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平成24年9月8日(土)昨日:野田首相の代表再選確実、自民総裁選は乱立様相。 野田首相(55)は7日、首相官邸で記者会見し、10日告示の党代表選(21日投開票)への立候補を正式に表明した。 細野豪志環境・原発相は出馬を見送った。首相の対抗馬擁立を目指す動きは続いているものの、党内に待望論が強かった細野氏の出馬見送りで、首相の再選は確実な情勢。 一方、自民党総裁選(14日告示、26日投開票)は、町村信孝元官房長官(67)が7日、立候補を表明。さらに、複数の候補が出馬する構えで、候補者は乱立する様相だ。 首相は記者会見で「未完の(社会保障と税の)一体改革や道半ばの震災復興をはじめ、日本が抱える残された課題とこれからも格闘し、克服していくという職責を引き続き担っていきたい」と述べ、再選を目指して出馬する意向を表明した。 秋に予想される臨時国会では、赤字国債を発行するための特例公債法案、衆院選の「1票の格差」是正のための衆院選挙制度改革の法案の成立に全力を挙げる考えを強調した。衆院解散の時期については「やるべきことをしっかりやり抜いた後、しかるべき時に国民の信を問う」と述べるにとどめた。 一方、首相に批判的な議員らは、立候補に向けた準備を進めている。赤松広隆元農相(64)は7日夜、東京都内で記者会見し、原発ゼロなどを掲げて出馬する意欲を表明。原口一博元総務相(53)と山田正彦元農相は、首相への対立候補の一本化を目指して協議し、原口氏に一本化した。その後、原口氏は出馬を目指す意向を示した。馬淵澄夫元国土交通相(52)も出馬を目指している。 自民党総裁選では、出馬表明した町村氏のほかに、谷垣総裁(67)、石原幹事長(55)、石破茂前政調会長(55)、安倍元首相(57)、林芳正政調会長代理(51)の5氏が出馬する構え。 谷垣氏と石原氏は7日、「執行部の2人が出馬するのは望ましくない」とし、一本化に向けて断続的に協議したが、両氏とも譲らず、結論は出なかった。 十年前の9月8日、一家4人と愛犬が忽然と“神隠し” その悲しい結末 広島県世羅町の山上さん一家4人が忽然と姿を消した。失踪事件が発覚したのは、2001年6月4日の事だった。失跡の理由が全く見当たらなかったため、近所では「まるで神隠し」と騒がれた。 そして、失踪から1年以上が経過した2002年9月7日、世羅町にある京丸ダムの湖底で、通行人が車が裏返しで湖底に落ちているのを発見した。車のナンバーから山上さん所有の車とすぐに判明。後に、遺体を見た山上さんの親族が同日夜、山上さん一家と確認。翌朝の紙面を賑わせる事になる。 一家心中として処理されたものの、余りにも不可解な周辺事情 雨不足によって水位が減少したことで車が発見された。車内からは4人の遺体と愛犬が見つかった。地元甲山署は、遺体に目立った外傷がないこと、車のキーがささったままであり、転落したと思われる場所の入り口には、車止めがあり誤って進入する場所ではない事などから、一家心中の可能性が高いとみている。 しかし、心中にいたる家庭内の動機が見えてこない 失踪した山上さん一家は、建設会社勤務の政弘さん(58)、会社勤務の妻・順子さん(51)、山上さんの母・三枝さん(79)の三人暮らしで、小学校教諭の長女・千枝さん(26)は竹原市内にアパートを借りて独り暮らしをしていた。他に愛犬の「レオ」が山上さん一家に暮らしていた。 失踪事件が発覚した2001年6月4日は、順子さんが勤める会社の中国への社員旅行の出発日だった。しかし、集合時間になっても現れない順子さんを心配して迎えにいった同僚が、誰もいない山上さん宅の異変に気づいた。山上さん一家は、忽然として姿を消してしまっていた。 朝5時頃に、新聞配達員が訪れたときには、政弘さんの車は既になく、家中に人の気配もなかったという。親族からの捜索願いをうけ、広島県警甲山署は機動隊やヘリコプターを動員して付近を捜索するも、一家の姿を見つけることはできなかった。 玄関の鍵は締まっており、侵入や争った形跡、血液反応もない。ただ、勝手口の鍵は開いていた。順子さんのバッグには、旅行代金15万円が入ったまま残されており、一家の定期貯金も手つかずのまま。山上さんの車がなくなっていたことから、その車で出かけたと思われるが、順子さんと千枝さんの携帯電話と免許証、政弘さんのポケベルも置いたままだった。玄関からは4人分のサンダルが無くなっていたが、靴はそのまま。順子さんが行くはずだった旅行に持っていくであろう鞄が準備されていた。 また、パジャマが見当たらず普段着が畳んであったことから、サンダル履きのパジャマ姿でほとんど何も持たずに家を出たことになる。蒸発するにしても、あまりにも不自然な格好なのだ。母屋の台所と廊下の電灯はついたままで、翌朝の朝食が虫除けネットをかけた状態で準備してあった。 この失踪は、全く想定外の突発的な出来事であったと推認できる。 だが、拉致というケースも考えにくい … 。 争った形跡がない、近所の人が争う物音を聞いていない、ペットの犬も一緒に姿を消している(犯人が、鳴き声など厄介な犬をわざわざ連れ出すことは考えにくい)、「失踪」「拉致」のいずれかで考えても、妥当な状況が見当たらない。さらに、山上さん一家の周辺には特にトラブルもなく、恨みをかうような人ではないと多くの者が証言している。金銭的に困っていたという事実もない。妻の順子さんは旅行を楽しみにしていたし、長女の千枝さんは職場のアイドル的存在でトラブルの噂もない。(千枝さんは、二十歳の時にミス世羅の「'95フルーティーせら」にも選ばれていた。)しかも、将来を約束した男性がいて幸せの最中なのだ。失踪する理由が全く無いというのが、この事件の特徴だと言える。 一家で一番最後まで消息がわかっているのは長女の千枝さんだった 前日、PTAの球技大会とその後の竹原市内での親睦会に出席。午後9時半頃には、同僚の教師を自分の車で送り届ける。その際、千枝さんが順子さんに電話をしていたのを同僚が聞いおり、その内容は、千枝さんが化粧品を忘れたので実家に取りに行くというものだった。その後、同僚は自宅前で千枝さんと別れている。(これが最後の目撃証言) 近所の人が午後10時50分頃に、「バタン」という車のドアが閉まる音を聞いているが、千枝さんが実家に到着し降車したときの車のドアの音なのか、山上さん一家が乗車するときの車のドアの音なのか、判然としない。 翌朝午前4時に新聞配達員が訪れた時にはすでに人の気配がなく、山上さんの車もなかったことから、3日の22時50分〜4日の4時にかけて失踪したことになる。 一応、一家心中として決着してしまった今日では、真相はすべて闇の中に葬られたままである … 。 ◇ 今日の誕生花・タマスダレ(ヒガンバナ科) (ゼフィランサス〔Zephyranthes〕は、タマスダレの属名) 花言葉は、「潔白な愛」。 夕焼や鰯の網に人だかり 子規 過ちは過ちとして爽やかに 虚子 ※ 季語は「爽やか」で秋。人の感性にも分け入って四季を分かつ。 鳴きだして重くなりたる虫の籠 村上喜代子 とどまればあたりにふゆる蜻蛉かな 中村汀女 十日目の旅の便りは庭さきの タマスダレ咲くところで読みぬ 鳥海昭子 眺むればこころ優しきタマスダレ |

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