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平成23年7月29日(金)昨日:放射能汚染水処理、低迷1ヶ月、稼働率平均63%。 東京電力福島第一原子力発電所から出る高濃度の放射能汚染水の処理が進んでいない。 浄化した水を原子炉の冷却に再利用する「循環注水冷却」が本格的に始まってから28日で1ヶ月が過ぎたが、トラブルが相次ぎ、処理システムの稼働率は現状で6割に満たない。8月上旬までに汚染水を安全な水位まで減らすとしていた計画は、約2か月遅れる見通しになった。 東電によると、26日までの1週間の稼働率は58%。前週は54%だった。運転開始からの平均稼働率は63%で、処理量は1日当たり約760トン。累計は約2万9000トンにとどまる。2ヶ月足らずの突貫工事で作った処理システムは、運転開始直後から弁の操作ミスや警報装置の誤作動などでたびたび停止。今月22日には停電で約8時間止まった。 ◇ トルコ原発計画、東電が撤退 福島事故受け「関与せず」 日本が受注を目指しているトルコの原発建設計画から東京電力が撤退することになった。政府、東芝とともに中心的な役割だったが、福島第一原発事故を起こし、参加できる状況ではなくなったからだ。 東電の松本純一原子力・立地本部長代理が27日の記者会見で「関与しない」と述べた。原発事故収束と損害賠償のために経営合理化をしなければならず、トルコ事業は「経営に必要不可欠ではない」という。官民で受注したベトナム向け原発事業も「協力はしたい」と述べるにとどめた。 トルコ側は、日本が交渉継続の方針をはっきりさせない場合、月内で優先交渉を打ち切るとしている。経済産業省は打ち切らないよう求める方針だが、東電撤退が交渉に影響する可能性もある。 ◇ 温家宝首相、会見で異例の反省「安全失えば、信用失う」 中国浙江省温州の高速鉄道事故現場で23日に起きた高速鉄道事故で、温家宝首相は28日午後、事故現場を初めて視察、記者会見し、「速ければ速いほど良いのではない。安全第一であるべきだ」と述べ、運行速度を最優先してきたことへの反省を示した。 首相はまた、高速鉄道の輸出計画などへの影響を問われ、「安全を失えば、信用を失う」と語り、海外にも一定の影響が出る可能性を示唆した。 大地震などの際に首相が現地入りし、記者会見するケースはあるが、鉄道事故などの現場で国内外の記者100人以上を対象に釈明会見を行うのは極めて異例。今回の事故の処理をめぐっては、行方不明者の捜索を早々と打ち切って列車の運行再開を優先し、事故の先頭車両の一部を破壊して埋めたことに対し、インターネットで「人命軽視」「証拠隠滅」などの批判が噴出している。首相の会見には高速鉄道に対する国際社会の信頼回復を図り、国民の不満緩和により、事態の早期幕引きを図る狙いがある。 ◇ 関西電力、今期業績見通し「未定」に 最終赤字の公算も 関西電力は28日、2011年4〜9月期と12年3月期の業績見通しを「未定」にすると発表した。定期検査入りした原子力発電所の再稼働時期や、節電要請による販売電力量の落ち込みが読めないため、4月に発表した予想を撤回した。原発を今期中に再開できない場合は燃料費の負担が増え、連結最終赤字(前期は1231億円の黒字)に陥る公算も出てきた。 関電は従来、通期の売上高を2兆8900億円(前期比4%増)、純利益を1000億円(同19%減)と見込んでいた。原発停止で割高な石油火力発電の構成比が上がるうえに他社からの電力購入も増えており、「今後の正確な原価をつかめない」と言う。業績予想を開示する時期は「(原発の)再稼働にメドが立ち次第」と述べるにとどまった。 関電の原発は11基のうち、7基が定期検査などで停止中。4〜6月期は3基の検査終了を予定したが、再稼働できずに約220億円の費用が増えた。原発の利用率(設備稼働率)は期初に80%程度を見込んだが、4〜6月期で73.9%に低下。通期で全11基が止まると35%まで落ち込む。利用率1ポイント低下で少なくとも66億円の損益悪化になるため、単純計算では1300億円超の経常赤字に陥る可能性がある。 原発停止が長引けば、資金繰りも徐々に厳しくなりそうだ。6月末の有利子負債は3兆5200億円強と3月末より約1100億円増加。季節要因はあるものの、社債発行ができず、借り入れやコマーシャルペーパー発行を増やして資金調達した。業績見通しが不透明なままでは調達金利も上昇しやすくなる。 同日発表した11年4〜6月期の連結決算は最終損益が344億円の黒字に転換した。前年同期は固定資産除去債務の計上で99億円の赤字だった。売上高は5%増の6474億円。販売電力量は微減だったが、燃料価格の上昇を電気料金に反映して販売単価が伸びた。 ◇ 大阪冬の陣、橋下知事「大阪市長選は関電との戦いになる」 11月27日投開票の大阪市長選に出馬する可能性に言及している大阪府の橋下徹知事は27日の記者会見で、「市役所だけではなくて、関西電力との戦いになる。既存の体制を変えようと思えば、死力を尽くす戦いにならざるを得ない」と述べた。 市長選に合わせて辞職し、府知事選とのダブル選にする考えを改めて示し、「11月27日は既存の体制を転換する重大な日になる」と対決色を鮮明にした。 橋下知事率いる大阪維新の会は両選挙への候補擁立を目指しており、知事は市長選について「候補者が見つからなければ僕が出る」と明言。維新の候補が勝利した場合、市が筆頭株主の関電に対し、「脱原発」を求める株主提案を行うことも表明している。 7月29日は、「アマチュア無線の日」 です。 1952年7月29日、戦中に禁止されていたアマチュア無線が解禁され、全国の30人に無線局予備免許が交付されたことを記念し、1973年に日本アマチュア無線連盟が制定しました。アマチュア無線の健全な発達と、知識の普及を目的とします。 ◇ 元阪神 伊良部氏自殺か ロス自宅で首つり? (7月29日) 阪神で先発投手として2003年のリーグ制覇に貢献した伊良部秀輝さん(42)とみられる遺体が、米カリフォルニア州ロサンゼルスの自宅で発見されたことが28日、分かった。現地の27日早朝、野球チームのチームメートが自宅を訪れた際に、伊良部さんとみられる人物が首をつって自殺していたという。現在、遺体は地元警察に安置されており、身元の確認を急いでいる。 現地の情報を総合すると、現地時間の27日朝に発見された。ロサンゼルスには伊良部さんが所属している草野球チームがあり、当日も野球をする予定だったところに、姿を現さなかったという。不審に思ったチームメートらが自宅に足を運ぶと、伊良部さんとみられる男性が首をつっているところを、発見したようだ。 遺体は現地の警察署に安置されているが、家族しか本人の確認が取れない状況であるために、まだ正式に身元は判明していない。日本国内に在住していた伊良部さんの両親は、この一報を受けて、現地に向かうとの情報もある。 伊良部さんは、尽誠学園から1987年度ドラフト1位でロッテに入団。1993年には当時の日本最速となる158キロを計測。その後、1996年オフに紆余曲折を経て、ニューヨーク・ヤンキースに入団。1998年には世界一も経験した。 ヤンキースでは3年間プレーし、その後はエクスポズ、レンジャーズと渡り歩き2003年に阪神に入団。星野監督のもと、先発ローテの一角を担い、13勝を挙げる活躍で阪神の18年ぶりの優勝に大きく貢献した。ただ、2004年はわずか3試合の登板に終わり、その年のオフに戦力外通告を受けて2005年3月に引退。 引退後はロサンゼルスでうどん屋を開業したがすでに閉店。また、2007年に大阪市のガールズバーで店長を殴ったとして暴行容疑で現行犯逮捕された。 近年は2009年にアメリカの独立リーグで現役復帰すると、同年8月に四国・九州アイランドリーグの高知ファイティングドッグスに入団。ただ、右手首腱鞘炎の影響もあり、昨年1月に2度目の現役引退を発表。同年5月にはロサンゼルスで酒気帯び運転で逮捕されていたことが判明している。 今月に入って、雑誌のインタビューで日本で暮らしたいという願望も明かしていただけに、死因も含めて不明な点は多い。型にはまらない人生を歩んだ、剛球右腕のあっけない生涯だった。 伊良部秀輝氏の毀誉褒貶(−誉褒) 「BIG CHILD(1997年)」:ブルワーズ戦で降板する際にファンから大ブーイングを受けると、スタンドに向かってツバを吐いた。この行為を見た球界関係者は「BIG CHILD」(大きな子供)と痛烈批判した。 「太ったヒキガエル(1999年)」:成績不振に陥るとヤ軍の故ジョージ・スタインブレナー・オーナーが酷評。1997年の契約時には「日本のノーラン・ライアン」と持ち上げられたが、一転して「太ったヒキガエル」と評された。 「罰金30万円(2004年)」:阪神在籍時の2月の沖縄・宜野座キャンプ中、深夜の飲食店で男性客と飲酒トラブル。事件性はないことが確認されたが、球団は午後11時の門限を破り飲酒していた事実を重視。厳重注意と罰金30万円を科した。 「暴行事件(2008年)」:8月に大阪市北区のバーで、カードの支払いをめぐって男性店長に暴行。大阪府警曽根崎署に現行犯で逮捕(不起訴処分)。 「逮捕(2010年)」:5月に酒気帯び運転で米ロサンゼルス近郊で逮捕。車線からはみ出し停車中の車にぶつかりそうになったところを警察に止められ、5000ドル(当時約45万円)を払って保釈された。 ◇ 今日の誕生花・チングルマ(バラ科) 花言葉は、「可憐」。 夕やけの大きな山に迎へられ 及川 貞 立山へ一歩をしるすちんぐるま 池田栄子 チングルマほおけて風にゆれていき 父がめんごい花だと言いき 鳥海昭子 |

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