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平成24年1月28日(土)昨日:販促優先のドコモと、我欲むきだしのアプリ。 NTTドコモは27日、東京都心などで起きた一連の通信障害を受けて再発防止策を正式に発表した。都心で25日に発生した障害の原因は、スマートフォン(多機能携帯電話、スマホ)のアプリ(応用ソフト)の普及で通信量が増加している点にあると説明。この対策に今後3年間で1200億円をかけ、設備の性能を向上させる。 2014年度までにデータ通信を処理する「パケット交換機」の能力を向上させて再発を防ぐことが柱で、アプリ対策のほかにスマホ用のインターネット接続サービス「spモード」システムに400億円を投じる。当初の投資計画から上乗せし、対策費は計約1600億円となる。 ドコモの説明によると、スマホに取り込んだアプリが、操作していないときでも「制御信号」と呼ばれる細かな通信を繰り返している。携帯電話会社は、利用者のスマホにどういうアプリが入っているのか分からないため、信号の通信量を読めない側面がある。 ※ 便利とは、不便に耐えることなのね。メールも打てず、電話もできず。 1月28日は、「宇宙からの警告の日」 です。 1986年1月28日、アメリカのスペースシャトル・チャレンジャーが打ち上げられ、発射73秒後に爆発し、乗組員7名全員が死亡しました。 大江健三郎は『治療塔』の中で、この事故を「宇宙意志からの警告」と表現しました。 この乗組員の中には、初めて普通の市民から選ばれた高校教師、クリスタ・マコーリフ飛行士や初のアジア系飛行士(ハワイ出身の日系人エリソン・オニズカ)も含まれていました。 クリスタさんは、宇宙から初めての生中継の授業をすることになっていました。 事故から3日後、レーガン大統領は、「未来は無償では得られない。人類の進歩の物語は、すべて困難に立ち向かう戦いの物語だ」と演説し、宇宙への挑戦を続行することに多くの国民の支持を得ようとしました。 まもなく事故調査大統領委員会が設置され調査した結果、発射当日の異常な低温による固体ロケットの下部の2つの部分をつなぐ結合部での破損(ゴム系シールド)が原因で、そこから漏れた燃焼ガスが外部燃料タンクに引火し水素爆発を招いたとされています。 NASAが開発した再使用型の有翼宇宙船スペースシャトルは、1981年4月の初飛行から順調に飛び続け、宇宙開発への定期便になりかけていたが、この事故は初飛行に成功してから5年が経過して起きたものだった。シャトルによる宇宙飛行もすっかり日常化し、初飛行以来国内はもとより海外での関心も薄らいでいた頃に起こった惨事だった。 当日の異常低温のため結合部のシールに重大な危惧があることは、内部の技術者から事前に警告されていたようだが、NASAは計画の度重なる遅延に苛立っていた。当日の低温気象では余りに危険なので打ち上げを中止すべきと言う要請があったにもかかわらず、悪天候の中、NASAは打ち上げを強行したのだった。その背景には、レーガン大統領の政治的思惑もあった、などと取り沙汰された。 事故後、米航空宇宙局の安全管理の在り方が問題となり、2年8ヶ月後の1988年9月までシャトルの飛行は中止された。NASAの体制を立て直し、1988年10月ディスカバリーの飛行でスペースシャトルは復活した。 1995年にまとめたNASAの報告書では、シャトルを事故で失う確立は0.76%とされていたのだが … 。 2003年2月2日、米国東部時間 2月1日午前9時 (日本時間午後11時) 頃、スペースシャトル・コロンビアが、地上に帰還する直前にテキサス州上空で空中分解し、搭乗員7名全員が亡くなった。この事故により、日本人飛行士としては毛利衛、向井千秋、若田光一、土井隆雄らに次いでこの3月には野口聡一がアトランティスに乗る予定であったが、事故の原因が究明されるまで、全ての飛行が中止された。1995年にNASAが事故は0.76%の危険性と、強気の発表をしてから8年目の大惨事となった。 ◇ 大江健三郎 『 治療塔 』 21世紀、核戦争・自然破壊で荒廃する地球。人類は「選ばれた者」による宇宙移民計画を敢行する。物語はその10年後、彼らの不可解な帰還から始まる。テクノロジー文明の行方を問う近未来SF。 21世紀前半、度重なる核戦争によって汚染された地球から、「選ばれた者」百万人が、大多数の人々を置き去りにしてスターシップ公社のロケットに乗って、「新しい地球」へと移住する。 スターシップ公社の日本代表・木田隆の息子・朔はその特権的な立場によって、そのロケットに乗るという権利を与えられる。彼は地球に残留したリツコと結婚するが、それは周囲からは歓迎されていない。スイスの全寮制学校に在籍していたリツコは、中東で発生した核戦争から逃れる為に日本行きの飛行機に乗ろうとしたヨーロッパで、複数の男性から強姦されてしまい、エイズへの感染を心配する状況に追い遣られていた。 朔は「新しい地球」で奇妙な建築物を発見する。その中に入ると人は若返って病気に強くなったので「治療塔」と名付けられた。その後、「選ばれた者」達は古い地球を侵略して植民地にしようと企てる。朔は父親の会社に反発し、公然とスターシップ公社を批判し始めるのだった。 『 治療塔惑星 』なる続編あり。大江氏の妄想は続く … 。 ※ 安部公房は大江に対し、「あれはSFではないんじゃないの」という反応を示したと言われる。大江は、SF的センスを致命的に欠く。 ◇ 本未明、小惑星が地球と「ニアミス」=5万9000キロまで接近 直径20メートルに満たない小惑星が27日、地球から約5万9000キロ離れた宇宙空間を通過したことが、米航空宇宙局(NASA)専門家の観測で分かった。米メディアが報じた。地球に被害を与える恐れは全くなかったものの、専門家は「ニアミス」と表現している。 小惑星は、NASAが地球近傍小惑星として登録していた「2012 BX34」(直径約8〜18メートル)。米東部時間27日午前10時半(日本時間28日午前0時半)ごろ地球に最接近し、通過した。 ※ これこそが「宇宙意志からのメッセージ」なのだろう。地球と言う小さな星は、必ず「死」を迎える。そして、外的要因よりも遥かに早く、逼迫する内的要因で地球は生命が棲むには相応しくない環境となるだろう。 ホーキング博士も、第二の地球開拓の必要性を説いている。だが、宇宙論には「滅びの美学」が不可欠なのだ。星々は滅びるからこそ、新たな星を賜るのだ。星に従属する如何なる生命体も、運命共同体を免れるべきではない。宇宙には、潔さこそが良く似合うのだ。 ◇ 今日の誕生花・エンドウ(マメ科) 花言葉は、「未来の喜び」。 人住まぬ屋敷の池の氷かな 子規 山の日は鏡の如し寒桜 虚子 豌豆の咲く土ぬくく小雨やむ 飯田蛇笏 えんどうの花が風生むここ丹波 坪内稔典 追伸のうれしさに似てエンドウの 新しい花今朝も咲きたり 鳥海昭子 |

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