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平成23年4月6日(水)今朝:高濃度放射能汚染水、海への流出止まる。 東京電力は6日、東京電力福島第一原発2号機の取水口付近の作業用の穴(ピット)から海に漏れ出ていた高濃度の放射能汚染水が同日午前5時38分、止まったと発表した。 東電は5日午後、流出しているピットの下に、砕石層をガラス状に固める薬剤を入れる止水工事をした。工事後に、海への流出量はやや減っていた。 ◇ 福島第一、安全設計で第二との違い 電源喪失巡り(2011年4月6日5時) 東日本大震災で被災した東京電力福島第一原子力発電所で、津波を受けて電源喪失事故に至った主要な理由は、福島第二原発との安全設計上の違いにあると、東京電力作成の資料で指摘されていることが分かった。第一ではタービン建屋内の非常用ディーゼル発電機などが冠水し、使用不能。第二では、発電機などが気密性が高い原子炉建屋内にあり、機能を維持した。今後、事故の検証で安全設計の問題が焦点の一つになるのは確実だ。 東電の柏崎刈羽原発(新潟県)がこの結果を分析した資料や東電関係者の話によると、津波による設備の損傷の違いは、(1)原子炉の非常用ディーゼル発電機と変圧器などの電源装置(2)原子炉の残留熱を除去するための海水をくみ上げるポンプ、に現れた。 (1)では、タービン建屋などにある福島第一の発電機が冠水し、6号機の1系統を除き使用不能。原子炉建屋内の福島第二では、1号機の原子炉建屋が浸水したものの、機能が維持された。 (2)では、設備がほぼむき出しの状態で置かれた福島第一のポンプがすべて運転不能になった。一方、ポンプ用の建屋内に置かれた福島第二では、1、2、4号機のポンプが運転不能となったものの、3号機は機能が保たれ、原子炉を冷却することが可能だった。 (1)、(2)とも福島第二と同じ設計となっている柏崎刈羽原発では、この結果を受けて説明資料を作成。柏崎刈羽は「気密性の高い原子炉建屋に設置」しているとし、福島第一との違いを際立たせている。 また、資料では、東北電力から送られている、外部電源の状態についても言及。福島第一、第二ではいずれも、東北電力からの送電が部分的に残っていたが、福島第一では、受電するための設備が地震や津波で被害を受け、外部電源が失われた。これに対し、福島第二では受電設備が機能しており、外部電源の一部が生きていた。 事故収束の見通しが立っていない福島第一とは対照的に、福島第二では、3号機が地震発生の翌日の12日に、残る1、2、4号機も14〜15日に原子炉内の温度が100度未満の「冷温停止」となり、安全が宣言された。 東京電力本社は「(柏崎刈羽原発の指摘について)問題があると認めたわけではない。今後詳細に検討し、整理したい」としている。 ※ 今後の賠償交渉を見据えた上での慎重な発言に終始する東電側に、誠意を求めることは難しいだろう。それでなくとも原発に関する情報は、胡散臭いものばかりが多いのだから。島国ニッポンに、チェルノブイリのような「負の遺産」があちこちに点在することを夢想する時、被爆国・ニッポンが何故に核エネルギーに依存するようになったのか、少々恨めしくも思われる。 資源のない日本にとって、「救世主」であった筈の高速増殖炉も鳴かず飛ばずの有様で、実際のところはお荷物状態である。島国日本の唯一の恵である自然を有効に生かした、小規模発電に重心を移すべきではないのか。 孫子の代に高濃度の核廃棄物の最終処分を押し付ける原発は、未完成のシステムと言わざるを得ない。福島第一の廃炉作業は、東電に地獄の責め苦を味あわせるだろう。 そして、それは我ら国民も当事者としての立場を全く逃れ得ないものなのだ。 ◇ 「津波想定甘かった」耐震指針関与の入倉委員長が謝罪(2011年4月5日) 東日本大震災による大津波で、深刻な事故を引き起こした福島第一原発。その安全性のもとになる国の「耐震設計審査指針」改訂作業の中心となった国の原子力安全耐震設計特別委員長の入倉孝次郎・京都大名誉教授(70)が取材に応じ、「今回のような津波の予測ができなかった。申し訳なく思っている」と謝罪した。震源近くで福島第一だけ事故が発生したことにも言及。「多重防護システムに弱点があった」と認めた。 今回、原発事故が起きてしまったことをどう考えるか。 「地震学者の一人として、非常に申し訳なく思う。私たちの津波評価が正しくなかったことは事実。想定以上の大地震が来たことは理由にならない」 どこに問題があったのか。 「震源域には四つの原発があり、東北電力女川原発が一番近い。四つとも原子炉は止まり、基本的には揺れに対しては大丈夫だったが、その後で津波が来た。女川や福島第二はそれに耐えたが、福島第一は多重防護システムに弱点があった」 津波は指針に「随伴事象」としか書かれておらず、あいまいだ。 「指針には『想定以上の地震が来るのは否定できない。リスクを最小にするために努力してほしい』と書いてある。揺れについてはバックチェック(見直し作業)で活断層などを再評価している。しかし、津波に対して不十分だった」 東電の津波想定が甘かったと考えるか。 「津波が(福島第一の対策の)テーブルに乗れば、(最大で)五・七メートル(実際は十四メートル以上)ということは少なくともなかった。地震の専門家からみたら、地震動と津波はセットです。スマトラ沖地震(2004年、M9.1)の経験を日本でも生かすべきだった。海外を含めて、史上最大はどれくらいかを考えて設計しなくてはいけない」 貞観(じょうがん)地震(869年)を想定に入れるべきだったのでは。 「貞観地震まで考えるのは合意ができていた。だが『貞観地震プラス(他の地震の)連動』だと、専門家の意見は分かれたのではないか」 連動するのは「想定外」だったと。 「想定以上のことが起こっても安全なように設計されていないといけない。科学の力が及ばないということは絶対に言ってはいけない。それが原発の『設計思想』のはずだ」 「何があっても多重防護で大丈夫って言ってきたのが、嘘だった。人災だと思う」 今回の事故から学ぶべき教訓は。 「自然の怖さを知って原発を設計することです。自然のせいにしてはいけない。自然では人知を超えたものが起こりうるんです」。 ○ 入倉孝次郎:京都大名誉教授。愛知工業大客員教授でもある。専門は強震動地震学。2001〜03年に京都大防災研究所長、2004年に同大副学長を務めた。原発の耐震安全性の評価に関わり、2007年に新設された国の耐震安全性評価特別委員会の委員長を務めている。 1940年8月生まれ。中国山東省青島市出身。 4月6日は、コンビーフの日です。 ◇ コンビーフの日 1875年4月6日、コンビーフの台形の缶型が特許登録されました。 コンビーフ (英語: corned beef) とは、牛肉を塩漬けにした食品で、日本やブラジル、アルゼンチンでは缶詰にした物が多い。 本来は、船などで保存食料として使うための粗塩 (corn) で塩漬けにした牛肉のことを言う。日本では一般に缶詰であり、塩漬けした牛肉を高温高圧で加熱してほぐしフレーク状にした後、牛脂で固めたもの。そのまま食べたり、サンドイッチや炒め物などの材料にしたりする。 コンビーフの缶は、内容物がこぼれないように側面の一部を帯状に巻き取って開缶できるのが大きな特徴になっている。缶切りを使わずに済むため、レトルト食品が普及する以前は、登山やキャンプなどのアウトドアで重宝されました。ただ、開缶の途中で帯が千切れてしまいやすく、その際の始末に困るという欠点もあった。このため近年ではプルトップ缶も一部のメーカーでは採用され始めている。 形を保ったまま取り出せるような配慮や、密閉時に空気が入らない充填ができるなどの理由により、缶の形が台形になっているものが多い。日本に於いては、一時期は標準的な丸型の缶詰も存在していたが、コンビーフの缶詰は台形というイメージが定着しているためか売上は芳しくない。 なお、缶詰にしないものはフレッシュ(生)コンビーフと呼ばれ、アメリカやヨーロッパなどでは一般的。ルーベンと呼ばれるサンドイッチが有名なほか、キャベツと共に調理された、コンビーフ・アンド・キャベジは、アメリカにおけるアイルランド料理の定番となっているそうな。 ◇ 今日の誕生花・イカリソウ(メギ科) 花言葉は、「あなたを離さない」。 碇草生まれかはりて星となれ 鷹羽狩行 入学の子に見えてゐて遠き母 福永耕二 大石田に茂吉の歌碑を訪ねし日 イカリソウ雨に首たれていき 鳥海昭子 ※ 最上川中流に位置する山形県大石田は、芭蕉が訪ねて以来、 多くの文人が足を運んだ。茂吉は昭和21年、病気療養中に歌を詠む。 何処へと碇下ろせし吾が身なれ 迷ひの草々飽かず眺めて 悲嘆白遊子 |

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