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平成24年1月20日(金)昨日:電気料金値上げの新制度検討、原発停止を考慮。 電気料金の決め方を見直している経済産業省が、新しい値上げのしくみを検討していることが、19日わかった。原発が事故やトラブルで止まり、原油、液化天然ガス(LNG)、石炭の使用量が大きく増えると、その分を料金に反映させ、電力会社が値上げの認可を申請できる制度だ。 電力会社は料金算定の基礎となる原価(費用)を届け出る際、1年間に使う燃料の価格と使用量を見積もり、燃料費を計算している。届け出た後、原油など火力燃料の価格や為替相場が変動した分は、「燃料費調整制度」によって毎月、料金に反映させている。 しかし、一般に発電単価が安い原発が長期停止すると、代替する火力燃料費が増え、経営を圧迫するが、料金には反映できない。新制度では、この燃料費の増加分を料金に反映させるもの。 ◇ 内視鏡で原子炉格納容器の中、初めて撮影 2号機 東京電力は19日、福島第一原発2号機の原子炉格納容器内の様子を温度計を付けた工業用内視鏡で調査した。事故が発生した格納容器内の様子を直接調べたのは初めて。ただ、水滴などで視界が悪く、推定されていた高さに水面は認められなかった。 今回の調査は、燃料取り出しに向けたデータ集めが目的。格納容器の貫通部から直径8.5ミリの内視鏡カメラを入れて、70分間内部の様子を撮影した。放射線量は測定しなかった。 東電は、格納容器内の圧力値から、格納容器の底部から高さ約4.5メートルのところに水面があると推定していた。しかし、高さ約4メートルの場所にある作業用の足場の位置まで内視鏡を下げても水面にたどりつかなかった。このため、水位は格納容器の床面から約4メートル以下と考えられるという。 東電によると、推定には誤差があるため、今回の結果だけで、水位が推定と大きく異なっているとはいえないという。 ※ 推定は、どこまでも推定に過ぎない。それに東電側の希望的観測から、仮定値は大甘にもなろう。東電関係者の言辞が信頼に値しないことは、悲しいかな今日、日本国民周知の事実となってしまった。国策事業とは何とも厄介で扱いにくい。「原発ムラ」の人々に比べれば、オリンパスの犯罪など可愛いものだ。彼らは、どれほどの危険なデータを隠蔽、黙認してきたのか。それによって、どれほどの社会的ないしは金銭的利益を享受してきたのか。そして、今後も誰一人として塀の内側には落ちないように出来ているらしい。 今日1月20日は、「二十日正月」 です。 ◇ 「二十日正月」って? 小正月の最後の日として「納めの行事」を行うもので、地方によっては「骨正月」「骨おろし」「頭正月」などとも呼びます。 お正月に食べた魚の骨や頭までも食べて、正月をきっちりと終えるところからきています。特に関西地方に残る風習で、正月に用いた鰤の骨や頭を酒粕・野菜・大豆などと一緒に煮て食べます。 正月の神々帰り「ケ」に戻る 一月二十日は正月の祝い納めの日、「二十日正月」です。この日の早朝には、正月にお迎えしていた神様方が、それぞれの居場所にお帰りになる日と考えられていました。 神様がお帰りになると言うことで、その前夜つまり十九日の夜には、尾頭付きのお膳や、小豆御飯をお供えする地方もあるそうです。 神様方が全てお帰りになりますから、この日には正月の飾り物などは全て片付けて、正月行事を締めくくる日と言われています。 ◇ フィルムと共に去りぬ・名門コダック、デジタル化への対応遅れ 米写真用品大手のイーストマン・コダックの経営破綻は、世界市場で圧倒的な存在感を誇った企業が、主力事業から転換することの難しさを示した。 コダックとともに世界の3大フィルムメーカーを構成した富士写真フイルム(現・富士フイルムホールディングス)とコニカ(現・コニカミノルタホールディングス)が事業の多角化で成功したのとは対照的だった。 1880年に創業したコダックは、「あなたはシャッターを押すだけ。あとはお任せ下さい」との宣伝文句であらかじめフィルムを装填したカメラを出荷するなど、常に写真業界の最先端を行く企業だった。 1935年には、一般向けカラーフィルム「コダクローム」を発売するなど、フィルム市場でも長く首位を走った。黄色い箱と赤いロゴは、世界中のカメラ愛好家に支持された。 ポケットカメラ用の小型フィルム「110」や新写真システム(APS)などの新規格を提唱したほか、世界初のデジタルカメラを開発したのもコダックだったのだ。 だが、ライバル2社が本拠とする日本市場では苦戦が続いた。90年代半ば、米国は日本のフィルム・印画紙市場は閉鎖的で輸入を妨げているとして世界貿易機関(WTO)に提訴したが、「日米フィルム紛争」は日本側の全面勝利に終わった。 世界的な名門企業が、なぜ躓いたのか。関係者は、デジタル化への対応の遅れと、フィルム事業にこだわり過ぎたことを挙げる。富士写真フイルムが写真店向けにデジカメで撮影した写真を印刷するプリンターをいち早く開発したが、コダックは自社の機械を持たなかった。90年代には、化学部門などフィルム以外の事業を次々と切り離し、将来の成長の芽を摘んだ。 2000年代にフィルム市場が縮小した際、ライバルだった富士写真フイルムやコニカが液晶用の光学フィルムやヘルスケア関連事業など新たな収益源を見いだしたのに対し、コダックは新たな成長分野を作れなかった。 コダックの経営破綻について、富士フイルムHDの古森重隆社長は「コアビジネスを失った時に、それを乗り越えることに成功した会社と乗り越えられなかった会社があることを示している」とコメントした。SMBC日興証券の三浦和晴シニアアナリストは、「複数の事業を抱える日本の会社は利益を出しにくい一方、業態転換はしやすい。日本型経営と米国型経営の光と影が出た」と指摘する。 ※ 自らが開発したデジタルカメラによって足元を掬われるとは、何とも皮肉な結末だ。折角の新技術を持ちながらも、目の前の利益に走りすぎたコダックの哀れな末路だった。失敗は成功のもと、などと言うけれども、大成功は大失敗の布石でもあったのか。 ◇ 今日の誕生花・ストック(アブラナ科)(あらせいとう) 花言葉は、「不変の愛」「逆境に堅実」。 雪の旅おもしろからんさりながら 子規 ものがたき骨正月の老母かな 虚子 ※ 律儀に昔どうりの作法で「骨正月」をする母を慈しむ虚子の心情。 大寒の一戸もかくれなき故郷 飯田龍太 畦を来るストック抱けるだけ抱いて 青柳志解樹(しげき) 悲しみをのり越えし人の玄関に ストック甘く匂いていたり 鳥海昭子 |

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