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◇ 大竹しのぶ主演 『 ピアフ 』、中日劇場(名古屋・栄、中日ビル9階) 名古屋は一回公演のみ、11月29日午後6半開演(開場は30分前) 1幕60分、休憩20分、2幕90分、計2時間50分。演出:栗山民也 料金【A席】9500円【B席】8000円 ※ A席、7扉1階席20列37番 歴代の名女優によって演じ継がれてきたパム・ジェムス作の名舞台『 ピアフ 』の新バージョンが登場した。パリが最も愛した歌姫、エディット・ピアフの愛に生きる姿を大竹しのぶが熱演。 主な共演者は田代万里生、彩輝なお、高橋和也、山路和弘、辻萬長。 ◇ 『ピアフ』 歌唱力充実の大竹しのぶ、難役に挑む!(2011年10月12日) 音楽劇『ピアフ』が、10月13日から11月6日まで東京・日比谷のシアタークリエで上演される。 ミュージカル「スウィーニー・トッド」で歌唱力の充実を印象付けた大竹しのぶが、シャンソンの女王、エディット・ピアフ(1915〜63)の波乱の生涯を演じる。 ピアフは「愛の讃歌」「バラ色の人生」などの名曲を残し、イブ・モンタンやシャルル・アズナブールら名歌手を育てた。反面、男運に恵まれず、借金まみれで酒と薬に溺れた。 今年の演劇界は、ちょっとしたピアフ・ブームだ。32年も演じてきた美輪明宏を始め、三田佳子、安蘭けいがそれぞれのピアフを演じた。上演が続く理由について「誰もがドラマチックな愛の物語を見たいからでは」と大竹は語る。 今回上演するのは、英国の女性劇作家パム・ジェムスが1978年に発表し、3年前に改訂した戯曲。 愛を求めてもがくピアフの姿を生々しく綴る。「『男がいないとだめなの』と公言し、いつも恋人を替える。彼女は一体、何を求めていたのか、って考えます。ただ、モンタンたちをスターに育てる時は純粋な愛を注いでいたのでしょう」。 「ミロール」「私の神様」「水に流して」といったドラマチックな持ち歌を歌いこなすのは大変だ。〈ピアフがステージに上がったら、何かが起きなきゃ。何も起きなきゃ最低だわ〉というセリフがある通り、観客の心を動かさないといけない。「彼女の歌は悲惨な現実を歌うから心に届き、悲しみを浄化する力がある。本当に難しいですが、歌うと力が湧いてきます」。 今年の初夏に「スウィーニー・トッド」の再演を乗り切って自信を付けた。狂おしい愛情を秘めたパイ屋の女主人役を演じ、米ブロードウェーの大物スティーブン・ソンドハイムが作曲した複雑な構造の難曲を歌いこなした。4年前の初演時は「31年間の女優生活で最大の苦しみ」と語っていた。「オーケストラとの掛け合いが楽しかったし、出演者みんなで音を出せる喜びを感じました」。 今回のピアフも大事に育てたい役だ。「一度やっただけでは無理。演じ続けたいですね。それだけの深みがある人だと思います」。 当日はアコーディオン、ピアノ、チェロ、ベースの生演奏で歌う。共演者は、田代万里生、碓井将大、山口馬木也、KENTAROら。 大竹しのぶ(ピアフ役)のメッセージ 梅沢昌代(トワーヌ役)のメッセージ 『ピアフ』制作発表:田代万里生 常田景子(翻訳):何といっても「愛の讃歌」がとても好きです。本当にいい曲がたくさんあります。今回この戯曲から感じられるピアフの魅力というのは、破天荒な生き方をしているのに心なしかどこか寂しい、孤独だからこそ愛を求めていくという姿にあるんじゃないかと思います。そういう面が「この人に何かしてあげたい」という気持ちを人々に起こさせたのではないでしょうか。 『愛の讃歌』 エディット・ピアフ 大竹しのぶ:エネルギーと弱さ、全身でいつも生きている感じが素敵だと思います。歌は「愛の賛歌」もそうだし、『水に流して』もいい曲です。「後悔しない、今日から人生始まる」という歌のテーマが私の考えとも合っているので、一生そうやって生きていけたらいいなと思います。 Edith Piaf - Non, Je ne regrette rien (なにも後悔していない) ※ 邦題:『水に流して』 ※ 鳴り止まぬ拍手、繰返されるカーテンコール、次第に「アンコール」の声。
ついに大竹が『愛の讃歌』を歌い上げる。まさに最高潮、万来の拍手、大満足。 |
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