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平成23年4月12日(火)昨日:1カ月内に「計画避難」 20キロ圏外の5市町村。 政府は11日、東京電力福島第1原子力発電所から半径20キロメートル以上で、積算の放射線量が高い地域を「計画的避難区域」に設定することを決めた。1ヶ月後までに住民に避難を求める。原発事故で生じた経済的被害への賠償問題などの担当相に海江田万里経済産業相を任命した。 福島第1原発の事故を受けた避難区域の見直しでは、事故発生から1年内に積算ベースで放射線量が20ミリシーベルトに達する恐れのある地域を新たに計画的避難区域とした。国際原子力機関(IAEA)など国際機関の基準値を考慮した。 対象となるのは福島県の葛尾村、浪江町、飯舘村と、川俣町の一部、南相馬市の一部。従来は半径20キロメートル圏内のみを避難区域としていた。避難の具体的な時期や方法、詳しい地域は政府と各自治体が協議して決める。 本日4月12日、プロ野球がデーゲームで開幕します。 東日本大震災の影響を受けて公式戦の開幕が2週間以上延期されたプロ野球は12日、千葉市のQVCマリンフィールドでのロッテ対楽天戦と、横浜スタジアムでの横浜対中日戦のデーゲーム2試合でシーズンが始まる。4月の東京電力管内でのナイター自粛により、平日では珍しい昼間の開催となった。 山口県宇部市のユーピーアールスタジアムで行われる巨人対ヤクルト戦のほか、阪神対広島戦(甲子園)日本ハム対西武戦(札幌ドーム)ソフトバンク対オリックス戦(京セラドーム大阪)の4試合はナイターで行われる。今季は3時間半を過ぎて新しい延長回に入らない、などの節電策もとられます。 ◇ 星野監督率いる楽天が東北に届ける「復興V」 みちのくに開幕勝利をささげる。 プロ野球は12日にセ、パ両リーグが同時開幕する。宮城・仙台に本拠地を置く楽天は11日、開幕のロッテ戦に向けて、QVCマリンで全体練習を行った。8年ぶりの現場復帰となる星野仙一監督(64)は、力強く優勝宣言。5年連続の開幕投手を任された岩隈久志投手(30)は「勝利を今も頑張っている東北の人に届けたい」と必勝を誓った。 もう前に進むしかない。8年ぶりに現場復帰する星野監督に決意がにじんだ。東日本大震災で本拠地を使用できないことも、移動続きでコンディション作りが難しかったことも、言い訳にするつもりはない。 「高ぶりはありますね。年がいもなく。震災が起きてからは、選手も僕も東北のことばかり考えていた。テレビでも悲惨な所ばかり見てきた。苦渋の選択だったが、1泊2日だけど仙台へ行ってよかった。選手の動きも元気も前とは違う」。 3月11日の震災発生から1ヶ月。7、8日に仙台へ戻り、被災地を見て回った闘将は戦闘モードに入った。 開幕のマウンドに送り出すのは、エースの岩隈。ロッテ戦は昨季4試合で3勝0敗、防御率1.67と好相性。2005年の球団創設時からチームを支えてきた男に、船出となる大事な一戦を託した。 「ユニホームを着ている以上は辛い顔なんて見せられない。チーム一丸となって、夢や希望、笑顔を東北に送れるように一生懸命頑張る。勝って、今も頑張っている東北の人に届けたい」。 12日に30回目の誕生日を迎えるエースも覚悟を決めた。きっと忘れられない一日となるはずだ。 闘将も期待を込めた。「仙台へ秋にはいい報告ができるようにしたい。聞くところによると、12日は岩隈のバースデーだってね。そういう意味でも、あいつを開幕にしてよかった。勝ってくれますよ。あいつは必ず」。 まずは昨年の日本一、ロッテを倒す。4.12、星野楽天の激動のシーズンがいよいよ始まる。 ◇ 岩隈「大きな勝利届けたい」 被災地の期待を担う楽天 敵地の千葉で開幕を迎える楽天は、QVCマリンフィールドで投内連係やフリー打撃などで約3時間かけて入念に調整。待望の公式戦開幕に向けて、みっちりと汗を流した。 震災から1ヶ月。星野監督は「長かった … 」と感慨深そうに振り返り、「旅から旅のホテル暮らし。選手は地震のことだけを考えていた」。 5年連続で開幕投手を務める岩隈は「特別な試合になる」と気を引き締め、「みなさんの思いを背負い、一つの大きな勝利を届けたい」。12日は30歳の誕生日。エースは被災地の期待を背負いマウンドに上がる。 ◇ 山口県宇部市で初のプロ野球開幕戦 選手らの募金活動も(4月12日) 東日本大震災の影響で日程が変更になったプロ野球開幕戦のうち、巨人対ヤクルト戦が12日、宇部市のユーピーアールスタジアム(市恩田運動公園野球場)で行なわれます。市は震災復興を呼びかける横断幕を入り口に掲げ、ゲーム前に、久保田后子市長らが選手と球場前で募金活動をする。 この球場でのプロ野球公式戦は1999年5月の広島対中日戦以来で、開幕戦はもちろん初めて。チケットは当然ながら完売だ。 ◇ 東電、避難1世帯あたり仮払金100万円を予定 海江田経済産業相は11日記者会見し、東京電力福島第一原子力発電所の放射性物質漏洩事故で避難した住民らに対し、東電が1世帯あたり100万円の仮払金の支払いを予定していることを明らかにした。 東電は近く、地元自治体を通じて被災者に渡す方針だ。 海江田経産相は「着の身着のままで出てきた方々に当座の資金をお渡しするのは一刻を争う。早く実行するよう改めて指示した」と述べた。 また、経産相は東電に対し、「賠償責任から逃れることなく向き合ってもらいたい」と求めたうえで、「東電が事業体として収益を上げて賠償できるように、政府としても支援する」と強調した。11日設置された政府の「原子力発電所事故による経済被害対応本部」の本部長に就任した。 ◇ 福島原発事故、最悪の「レベル7」に引き上げ(2011年4月12日11時) 経済産業省原子力安全・保安院は12日、東京電力福島第一原子力発電所の事故について、原発事故の深刻度を示す「国際原子力事象評価尺度(INES)」の暫定評価を最悪の「レベル7」に引き上げると発表した。 これまでに放出された放射性物質の量を、周辺で観測された放射線量などから計算した結果、「7」に相当する「数万テラ・ベクレル以上(テラは1兆倍を示す単位)」に達したため。 「7」は0〜7の8段階で最高レベルにあたる「深刻な事故」で、過去では1986年に旧ソ連で起きたチェルノブイリ原発事故が唯一の例。保安院の推計によると、福島第一原発で放出された放射性物質の量はチェルノブイリの10分の1程度だった。 保安院は3月18日、福島第一原発事故の暫定評価を、推定される炉心の損傷などをもとに、米スリーマイル島原発事故(1979年)と同じ「レベル5」に位置付けていた。さらに内閣府原子力安全委員会が12日、3月11日から4月5日までに大気に放出された放射性物質の量は、放射性ヨウ素131に換算して63万テラ・ベクレルに達すると発表した。 これらの結果に加え、広い範囲で人々の生活に影響を与えていることも考慮し、保安院はレベル7への引き上げを決めた。 ◇ 今日の誕生花・シャガ(アヤメ科) 花言葉は、「私を認めて」「反抗」。 野遊や肱つく草の日の匂ひ 大須賀乙字 著莪の花白きにわきて雲絶えず 加藤楸邨 シャガ植えし頃や還らず白き雲 掛塔修禅 てらてらとシャガの葉の照る丘ありき 反抗期のわが砦でありき 鳥海昭子 |

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