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平成24年9月25日(火)昨日:ドイツ紙が批判「中国は100年前の帝国主義」。 日本政府による沖縄県・尖閣諸島の国有化を巡る日中両国の摩擦について、独紙フランクフルター・アルゲマイネは24日、1面に「100年前のように」との見出しで、「中国は今、英国など列強諸国が100年前にしたことを繰り返しているようだ。それは帝国主義であり、それは無益だと私たちは学んだ」との論説を掲載した。 「経済戦争までちらつかせて隣国を脅す」と中国の強硬姿勢を批判的に報じ、反日デモ拡大の責任について「島を紛争のテーマにした中国政府にある」とも指摘した。 一方、DPA通信は「最近の緊張状態は、日本政府が島を購入したために発生した」と背景を伝えた。 ◇ 日比谷焼打ち事件の教訓と尖閣諸島問題(中外日報9月22日社説) 明治38年9月、日露戦争後のロシアとの賠償交渉に不満を持つ民衆が東京・日比谷公園で暴徒化し、政府が戒厳令を出す事態に発展した。いわゆる日比谷焼打ち事件である。この暴動は大衆運動の高まりを示したが、排外主義や膨張主義という狭量さを内に秘め、後のアジア・太平洋戦争へとつながっていった。 一段と険悪化する尖閣諸島の領有権争いで100年余も前の事件を思い出したのは、歯止めを失ったナショナリズムの始末の悪さを危惧するからだ。当時の日本の社会状況が昨今の中国と似通っているという指摘もある。感情に流されず、歴史を振り返って熟慮する冷静さが日本側にも求められる。 日本は日露戦争に勝ったのに、米国の調停で結ばれた日露講和条約(ポーツマス条約)で期待された戦費賠償や樺太全土の移譲を得られなかった。このため一部の政治家や新聞は「屈辱的」と講和反対を叫び、民衆の怒りは「愛国心の表れ」などと主張した。暴動の矛先は圧政を敷く藩閥政府に向かい、交番や内務大臣官邸が焼き打ちされた。ニコライ堂、米国公使館やキリスト教会も狙われた。 当時の日本は大国ロシアへの戦勝ムードに沸く半面、急速な近代化で社会的なひずみが拡大していた。暴徒の多くは、生業を奪われ戦争による大衆課税で生活を圧迫された都市住民だったとされる。 中国は今、世界第2位の経済大国に急成長したが、人々の社会的格差は拡大している。経済成長から取り残された人々が反日デモの中心にいることは以前から知られていたが、役人の腐敗や表現の自由の制限、深まる社会的不公正などへの積もる不満は容易に政府の外交姿勢への批判に転嫁される。愛国心を刺激するマスメディアの影響力も小さくはなかろう。 日中間には歴史問題という深い溝があり、尖閣問題で中国の国民感情が一層先鋭化するのは避けられまい。だが、ナショナリズムが危うい方向にあるのは日本も同様だ。強硬な言葉を競うように一部政治家やメディアが対立をあおる図式は日比谷事件でも見られた。その後の人々の悲運を顧みる時、両国の国民レベルで共有したい日本の「負」の歴史体験である。明治38年は日本が大韓帝国を保護国にした年でもあった。その歴史が韓国と対立を深める竹島(韓国名・独島)の領有権争いに関係している。仏教圏の主要3ヶ国が領土問題をめぐり激しくいがみ合う。思えば実に不幸なことだが、こういう時だからこそ謙虚な姿勢で歴史に学ばねばならない。 ※ 歴史は繰り返される。同じ過ちの無限連鎖 … 。 国家は暴走する。 本日9月25日は、「10円カレー」40年の日 です。 ◇ 10円カレー 40年物語 日比谷松本楼 今年も25日に 東京都千代田区の日比谷公園にある老舗レストラン「日比谷松本楼」で毎年9月25日、売り上げの全額をチャリティーにあてる「10円カレー」の販売が、今年で40年目を迎える。都心の秋の風物詩として定着した行事の節目を前に、3代目の小坂哲瑯社長(80)は「10年続けばと思っていたが、よくぞここまで … 」と感慨深げだ。 1971年の沖縄返還闘争で、日比谷公園に集結した過激派が松本楼に放火。木造の本館とモルタル造りの別館が焼失した。 国内外から復活を望む手紙、電話、電報が殺到した。当時は常務だった小坂社長は「松本楼は単に食事を提供する場でなく、結婚式や記念の会食など、お客さまの思い出と共にある存在と気付いた。役所との交渉、資金調達は苦労したが、世論の支えで頑張れた」と回想する。 1973年、鉄筋コンクリートの建物が再建。励ましに感謝し、社会に恩返ししようと、「10円カレー」を始めた。以後毎年、9月25日の再開記念日の行事となった。ゲストとして森繁久弥さんが店頭に立ったこともある。 前日の朝から行列ができるほど、行事は定着した。客はそれぞれの気持ちで十円以上を募金箱に入れる。店からの浄財を足し、交通遺児育英会やユニセフに託してきた。 一度だけ、開催を迷ったことがある。1988年、昭和天皇の御病気の時だ。「新聞広告を出してしまっており、やめればお客さまに迷惑をかける。といって、皇居の隣の公園で催事は … 」。結局、この年だけはカレーを無料にし、派手な演出も避けた。 39年間の客は計9万285人、寄付金総額は約1950万円。昨年から、東日本大震災被災地に寄付している。 「いつまでと聞かれるが、私が生きている限りとしか言えない。次の代も、続けてくれるんじゃないかな。一年に一度、スタッフ全員が純な気持ちで原点に戻る日だから」と小坂社長。「40年たち、『10円カレー』もお客さまの思い出の一つになった。そういう意味でもやめられないね」。 25日は、午前11時から1500食を販売。趣旨に賛同したカルピスが、飲料を無料でふるまう。問い合わせは同店=電03(3503)1451=へ。 【日比谷松本楼】:1903年(明治36年)、日比谷公園開設と同時にオープン。創業者は現社長の祖父、小坂梅吉。洋食が珍しい時代に、おしゃれな洋風の建物でカレーを食べ、コーヒーを飲むのはハイカラとされた。大正期に内閣弾劾国民大会が開かれるなど、政治の舞台にも。戦後は一時、米軍に接収された。文人の憩いの場でもあり、夏目漱石、松本清張の小説、高村光太郎の詩集「智恵子抄」にも登場する。 ◇ 2050年、日本はもっとも悲惨な国家になる=英誌エコノミスト予測 英国の経済誌「エコノミスト」編集による「2050年の世界」によれば、2050年に日本はもっとも悲惨な国家になると予測されている。 「エコノミスト」は1962年に、「恐るべき日本(Consider Japan)」という特集を発表し、日本が世界第2位の経済大国になると正確に予測していた。しかも、日本のその後の発展が予測の正確性を証明している。だが今回の新しい予測は、日本の将来が非常に悲惨になるというものだ。 予測によると、2050年には世界人口は90億人を超え、情報通信技術の発達で経済の結びつきが強まり、教育レベルは高まる。国家間の貧富の格差が減少し、人類の平均寿命は70歳まで延びる。 そのほか、宗教は原理主義の勢力が激減し、宗教をもたない人が増える。言い換えると国家と宗教の陣営は淡泊になり、人びとの生活や考え方にますます差がなくなる。発展途上国は豊かになり、反対に先進国の生活水準は停滞あるいは後退する。 このような世界を背景に、日本社会は「スーパー高齢時代」を迎え、労働人口は激減、扶養人口が大幅に増加する。歴史上、未来の日本と同じような社会は見当たらず、その時には日本の中位数年齢(全体人口年齢を自然順番で並べて中間位置になる年齢)は52.7歳となり、人類史上の最高齢社会になるという。 ◇ 俳優の小沢昭一さん出演見合わせ 長寿番組「小沢昭一的こころ」 俳優の小沢昭一さん(83)が体調不良のために入院し、39年間続くラジオ番組「小沢昭一の小沢昭一的こころ」への出演を当面見合わせることが、24日分かった。24〜28日は、過去と同じ内容を放送する。 TBSラジオなどによると、小沢さんは1998年に前立腺癌が見つかって以降、定期的に治療を受けてきた。今年8月に体力が低下しているなどと診断され、今月13日に入院した。 現在は、新たな収録は難しい状況で、TBSラジオは「体力が回復すれば出演してもらう」としている。 同番組は1973年1月に放送を開始し、昨年1万回を超えた。 ◇ オリックスが岡田監督の休養を発表(2012年9月25日) オリックスは25日、今季限りで退任が決まっている岡田彰布監督が同日から休養すると発表した。高代延博ヘッドコーチも同時に休養する。25日の試合から、森脇浩司チーフコーチが監督代行として指揮を執る。 同日、村山良雄球団本部長が通達したもので、岡田監督は「分かりました」と答えたという。 村山本部長は「最下位が確定した以上、昨日の試合を見ていてもチームの目指すものが分かりにくくなったのかな、という印象があった」と説明した。 ◇ グーグルが「ネクサス7」日本発売へ(2012年9月24日) 米インターネット検索大手グーグルが、自社ブランドで手掛けるタブレット型多機能端末「ネクサス7」の日本国内での発売に向け最終調整していることが、24日分かった。既に販売中の米国などでは低価格や軽さが好評で、動画やゲームなどを気軽に楽しみたい消費者の選択肢が増えそうだ。 グーグルは25日、東京都内で新製品の発表会を予定しており、「ネクサス7」についても言及するとみられる。 「ネクサス7」は画面の大きさが7インチと比較的小さく、重さは340グラム。米国では価格を1万5500円相当から設定しており、3万8900円相当からの米アップル「iPad」新機種より大幅に安い。 ◇ 今日の誕生花・オトコエシ(オミナエシ科) 花言葉は、「野性味」。 物いへば唇寒し秋の風 芭蕉 霧晴れて山は十歩の内にあり 子規 なつかしや花野に生ふる一つ松 虚子 月山の空のまろさやをとこへし 小宮山勇 うすやみに高さのありてをとこへし 小原啄葉 山の家の人訪ねゆく車窓より オトコエシ雪のように咲く見ゆ 鳥海昭子 |

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