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平成24年7月8日(日)昨日:「悪の帝王」米国、パキスタンで無人機攻撃。 パキスタン北西部の部族地域北ワジリスタン地区で6日夜、米国の無人偵察機によるミサイル攻撃があり、パキスタンの地元メディアによると、少なくとも24人が死亡した。 パキスタン政府は5日、昨年11月のNATO軍による誤爆事件後封鎖していたNATO軍向け補給路を再開したばかり。米軍は、6日の攻撃で死亡したのは全員武装勢力だったと説明しているが、パキスタン国内では補給路再開を受けて反米デモが激化しているだけに、米パ関係は当分ぎくしゃくする可能性がある。 7月8日は、ロックフェラーの誕生日 です。 ◇ ジョン・デイヴィソン・ロックフェラー(1839〜1937) アメリカ合衆国の実業家、スタンダード・オイルを創設。その悪辣な営業戦略で、ロックフェラーは同社を世界最大の石油会社に育て上げ、個人資産を蓄積したため石油王と呼ばれた。彼はその後、巨額の資産を慈善事業に費やした。 市場の独占:スタンダード・オイルは、徐々にアメリカ国内で石油生産の支配権を獲得。巨大な利益を消費者に還元せず、高価格で販売し続けるそのビジネス手法は厳しく批判された。その声は、各州で独立製油業者らが組織化し始める1882年まで増加し続ける。その数年後には、スタンダード・オイルは反トラスト運動の格好の目標として攻撃される。 だが、その後も着々と同業者の買収を進めていき、原油生産から石油精製、小売に至る石油に関する全部門を支配する。その結果、スタンダード・オイル社は石油市場の90%を支配するに至った。しかし、世論は次第に「反独占」「反トラスト」へと向かい、1890年にシャーマン反トラスト法が成立し、政府も世論と同じ態度を取るようになり、スタンダード・オイルに対して反トラスト訴訟を起こし、1892年にオハイオ最高裁判所からトラスト協定を破棄すべしとの判決を受ける。 しかし、1889年にニュージャージー州で、州内の法人が他の法人の株式を所有することを認める法律を成立させたため、この法律を使い再編成が可能となった。それはトラストを解体し、ニュージャージー・スタンダード・オイル社に全米にある系列会社の株式の全部又は大部分を所有させ、合法的な「持ち株会社」にすることであった。この再編成の結果、全国規模の事業展開が可能になる上、トラストに対する攻勢をかわす緊急避難策となった。 ロックフェラーは1895年に事業から引退したが、1911年まで社長の職に在籍した。かつて彼は、鉱山およびスペリオル湖での鉱石運搬船を含む大きな製鉄会社を保有していたが、U.S.スチール社にそれらを売却した。 1901年までに、彼には約9億ドルの資産があり、当時の世界における最も裕福な人物であったと考えられる。インフレ調節された彼の純資産は、現代の億万長者トップ20人の中に入る。なお、2001年段階でロックフェラーの財産を現代の価値に換算した場合、2,000億ドルに上ると推測される。 「私は災難の起こるたびに、これを良い機会に変えようと努力し続けてきた」 ニューヨーク州で、行商人の子として生まれたロックフェラー。父親はいかさまの薬売りで、よく家を留守にし、偽名で別の女性とも密かに結婚していたといわれる。そんな環境の中、彼は子供の時から、日曜の朝はバプテスト教会へ行くのが習慣となっていた。教会では飲酒、喫煙、ダンス、トランプなどを禁じ、労働と倹約、慈善を教えており。その教えが彼の一生を貫いたとも云われる。 彼は5歳の時、自分の父親に少額の金を利子つきで貸しており、6歳で小さな会社に帳簿係として初めて就職し、その1年目には、給料の約6%を寄付に使っています。さらに、18歳のとき、知人とベンチャー会社を設立する。 その後ペンシルバニアで石油鉱脈が発見されると、その将来性に目をつけ、1870年オハイオ・スタンダード石油会社を作り社長となる。さらに、石油精製から石油採掘へと事業を拡大、市場を独占し、アメリカ最大の石油会社に発展、他の業者を買収して独占を進め、石油王と呼ばれるようになる。 彼は、自由競争を妨げるとして反トラスト法で提訴されたり、悪徳企業家としてマスメディアに叩かれる。58歳で事業から引退、後半生は慈善事業につくした。そのため顧問を雇って、1億8千万ドルという巨額の基金でロックフェラー財団を設立。人類の福祉の増進を目的に資産を、大学、医学研究所、一般教育財団などへ寄付した。世界最大のロックフェラー医学研究所もこの援助によってできた。彼が97歳で大往生を遂げた時、多くの新聞は「ロックフェラー氏ほど莫大な財産を、これほど賢明に使った人物がこれまでに居るだろうか」と称賛した。こうした慈善精神は、彼の子孫にも受け継がれている。 関東大震災により焼失した東京大学の図書館の再建のためにも寄付 (大正13年12月30日、ロックフェラー氏からの援助申し出の電文) 拝啓 昨年の震災によって東京帝国大学の図書館がその蔵書80万冊のほとんど全部と共に焼失したことを、深い悲しみをもって伝え聞いております。日本がこの未曾有の災禍を被ったことで、世界の同情をよんだことは勿論のこと、日本国民がこのような惨事に直面し発揮した剛健な気質は、誰もが賛辞を惜しまないことと思います。 先般、帝国大学代表者の高柳教授は、図書館の再建と図書の回復とについて援助を求められましたが、その求めに応じて400万円を寄付することができることを私自身大変嬉しく思います。その寄付には何らの条件も付けず、もし古在総長が図書館長姉崎教授並び団琢磨博士と共に委員としてこの資金を支出する全権をもち、活用いただけるならば満足に思います。この寄付を建築と図書とに充てるかどうかの判断も上記の委員に一任したく思います。私の聞いたところでは、図書館建築の為に政府は既に相当の支出を決定しておられるようです。私の希望としては、この種の他の資金と共に、私の寄贈する資金によって、図書館の建物の完成だけでなく、図書を購入するためにもかなり多くの資金を供給できればと思っています。 日本国民が自力でその破壊された都市や学府の完全な回復を成し遂げることを、私は確信しております。またそのことともに、世界の学界に優秀な位置を占めておられる東京大学が満足な図書館設備をもつ日が来ることが早まるように、援助できることを私は大変喜びに思っております。 敬具 ジョン・デ・ロックフェラー 東京帝国大学総長 古在由直殿 ◇ 今日の誕生花・グラジオラス(アヤメ科) 花言葉は、「堅固」「用心」。 おかこひに泳ぎの人のつとひけり 子規 ※ お囲い池とは、松山の藩政時代の水練用プール。 箱庭の人に古りゆく月日かな 虚子 理科室の窓明るくてグラジオラス あざ蓉子 グラジオラス揺れておのおの席につく 下田実花 グラジオラスゆるるは誰か来るごとし 永田耕一郎 登り蝶の花が咲いたと おはぐろの祖母がグラジオラスを指差す 鳥海昭子 |

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