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平成23年2月5日(土)昨日:ムバラク氏「大統領飽きたが、今去れば混乱」。 エジプトのムバラク大統領は3日、カイロの大統領府で米ABCテレビとのインタビューに応じ、いま辞任すれば「(最大野党勢力の)ムスリム同胞団が権力を掌握し、エジプトが混乱に陥る」と述べて、改めて即時辞任しない考えを示した。同時に、次期大統領選で次男ガマル氏を後継者にする考えがないと言明した。一方、スレイマン副大統領は同日夜、国営テレビを通じて、野党勢力との対話を進めたい考えを示した。 ムバラク政権は、野党勢力が4日に再び大規模デモを計画するなか、即時退陣を迫る米国などを牽制すると同時に、野党勢力との対話路線を強調して事態の収拾を探っているとみられる。ただ、野党勢力はあくまで大統領の即時辞任を求め、大規模デモを決行する考えだ。 米国は以前からエジプトの民主化を求めながらも、イスラム組織のムスリム同胞団が勢力を伸ばすことには警戒感がある。同胞団が政権を握れば、エジプトの対イスラエル協調路線が崩れる可能性が高いからだ。ムバラク氏は、米国に「混乱と同胞団を取るか、自分を取るか」と迫った形だ。 ◇ 大相撲春場所中止へ 八百長解明間に合わず(2011年2月5日) 八百長問題に揺れる日本相撲協会は4日、大相撲春場所(3月13日初日・大阪府立体育会館)を中止する方針を固めた。 相撲協会の幹部は「一般の方々との信頼性の問題。協会執行部も腹を決めている」と開催不可能を強調した。この問題の解明を進めている特別調査委員会(座長=伊藤滋・早大特命教授)も調査には時間がかかるとし、放駒理事長(元大関魁傑)は、「ファンの皆様に理解してもらえない状態でいいのか、考えなければいけない」と語った。 6日の臨時理事会で開催中止を正式に決める。6日に予定されていた入場券の前売りはこの日、延期された。 本場所が中止となれば国技館改修の遅延で、夏場所を開催できなかった1946年以来、65年ぶり。相撲協会は、昨年の野球賭博問題では名古屋場所開催にこぎつけたが、理事長は4日、改めて「(八百長は)野球賭博より重い問題ととらえている」と語った。 特別調査委は、5日夜までに八百長に関与した疑いが持たれている力士ら14人について、1度目の事情聴取を終えるが、全容解明に向けて、力士らから資料の提出が必要と判断。使用している携帯電話の任意提出を求めた上で、通話やメールを解析し、預金通帳の提出なども要求することになった。 このため、6日の理事会では力士らの処分には至らない見通し。これに伴い、当初、調査委は7日から2週間の予定で幕内、十両の全関取の調査を終える予定だったが、難しい情勢となった。このため、所管の文部科学省などから求められている全容解明や関係者の処分は、春場所開催に間に合わず、相撲協会は場所中止を決断せざるをえなくなった。 親方の一人は「昨年の不祥事とは次元が違う。我々は甘んじて罰を受けなければならない。(5月の)夏場所を中止しても問題を解明するべきだ」と語り、徹底した究明を求めた。春場所担当部長の北の湖理事は4日、「お客さんの信用が大事。調査の進展を見て(開催か否かは)理事会で、きちんと決議すべきだ」と語った。 八百長メール報道について、横綱白鵬は2日、宮城野部屋での稽古の後、「昔、こんなに騒がれたこと、あった? いつからこんな相撲界になっちゃったのかな。一人で頑張っても無理。みんなでよくならないと … 」と、溜息まじりに語った。 ※ かつて何度も、八百長問題は取り沙汰されてきた。そして、その都度相撲協会は全面否認をして、勝訴もしている。けれど、八百長は紛れもなく存在してきた。大相撲の、ひとつの伝統として … 。協会の恥知らずな無責任ぶりこそ、第一に糾弾されるべきだ。臭いものに蓋をし続けてきた、事なかれ主義こそ責められるべきだ。 白鵬の嘆きはよく分かる。翻って朝青龍は、今どのような思いで、この無様な仕儀を眺めているのだろうか。 相撲の伝統には、神道が深く関わっていると言うならば、神ながらの清明心を尊び、不正直を恥ずべきだろう。 本日2月5日は、大神神社の「卜定祭(ぼくじょうさい)」です。 午後2時より、地元特産「三輪素麺」の新しい年の販売価格を占う 「卜定祭」が執り行われます。素麺作りの守護神となる大神様のご神前で 奈良県三輪素麺工業協同組合、三輪素麺販売協議会の素麺造りに励む人たち 参列の下、毎年欠かすことなく祭典は厳修され、新しい値段が御神意のままに 決められます。また祭典後、拝殿前斎庭で「三輪素麺掛け唄」が奉納される。 ※ 今では素麺だけが対象ですが、昔は五穀の値段を決めていたそうです。 初競りが2月6日にあるそうで、そのため5日に行われるそうです。 祝詞奏上、巫女の舞、玉串奉納などのあと、拝殿の奥にて「卜定」が行われ 値段が決まるとか。具体的には、三輪素麺工業協同組合の標準銘柄「誉」の 値段三種「低値」「中値」「高値」を組合であらかじめ設定しておきます。 ちなみに「低」から「高」までの差額は、18kgで200円ほどとか。 ◇ 妊婦のエコーは「出生前診断になり得る」学会が見解案(2011年2月5日) 妊婦の超音波検査について、日本産科婦人科学会は、胎児の染色体や遺伝子の異常を調べる「出生前診断」になり得ると位置づける見解(指針)案をまとめた。超音波検査は近年、画像の精度が上がり、画像上の特徴から異常が推測できるようになった。夫妻に十分説明し、出生前診断として実施する際は同意を得るよう求めている。 見解は学会(理事長=吉村泰典慶応義塾大教授)の自主規制としてのルール。今月下旬に理事会で最終的に議論し、4月の総会で正式に決める。 通常の妊婦健診では従来の出生前診断はしないが、超音波検査(エコー)は実施されている。近年は胎児の染色体の数が多いなどの異常の可能性もある程度わかるものの、医師も妊婦もこれが出生前診断になるという認識は薄い。日本周産期・新生児医学会の昨年の調査では、半数の産婦人科医が妊婦の同意をとらずに検査していた。 超音波検査で染色体異常がわかる確率は妊婦の年齢などにより違う。検査での異常の可能性の指摘のうち、最終的に異常だったという確率は数%〜30%程度。検査で指摘されても、実際は胎児に何の異常もないことが多い。 こうした超音波検査にルールはなく、染色体異常などが分かった後の夫婦の悩みや疑問に応じる態勢も乏しかった。学会は今回初めて、通常の超音波検査も出生前診断になり得ると明示。出生前診断を目的とせず偶然、異常が見つかった場合でも、告知では十分に説明し、その後の相談にも応じるよう求めた。 また見解案には、妊婦から採血し、特定のたんぱく質を分析して染色体異常などの可能性を調べる「血清マーカー検査」についての新ルールも盛り込まれた。 厚生労働省も学会も推進してこなかったが、適切なカウンセリングが十分提供できる場合は「産婦人科医が妊婦に対してこの検査の情報を適切に伝えることが求められる」とした。国内のカウンセリング態勢の整備が進んだことなどを踏まえたという。 ◇ 水陸両用バスで遊覧 江東区が来秋から運行(2011年2月5日) 東京スカイツリーや水運の歴史資料館など新旧の観光スポットを水上と陸から遊覧してもらおうと企画。東京都江東区は新年度事業で江戸時代から栄えた水運の歴史を観光の目玉に掲げ、来年秋から都内初となる水陸両用の観光バスを運行する。 運河や川が縦横に流れている江東区は、江戸時代には、水運の要衝であり、造船所の一大集積地として賑わった。こうした水辺の歴史遺産を観光資源として生かそうと、区は水陸両用バスの導入を決めた。墨田、江戸川区との境界を流れる旧中川がルートで、2012年春の東京スカイツリー(墨田区)の開業にあわせ、同年秋に運行を開始する。 新年度予算案に、川の駅の設計費や和船の製造費など総額三千三百万円を計上した。 江東区内を流れる河川の総延長は五十キロに及ぶ。山崎孝明区長は「これほど水辺がある街は他にない。スカイツリーの周遊コースに区内の観光資源を組み込み、新たな賑わいをつくりたい」と話しています。 江戸幕府の船舶検問所跡地のそばに立つ「中川船番所資料館」近くの河川敷に、発着所となる「川の駅」を整備。バスは、ここから旧中川を上流へと進んだ後、陸に上がり、通常のバスのように道路を走行してスカイツリーへと向かう。 造船の歴史も踏まえ、新事業には「江戸和船」の復活計画も盛り込む。江戸和船を新造して、川の駅を拠点に渡し船として使う。長さ約十メートルの手こぎ船を想定し、観光客向けに運航する。将来は梅や藤など四季折々の花で知られる亀戸天神社(亀戸三)から、スカイツリー近くの北十間川までの運航も目指す。 ◇ 今日の誕生花・ネコヤナギ(ヤナギ科) 花言葉は、「自由」「思いのまま」。 花の咲く木は閙(いそ)がしき二月かな 各務支考 水ぬるむ小川の岸のネコヤナギ 銀いろの穂をはじき初めたり 鳥海昭子 |

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