今日の出来事ロジー

7月19日は、 河合隼雄 の命日です。

折りにふれ思う

[ リスト ]

 ◇ 順風の人生を棒にふった27歳の裁判官 ばればれ盗撮の「浅慮」

   (産経新聞 9月8日、12時6分配信)

 取り押さえられた男は抵抗することなくうなだれて、「大阪地裁の裁判官です … 」。 8月29日朝、大阪府寝屋川市内を走行中の電車内で、30代女性のスカートの中をスマートフォンで撮影したとして、府迷惑防止条例違反容疑で大阪地裁の現職裁判官(27)が逮捕された。裁判官は「今年春頃からやっていた」と供述し、スマホには、女性のスカート内を盗撮したとみられる映像が数人分保存されていた。常習的な疑いも浮上しているが、手口は堂々とかがんで撮影する「バレバレ」なもので、捜査関係者は「何を考えているのか分からない」と首をひねる。


イメージ 1

   「何しとんねん!」  素直に「すいません」

 寝屋川市の京阪電鉄、寝屋川市〜萱島間を走行中の準急電車内。通勤や通学の乗客で混み合う中、男性の鋭い声が飛んだのは、8月29日午前8時半ごろのことだった。 男性のそばでは、イヤホンで音楽を聴く女性の背後から、男がスカート内にスマホを差し入れていた。盗撮だと気づいた男性が問い詰めると、男はすぐに「すいません」と謝った。 萱島駅で降ろされた男は駅員に引き渡され、その後、駆けつけた大阪府警寝屋川署員に現行犯逮捕された。この間、終始おとなしく、署員が名前や職業を尋ねると、「大阪地裁の裁判官です」と素直に答えたという。

 裁判官は平成21年に司法試験に合格。司法修習を経て、昨年1月、大阪地裁に判事補として任官し、現在は同地裁の民事部に所属している。 以前は刑事部にも在籍していた。大阪市此花区のパチンコ店で21年7月、男がバケツに入ったガソリンを床にまいてマッチで放火し、店を全焼させて客やアルバイト店員らが死傷した事件で、男に死刑判決を言い渡した裁判員裁判を担当した。

 若く、まじめそうな外見。捜査関係者は「最初に身分を聞いた時は信じられなかった」と振り返る。 いつも京阪電鉄を利用するという女性(63)は事件を耳にし、「罪を犯した人を裁く側の裁判官が、そんな犯罪に走るとは信じられない」と眉を顰めた。


   かがんで撮影  稚拙な ばればれ手口

 寝屋川署に連行された後の取り調べにも素直に応じ、うなだれて反省した様子をみせた裁判官。「興味本位で、どんなパンツをはいているか知りたかった」と動機を語り、「今年春頃から盗撮をしていた」とも供述。 これを裏付けるように、スマホには、電車内で女性のスカート内を撮影したとみられる動画が、数人分保存されていた。常習性も疑われているが、捜査関係者はその行動に首をかしげる。

 寝屋川署によると、裁判官は事件当日、出勤途中だった。大阪地裁近くの京阪電鉄淀屋橋駅方面に向かう電車に、自宅最寄りの香里園駅から乗車。次の寝屋川市駅で車内が混み出した直後ごろから、犯行を始めたとみられる。しかし、その手口は稚拙なものだった。 裁判官は女性の背後に立ち、少しだけかがむと、手に持ったスマホをスカートの中に差し入れ、そのまま1〜2分間撮影していたとみられる。あまりにも単純な手口に捜査関係者は「こんなやり方では、いつばれてもおかしくない」とあきれている。

 一般的には、携帯電話やスマホに内蔵されたカメラの性能が向上し、小型化が進んだことなどを背景に、最近は盗撮の手口が巧妙になっているという。スニーカーの甲の部分に小さな穴を開けて小型カメラを仕込んだり、手提げかばん内にデジタルカメラを隠して手元の機器で操作したりするケースも確認されている。(決して上手くやりなさいと、奨励するものではありません。) だが、裁判官にこうした手の込んだ細工をした様子はみられず、寝屋川署は今回の事件以外の動画も単純な手口で撮影した可能性が高いとみている。 捜査関係者は「世間知らずというか、何も考えていないというか … 。安易な気持ちで始めたのだろうが、順風満帆な人生を変えてしまった。もったいない」と嘆いた。


イメージ 2

   裁判官に目立つ性的犯罪での逮捕 世間との接触が少なく“無知”

 清廉潔白で犯罪とは最も縁遠い。多くの人が裁判官に抱くイメージかもしれないが、これまでも裁判官による犯罪は起きている。 最高裁によると、現職の裁判官が逮捕されたのは、昭和56年以降で4人。今回の盗撮事件で5人目。収賄事件で逮捕された例が1件あるほかは、準強制猥褻事件や児童買春事件など、性的な犯罪が目立つ。

 平成13年には、少女に現金を渡し、猥褻な行為をしたとして児童買春・ポルノ禁止法違反容疑で、東京高裁判事が逮捕された。判事は起訴され、東京地裁は「司法の歴史に払拭しがたい汚点を残した」として、現職裁判官に対する初の有罪判決を言い渡した。 20年には、宇都宮地裁判事が裁判所の女性職員に猥褻なメールを執拗に送ったとして、ストーカー規制法違反容疑で逮捕され、有罪判決を受けた。判事は、女性の携帯電話に「もうお風呂入った?」といった内容のメールを匿名で送信していた。

 さらに翌年には、福岡高裁宮崎支部判事が、高速バス車内で女性の体を触ったとして準強制猥褻容疑で逮捕され、有罪判決を受けた。 この事件の判決理由では、「刑事裁判を担当し、性犯罪の悪質性や被害者の苦しみを熟知し、法の順守や高い倫理観が強く求められているのに、犯行に及んだ」と厳しく非難された。


イメージ 3

   こうした裁判官に対する処分はどうなるのか?

 一般の会社員や行政機関の職員であれば、懲戒免職や解雇ということもある。しかし、憲法上、身分が手厚く保障されている裁判官の場合は、所属する裁判所の懲戒処分によって身分を失うことはない。 これは裁判官の独立を守るのが目的で、裁判官を罷免させるには、国会議員で構成する裁判官弾劾裁判所で是非が判断されることになる。

 自ら退官することもできるが、過去には裁判官が辞職願を提出したものの、裁判所が退官手続きを進めず、弾劾の手続きを取った例もあった。 大阪地裁などによると、今回の盗撮事件で逮捕された裁判官は逮捕翌日に釈放され、現在は任意捜査が続けられている。現在も地裁の判事補の身分のままだが、自宅待機を命じられており、今後の処分は決まっていないという。

 ※ 人は皆、過ちを繰り返しながら生きている。願わくば大過なき人生でありたいと、誰しもがそのように思っている筈なのだが、時として自ら説明し難い行動をとることがある。 曰く、「魔がさす」。「魔」とは「間」の謂い。時間は連続的に間断なく一様に流れているかに見えるが、時として、「時のエアポケット」に陥る。それが「逢う魔が時(大禍時)」。その時に人は、普段は押し殺していた筈の、ひた隠しに隠していた筈の“個性”が露出する。その個性は、多くは反社会的なものだ。それは知性で馴致させることの出来ない個性なのだ。生きとし生けるもの、「いのち」固有の原罪を内包する。

   うらを見せおもてを見せて散るもみぢ  (良寛の辞世とされる)

よしもとブログランキング

もっと見る

[PR]お得情報

ふるさと納税サイト『さとふる』
実質2000円で特産品がお手元に
11/30までキャンペーン実施中!

その他のキャンペーン


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事