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平成24年2月5日(日)昨日:消費者被害を一括救済、訴訟代行の新法制定へ。 被害額が少なかったり、訴訟の負担が重かったりして、泣き寝入りしてしまうことが多い消費者被害を一括して救済するため、消費者庁は、特定適格消費者団体による訴訟代行の手続きに関する新法「集団的消費者被害回復法案」(仮称)を今国会に提出する方針を固めた。 施行は2013年度以降となる見通し。 救済対象は、被害額数万〜数百万円のトラブルを抱える消費者。英会話教室やエステで入会手続きをしたものの、途中で解約しても授業料や申込金の大半が返金されなかったり、ネット通販で購入した商品が粗悪品なのに代金返還に応じてもらえなかったり、などのケースが想定される。 まず、新法に基づき、適格消費者団体の中から特定適格消費者団体を認定。これらの団体が消費者の訴えに基づいて業者に損害賠償請求訴訟を起こし、賠償を認めた判決が確定すると、インターネットなどで周知する。これを受け、同じ業者とのトラブルを抱える消費者が同団体に被害を届け出ると、裁判所が個別の審理により返金額を算出し、業者に返金を命じる仕組み。 ※ 猫を追うより皿を引けと言う。騙す方は綿密に思慮を巡らしているものだ。 1973年2月5日、渋谷駅のコインロッカーから嬰児の死体が確認されました。 1973年2月4日、渋谷駅のコインロッカーに預けられたまま保管期限が過ぎたロッカーから紙袋が回収され、翌5日に紙袋から異臭がしたため、回収し保管していた警備員が中を改めると、生まれたばかりと思しき男児の遺体が入っていたという事件が発覚した。この男児遺体は女性用下着やスラックス・風呂敷などで包まれていて、遺棄した者も結局わからなかった。 ※ やはらかに柳あをめる北上の 岸辺目に見ゆ泣けとごとくに 啄木 ◇ 「コインロッカーベイビー」 1973年に前後して、日本国内で同時多発的に発生、社会問題となった捨て子・死体遺棄事件の総称です。 従来の捨て子は、親が遺棄するにあたり、吾が子が多少なりとも生き長らえるように発見されやすい場所や児童養護施設など発見され次第、容易に保護が受けられる場所に置き去りにされる傾向があった。時には不完全ながらも身の回りの品々が添えられたり、発見者や拾う側などにメッセージが添えられる事すらあった。 しかしコインロッカーベイビーでは、施錠できる公共の施設であることから、これまでの捨て子とは全く異なる以下のような要素を提示していた。 遺棄した側の匿名性が保持されやすい、仮に異変に気付いても第三者が中を改めにくい、人間を含む動物を入れることが想定外の施設、換気が不十分ないし殆ど無いため窒息のおそれがある、想定外利用のため異常が見落とされがちで長く放置されやすい。 結局、異臭がするなど既に生存状態ではない段階で発見されることも少なくない。 1973年3月、大阪でバラバラ殺人の被害者遺体がコインロッカーに隠されるという事件が発生したことを契機として、地域のコインロッカーを一斉に調査したところ、バラバラ殺人事件で頭部が発見された大阪駅より、臍の緒と胎盤がついたままタオルに包まれビニールの手提げ袋に入れられた新生児の遺体が発見された。 この事件報道に触発されるように、同年だけで大都市のターミナル駅を中心に、43件の遺棄事件が発生、深刻な社会問題となった。 ◇ 村上 龍:著作『コインロッカー・ベイビーズ』 1972年夏、「キク」と「ハシ」は、コインロッカーで生まれた。二人は横浜の孤児院で暮したのち、九州の炭鉱跡の島にいる養父母に引き取られた。 多感な時代をその島で過ごしたのち、本当の母親を探して「ハシ」は東京へと消えた。その「ハシ」を追って東京へ来た「キク」は、鰐の「ガリバー」と暮らす「アネモネ」に出会う。「キク」は小笠原の沖、カラギ島に眠る「ダチュラ」を使ってこの世界を破壊したいと願う。 「ハシ」は生まれもった才能と努力でポップスターへと登り詰める。 そして、本当の母親なるものに出会えた時、二人のとった行動とは … 。 「キク」と「ハシ」が、幼少時に聞かされた音とは … 。 1981年、野間文芸新人賞受賞作品。 ※ わたしたちは皆、「社会」と言われる少し大きめなコインロッカーに産み落とされた者どもなのだ。 「ハシ」のようにロッカーの中で声を上げず、自らの心音を聴き、泣くことを、生きることを覚えてゆく「自閉」的存在者となるか。 あるいは「キク」のように、閉じ込められたロッカーの外の世界に向って泣き叫び、やがてはコンクリートでできた「街」という巨大なロッカーを破壊する凶悪な「破壊者」として成長するか。 日本の閉鎖的な社会は、圧倒的に有能な「自閉者」を求めて、自律的な存在者を忌み嫌う。以前に流行した「KY」なる語は、端的に「黙ってろ!」という意味でしかなかった。日本社会は、あらゆる面で均一化してしまい、韓国に大きく水を開けられてしまった。 とは言え、自閉的生活も悪くなかったり、したりして … 。 ※ 霙より雪となりたる夕暮れに待つ人もなき家路を急ぐ 岩手 菊池敬助 ◇ 大本山妙心寺で男女160人が「婚活」 京都市右京区の臨済宗妙心寺派大本山・妙心寺で5日、男女160人が参加する婚活の集い「吉縁会」が開かれました。同派静岡西教区の青年僧の会「七鵬会」(会長=泉良典・道林寺住職)の主催で、静岡県浜松市からバス4台に分乗し妙心寺を参拝。参加者は精進料理を楽しみ、八坂神社や円山公園界隈を散策しながら語り合った。 ※ 御佛の縁たまはる妙心寺 妙なる調べ心に叶ふ 。 ◇ 今日の誕生花・ネコヤナギ(ヤナギ科) 花言葉は、「自由」「思いのまま」。 花の咲く木は閙(いそ)がしき二月かな 各務支考 氷解けて古藻に動く小海老哉 子規 旧正の草の庵の女客 虚子 一つづつ光輪まとひ猫柳 伊藤柏翠 水ぬるむ小川の岸のネコヤナギ 銀いろの穂をはじき初めたり 鳥海昭子 ◇ 2月5日は、高橋竹山(初代)の命日です。(1998年)
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