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平成24年7月17日(火)昨日:反原発の近道は、自然エネルギーの稼動にあり。 大分県別府市の給湯業者が温泉熱を活用して発電し、九州電力に売電する計画を進めていることが分かった。 業者は、瀬戸内自然エナジー(森川勇社長)。所有する同市鶴見の源泉地(湧出量毎分1トン)で温泉をくみ上げ、近くの住宅約650世帯に風呂用として給湯している。 湯は約100度だが、熱の使い道はなく、給湯管で送った後は、各家庭で適温まで冷ましてもらっている。 発電機は、沸点が低い特殊な媒体を温泉の熱で温めて気化させ、その圧力でタービンを回す仕組み。発電に使った後の湯は、約85度に下がり、これまで通り、入浴用に利用できる。昼夜を問わず、1基当たり年間、約100世帯分の電力を発電できるという。 昨年、神戸製鋼所が開発した最新の発電機を知り、導入を決めた。12月にも稼働を始める計画。 由布市湯布院町の旅館も既に同じ発電機を発注し、同月頃の稼働を目指している。森川社長は「見込み通りの電力量が発電できることを実証できれば、高温泉が多い別府は電力の一大供給地になるかもしれない」と期待している。 ※ 電力会社は、なりふり構わず自己の利権を守ろうとしている。聞く耳持たぬ者には、電力会社に依存しない小規模発電を、各地で立ち上げれば良い。用水路発電でも、馬鹿にならない成果がみられる。小規模発電が行き渡れば、大規模停電など絶対に起こらないだろう。 7月17日は、水原秋桜子の命日 です。 ◇ 水原秋櫻子(1892年〜1981年)俳人 医学博士 本名は水原 豊。別号に喜雨亭。 東京市神田区猿楽町(現・東京都千代田区神田猿楽町)に代々産婦人科を営む病院の家系に生まれる。獨逸学協会学校(現在の獨協高等学校)、第一高等学校を経て1914年に東京帝国大学医学部へ入学。血清学研究室を経て1918年同医学部卒業。1928年に昭和医学専門学校の初代産婦人科学教授となり、講義では産科学を担当、1941年まで務めた。また家業の病院を継ぎ、宮内省侍医寮御用係として多くの皇族の子供を取り上げた。 俳人としては、まず学生時代に渋柿派の緒方春桐から教えを請い、その後、松根東洋城、さらに高浜虚子に師事し、『ホトトギス』に参加。1922年に富安風生、山口青邨らと東大俳句会を再興。『ホトトギス』時代には、写生を基礎としながら短歌的な叙情表現を導入して主観写生を樹立、山口誓子、阿波野青畝、高野素十とともに『ホトトギス』の「四S」(よんエス)と呼ばれ、同誌の黄金時代を築いた。しかしやがて客観的写生を堅持する虚子とそれを支持する素十と対立し、1931年に主宰誌『馬酔木』に「『自然の真』と『文芸上の真』」(昭和6年10月号)を発表し『ホトトギス』から独立。これをきっかけにして青年層を中心に反伝統、反ホトトギスを旗印とする新興俳句運動が起こった。 主宰誌の『馬酔木』には、『ホトトギス』の沈滞したムードを嫌った五十崎古郷と門弟の石田波郷や若手の俳人達が集い、さらに加藤楸邨、山口誓子なども加わり、やがてホトトギスと対抗する一大勢力となった。この頃、『土上』を主宰し新興俳句に傾いていた10歳年上の嶋田青峰に対し、「天地眼前にくずるるとも無季俳句を容認すべきではありません」と忠告を発した。その甲斐もなく、青峰は1941年(昭和16年)2月5日に新興俳句弾圧事件で逮捕されてしまう。 1962年、俳人協会会長に就任。1967年(昭和42年)には勲三等瑞宝章を叙勲する。1978年11月18日の昭和大学創立五十年記念式典で特別功労者として表彰。式典の記念品のひとつに昭和大学五十年を詠んだ秋桜子の句の色紙が配られた。この句の句碑は大学キャンパスの中庭に建てられている。1981年7月17日、急性心不全のため逝去。享年88。墓は東京都豊島区の都営染井霊園。 ※ 幼き日見上げし二人の名も知らず 胸に塞ぐる不安ばかりが … 啄木鳥や落葉をいそぐ牧の木々 ふるさとの沼のにほひや蛇苺 梨咲くと葛飾の野はとの曇り 来しかたや馬酔木咲く野の日のひかり 瀧落ちて群青世界とどろけり 一時期は連作を好んで作りまた指導もしたが、のちに一句の独立性を弱めると考えるようになり廃止。吟行による句も多く、戦後は一段と自然諷詠に身を入れ、同時に評論や随筆なども多く発表した。 秋櫻子は、中学時代に野球に熱中しており、晩年も西武ライオンズのファンとして熱心に野球観戦した。 ナイターの光芒大河へだてけり (ナイターは夏の季語) ◇ 今日の誕生花・ハマオモト〔ハマユウ〕(ヒガンバナ科) 花言葉は、「どこか遠くへ」「汚れがない」。(浜万年青) 雲の峯水なき川を渡りけり 子規 昼寝さめて其まま雲を見居るなり 虚子 大雨のあと浜木綿に次の花 飴山 實 夏料理ましろき紙のかぶせある 井上弘美 夕暮れを香り立ちたるハマユウに そそのかされて旅を思えり 鳥海昭子 |

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