、年中行事



