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平成24年7月10日(火)昨日:民主の反増税派に勢い、鳩山氏と融和急ぐ執行部。 民主党は9日、消費増税法案の衆院採決に反対した鳩山由紀夫元首相について、党員資格停止6ヶ月の処分期間を半分に短縮し、鳩山氏との融和を急いだ。しかし、鳩山氏は9日、新党を結成する小沢一郎元代表と会い、今後の連携を申し合わせるなど、野田政権との対決姿勢を変えていない。むしろ処分の見直しにより、当初案をまとめた野田佳彦首相と輿石東幹事長の求心力がさらに低下し、民主党の混乱に拍車がかかっている。 民主党倫理委員会(北沢俊美委員長)は9日、鳩山氏の処分短縮を求める答申をまとめた。倫理委の同日午前の意見聴取には、法案に反対し、党に残留する衆院議員5人が出席。鳩山氏側近の松野頼久衆院議員は「なぜ鳩山氏のみが処分6ヶ月なのか。元首相も当選1回議員も権利は同じだ」と強く反発した。 ※ 迷走する執行部、先行き不透明な“小沢新党”、日本の明日はどっちだ! ◇ 毎日小学生新聞 2012年07月08日 NEWSの窓:政治 小沢新党 若手が多いのが大きな悩み 民主党が分裂しました。6日現在で離党届を出したのは小沢一郎元代表をはじめ、衆院議員37人、参院議員12人で、計49人。いったん離党届を小沢元代表に預けながら、離党を撤回した議員もいて、やはり、自分が所属してきた政党を離れるのは大変なことなんだと思った人も多いでしょう。 政権を担当している与党から、一度にこれだけ大量の離党者が出るのは、1993年6月、自民党から大量の離党者が出て以来となります。実は、この時も離党した議員たちのリーダーは小沢元代表(おざわもとだいひょう)でした。 小沢元代表は、かつては自民党の幹事長も務めたことがある人です。93年当時は、衆院の選挙に今の小選挙区比例代表並立制という仕組みを導入するかどうかで、自民党は大もめにもめていて、小沢元代表は、この制度の導入を主張するリーダーでした。ところが、党内の反対が強く、結局、小沢元代表は、羽田孜元総理大臣(首相)ら仲間といっしょに自民党を離党。新生党という政党を作りました。 新生党の後は新進党、それを壊して次は自由党 … と、小沢元代表が新党を作るのは今度が4回目となります。元代表を指して「壊し屋」と呼ぶ人がいるのは、こうした経緯からです。 ※ 十年ひと昔、百年たっても、分からぬ者は分からない。救いがたきは … 7月10日は、井伏鱒二の命日 です。 ◇ 井伏鱒二(1898年〜1993年) 小説家 広島県安那郡加茂村(現・福山市加茂町)の生まれ。本名は井伏滿壽二。筆名は釣り好きだったことによる。 井伏家は、室町時代の1442年まで遡れる旧家で代々の地主。5歳のときに父を亡くし、祖父にかわいがられて育つ。 1912年(明治45年)、福山中学校に進学。同校の庭には池があり、二匹の山椒魚が飼われていた。これがのちに処女作として知られるようになる『山椒魚』に結びついた。 作文は得意だったが成績は振るわず、中学校3年生頃から画家を志し、卒業すると3ヶ月間奈良・京都を写生旅行する。その際に泊まった宿の主人が偶然、橋本関雪の知り合いと聞き、スケッチを託して橋本関雪に入門を申し込んだが断られ、やむなく帰郷。 同人誌に投稿などをしていた文学好きの兄からたびたび勧められていたこともあって、井伏は文学に転向することを決意、早稲田大学文学部仏文学科に入学。そこで同じ学科の青木南八と親交を深める一方、文壇で名を成していた岩野泡鳴や谷崎精二などのもとを積極的に訪ねるようになる。のちに、無二の親友だった青木が自殺する。 1923年、同人誌『世紀』に参加し、『幽閉』を発表。翌年、聚芳社に入社するが、退社と再入社をくりかえしたのち、佐藤春夫に師事するようになる。1924年、親友を頼って山口県柳井市に滞在。 1929年、『朽助のいる谷間』を『創作月間』誌に、『幽閉』を改作した『山椒魚』を『文芸都市』誌に、『屋根の上のサワン』を『文学』に発表。 翌年、初の作品集『夜ふけと梅の花』を出版。この年は小林秀雄らが出していた雑誌『作品』の同人となったり、太宰治とはじめて会ったりしている。 1938年、『ジョン萬次郎漂流記』で第6回直木賞受賞、『文学界』誌の同人となる。戦時中は陸軍に徴用され、開戦を知ったのは南シナ海上を航行する輸送船の中だった。その後、日本軍が占領した昭南に駐在、現地で日本語新聞の編集に携わった。この経験がその後の作品に大きな影響を与えている。 1965年、『新潮』誌に『黒い雨』(連載当初は『姪の結婚』)を連載。この作品で1966年、野間文芸賞を受賞。同年に文化勲章も受章した。 1990年(平成2年)に名誉都民。1993年6月末に東京衛生病院に緊急入院、7月10日、95歳で死去。 ◇ 井伏鱒二さん命名の理髪店「やまめ床」 元気に営業中(身延町下部) 作家・井伏鱒二が命名したことで知られる身延町下部の理髪店「やまめ床」の依田啓史(ひろし)店主(61)は、日々元気よく鋏を動かしている。昨年の初めに一時病気を患ったが、今は回復し、常連客からは「元気になってよかった」「無理しないように」と励ます声が寄せられた。「今まで以上にお客さんの大切さを感じるようになった」と語る啓史さん。「井伏と親交が深かった父から受け継いだ大事な店。長く続けたい」と話す。 理髪店は、父親で先代の故・喜史(よしふみ)さんが約80年前に開店。喜史さんと井伏は、「下部川でヤマメ釣りを楽しむなど交友を続け、井伏は店の常連客でもあった」(啓史さん)という。 啓史さんは30歳ごろに2代目を継ぎ、妻・南海恵さん(61)のサポートを受けて店を切り盛りしている。常連客には地元の人だけでなく、静岡、神奈川県から毎月訪れる人もいる。啓史さんは「中には散髪せずに、店内に飾ってある井伏の写真を眺めていくだけの人もいる」と笑う。 昨年1月に病気治療のため3週間入院。自宅療養を経て、同年4月から仕事に復帰。「これからも、お客さんとの会話を楽しみながら仕事を続けたい」と笑顔を見せた。 (2012年06月20日) ◇ 『黒い雨』ゆかりの地を巡る(2012/07/04) 井伏鱒二の小説『黒い雨』の舞台となった広島県神石高原町小畠を巡るフィールドワークが4日、あった。約50人が参加。小説の基になった「重松日記」の著者、故・重松静馬氏の娘婿・文宏さん(76)の案内で、生家や終章に出てくる池など4ヶ所を約2時間かけて回った。 文宏さんは、悲惨な戦争体験を知ってもらうため、小説内の地名や人名を実名にするよう重松氏が井伏に懇願したエピソードなどを紹介。黒い雨の一節を記した文学碑前では「(重松氏も)生かされた者として戦争や核兵器のない世界を求めていた」と説明した。 町内の4公民館が参加する生涯学習連続講座の一環で、町教委など主催。同町油木の主婦逸見隆子さん(70)は「戦争はいけないとあらためて思い知らされた。孫にも伝えたい」と話した。 ◇ 井伏鱒二と俳人・飯田龍太との400通の交流書簡(2010年8月7日) 原爆の悲劇を描いた小説『黒い雨』で知られる作家の井伏鱒二と、戦後俳句の第一人者、飯田龍太が、40年にわたって交わした未発表の書簡約400通が両氏の遺族宅で見つかった。 井伏発が265通、飯田発が143通。自然と人間を愛した文人二人の深い交流が伝わる貴重な資料だ。 注目されるのは、『黒い雨』に関する記述。井伏は1965年新年号から文芸誌「新潮」に『姪の結婚』(同年夏、『黒い雨』に改題)の連載を開始した。連載中の同年12月27日の封書には、飯田に頼まれた原稿を書けないと謝ったうえで、「広島へ小説のことで取材に行つて来てからといふもの、どうも調子が変です。雑用も然りながら何だか変です」と、原爆という重い題材を描く苦悩を吐露している。 1966年夏に連載が完結すると、飯田は間髪入れず、「『黒い雨』のバクハツ的評判を各紙各誌で拝見致します。文芸地にオチズ … と思ひました」(1966年9月27日)と書き送った。 ◆ 飯田龍太(1920〜2007年):山梨県生まれ。父の飯田蛇笏没後、「雲母」を主宰。自然や風土を格調高く詠み、句集「忘音」で読売文学賞。代表句に「一月の川一月の谷の中」。 ◇ 小沢新党構想、増税より財政出動、脱原発・TPP反対 小沢一郎元民主党代表が旗揚げする新党の重点政策が9日、判明した。消費税増税前に徹底した行財政改革を実施、財政出動による公共事業投資を積極的に進め5年以内のデフレ脱却を実現するのが柱だ。将来的な「原発ゼロ」も明記し、環太平洋連携協定(TPP)反対を打ち出す。11日の設立総会で公表する。 重点政策は冒頭で「統治機構の大改革」を掲げ、官僚主導から政治主導への転換を訴えている。消費税増税を進める野田政権の経済政策を「デフレ政策を推進している」と批判。民間投資が進んでいないとして、国債発行による公共事業投資の必要性を強調している。 ※ 十年ひと昔、同じ手法の繰返し、朝三暮四の政局化した小手先政策の羅列、眠りしままの高齢有権者、依然として政治に無関心な若年層。この国には、風穴を開ける者が居ない。 辣腕この上ない小沢一郎は、官僚から蛇蝎の如くに嫌われ、国策捜査でとことん追い詰められた。彼は力量のみで、器量に欠けた。 小粒の政治家の、小粒の国の、膨大なる借財は、何れの世代が“詰め腹”斬らされるのか? ◇ 今日の誕生花・シモツケソウ(バラ科) 花言葉は、「ひそかな恋」「自由」。 睾丸をのせて重たき団扇哉 子規 ※ 睾丸の垢取る冬の日向哉 子規 先生が瓜盗人でおはせしか 虚子 七月も十日過ぎたる雨の音 宇多喜代子 なだめても首横に振る扇風機 中原道夫 一生の楽しきころのソーダ水 富安風生 ひっそりと袋小路の昼下がり シモツケソウの花咲きいたり 鳥海昭子 |

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