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平成23年12月21日(水)昨日:作家らが提訴、本の「自炊」代行は複製権侵害。 私的な目的で小説や漫画を電子化する「自炊」の代行業は著作権法に違反するとして、作家の浅田次郎さんや東野圭吾さん、漫画家の弘兼憲史さんら7人が20日、東京都と神奈川県の代行事業者2社に対し、自著の自炊行為の差し止めを求める訴えを東京地裁に起こした。 訴えられたのは、「愛宕」(川崎市)と「スキャン×BANK」(東京都)。 原告は他に作家の大沢在昌さん、林真理子さん、漫画家永井豪さん、漫画原作者の武論尊さん。 訴状などによると、書籍を裁断した上でスキャナーで読み取ってデータ化する「自炊」は、私的目的の範囲内で認められているが、代行業者は著者の許諾を得ずに1冊数百円程度の料金で不特定多数から注文を受け、作品を複製していた。原告側は営利目的で発注を募る事業は「著作権法上の複製権侵害に当たる」と主張している。 作家ら122人と出版社7社は今年9月、連名で代行業者約100社に質問状を送付。被告の2社は事業継続の姿勢を示しており、原告側は「特に悪質」と判断したという。 浅田さんは同日の記者会見で「子供同然の本を、見ず知らずの人の手でいいようにされることに憤りを感じる」。弘兼さんは「利便性を優先すると制作側にダメージがあることを知ってほしい」と訴えた。 「愛宕」は「訴状を受け取っていないのでコメントできない」、スキャン社は「担当者がいないので分からない」としている。 ※ 「外食」せずに「自炊」するのは大いに結構だが、著作権のあるものを勝手にデータ化して“自炊”とは、いかにも無理がある。ましてや“自炊”の代行ともなれば、むしろ“盗炊”と言うべきか。 やったもん勝ち、こんな風潮をもたらしたのは Google がいけません。 あるいはIT技術は、我々の全ての文明を“自炊”するものかも知れない。 ITこそ、我々から創造力を収奪する“それ”なのかも知れない。 本日12月21日、TV『家政婦のミタ』最終回 です。 ドラマは、さほど金をかけなくても、別にスケールを競わなくても、シナリオの着想が優れていれば、今でも十分に数字が取れることを見事に証明してくれた『家政婦のミタ』さん。 今日は、「ミタさん」ではなく「お母さん」と呼ぶことを求めるミタさん。はたして、その真意は … 。 ◇ ミタさん、「30%超え」で有終の美を飾れるか? 初回でいきなり平均視聴率 19・5%と20% の大台目前、2話以降も好調を維持して5話はついに22.5%。これで勢いづいて、8話はとうとう29.6%と30%が見えるところまで人気沸騰した。日本テレビの大久保好男社長も「予想していなかった。脚本が素晴らしい」と手放しで賞賛。 こうなると、今日12月21日の最終回は是が非でも「30%超え」を達成したいと気合いが入るのも当然。なにしろ、ドラマで30%超えは2007年のTBS系『華麗なる一族』以来の4年ぶりだ。達成すれば関係者には大入り袋のドンチャン騒ぎとあって、とうとう日テレあげての「前あおり」となった。 まず18日には午後2時から10話までのダイジェストを2時間スペシャルで放送、当日の21日には午後3時55分から約1時間も「番組宣伝番組」を流す。ここまでなら、これまでもどのテレビ局もやって来たことだが、『家政婦のミタ』は正規の放送時間の1時間前の夜9時から「10.5話」を放送する。10話から11話につながるブリッジストーリーで、最終回のために急遽撮り下ろされた。もともとは中居正広のバラエティーが予定されていて、ゴールデンタイムにこれほどの大幅な「差し替え」は異例。日テレがどれほど「30%超え」に必死かわかろうというもの。ストーリーからいって続編は作れない。ミタの過去と正体が明らかになり、派遣された家の家庭内騒動が収まれば話は終わってしまうのだ。最終回で「30%超え」が出るかどうか、日テレは最後の勝負に臨む。 『やさしくなりたい』(『家政婦のミタ』主題歌)斉藤和義 先日の日曜日に最終回を迎えた某局の開局60周年記念と銘打った大型番組は、つぎ込んだ費用だけは「大陸」のように大型だったけど、視聴者の反応は「南極」のようにお寒い状況に終始したようだ。 20%を超えてなんとか面目をほどこしたのは初回と最終回だけで、後は10%台半ばをウロウロして、「ひとケタに落ちるんじゃないか」と心配される13%台が2回もあった。全10回を通じた平均視聴率は関東地区で18.0%、関西地区で17.9%だった。主役も含めて、脚本、演出の才能不足は否めない。かつては、ドラマの○○○と言われたテレビ局なのに … 。 当然ながら『家政婦のミタ』の後塵を拝する結果となった。 ◇ ミタさん、最終回40%で一般ドラマで歴代3位の視聴率に輝く(12/22) 21日放送された松嶋菜々子さん主演の日本テレビ系連続ドラマ『家政婦のミタ』の最終回の平均視聴率が、関東地区で40.0%、関西地区でも36.4%だったことが22日、ビデオリサーチの調べで分かった。 同社によると、電話回線を通じた調査を始めた1977年9月26日以降、時代劇などを除く一般劇の中で歴代3位(関東地区)。1位は1983年のTBS系「積木くずし 親と子の200日戦争」最終回(45.3%)、2位は2000年の同「ビューティフルライフ」最終回(41.3%)。1979年の日テレ系「熱中時代」の最終回が40.0%で同率3位。 ◇ 東電は実質国有化へ移行 官民で総額2兆円の支援体制構築 政府は原子力損害賠償支援機構を通じて東京電力の3分の2以上の株式を取得し、東電を事実上国有化する方向で調整に入った。 支援機構が1兆円を出資し、主力取引行にも総額1兆円の追加融資を求め、官民で総額2兆円の資金支援をする。福島第一原子力発電所の廃炉費用などがかさみ、東電が債務超過に陥ることを防ぎ、リストラを強力に進める。 関係者によると、支援機構は20日から、主力取引銀行に対して支援策を提示し始めた。年明けから本格的な交渉に入り、来年3月のとりまとめを目指す。 取得するのは東電の種類株などになる見通し。既存の株主が持つ普通株と区別することで、将来、機構の保有分を売却する仕組みが作りやすくなる。 来年6月の株主総会で東電が発行できる株式の枠を広げた後、経営の重要事項を決めることができる3分の2以上の議決権を確保する。東電側も、出資を受け入れる方向で検討に入っている。出資とともに現在の経営陣は辞任する方向。 支援機構は東電の賠償支援のために国が資本金の半分を出資する公的機関で、東電の経営権を握ることは事実上の国有化となる。火力発電所の売却や、他社からの安価な電力の購入、人件費の削減などを急ぎ、賠償金の支払いを確実に進める体制をとる。 支援機構は出資の前提として、2012年10月の電気料金の最大10%値上げと2013年度以降の原子力発電所の再稼働を見込んでいるが … 。 主力取引銀行には、支援機構の出資と同額の追加融資を求める。ただ、銀行側は東電への融資は、約4兆円の残高の維持が限界と見ており、追加融資をめぐる交渉は難航する。 東電は支援機構から約8900億円、政府から1200億円の補償金の計約1兆円の支援を受けることが決まっているが、この1兆円は賠償金の支払いにしか使えない。このため、出資と融資によって火力発電所の燃料の購入費や、廃炉のための資金を手当てする。 東電は2012年3月期(単体)決算で税引き後利益が5763億円の赤字となる見通しで、支援機構の出資や銀行の融資がなければ、2013年3月期にも債務超過に転落する恐れがある。 ※ CO2を出さないクリーンエネルギー、低価格で安定供給の核燃料、そんな謳い文句は始めから嘘っぱちでしかなかった。騙される方が悪いと強弁する詐欺商法みたいなカンジだ。島国ニッポンの50基に余る原発の、廃炉費用はどれほどの負担にのぼるのだろうか? これからのニッポンの成長産業は、間違いなく「廃炉業界」なのだろうか? ◇ 今日の誕生花・ケヤキ(ニレ科) 花言葉は、「重厚」。 一つ灯を妻と分け合い賀状書く 高村寿山 いづくにか在りたる冬至南瓜切る 皆吉爽雨 村を守る藁の大蛇をからませて 天にそびゆる欅の大樹 鳥海昭子 |

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