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◇ 新総裁に安倍氏 決選で石破氏を逆転(2012.9.26 14:21) 自民党総裁選は26日行われ、安倍晋三元首相が新総裁に選出された。国会議員票と党員票の合計で行われた1回目の投票では、過半数を得た候補者がおらず、1位の石破茂前政調会長と2位の安倍氏との間で、国会議員による決選投票が行われた。その結果、安倍氏が108票を獲得し、石破氏の89票を上回り、逆転勝利した。 ◇ 地方票では石破氏が165票で1位 安倍氏は87票 自民党は26日午後、総裁選の地方票300票の各候補者別の獲得票数を発表した。石破茂前政調会長が地方票の過半数の165票を獲得しトップとなった。 2位は安倍晋三元首相の87票、次いで石原伸晃幹事長38票、町村信孝元外相7票、林芳正政調会長代理3票だった。 第1回投票で3位になり、決選投票に進めなかった石原伸晃幹事長は記者団に敗因について述べた。「ひとえに私の力不足ということに尽きる」と潔かった。今後は「一兵卒として頑張っていきたい」と表情を引き締めた。 ※ 全国区の顔としては、石破氏がダントツだった。石原などは泡沫候補扱いだ。 だが、組織の論理からは嫌われている石破氏は、過半数を取れなければ決選投票では分が悪いと見られていた。その通りの結果が出た。予想通りの結果となった。自民党は、依然として自民党だった。 ◇ 頭を下げて回った5年間 首相辞任後の安倍氏 自民党新総裁の安倍氏の地元、山口県下関市の事務所では、新総裁選出が決まると、支援者から「よし」「やった」などの声が響き、拍手がわき起こった。 後援会青年部「晋緑会」の田渕清隆会長(48)は「首相辞任の謝罪を繰り返した5年間だった」と振り返った。 首相辞任後、安倍氏は父晋太郎さんら一族の墓がある同県長門市などを回り、支援者一人ひとりに「申し訳ありませんでした」と頭を下げていたという。支援者の女性(76)は「私たちも悔しく、無念でした」と語った。田渕会長は「一刻も早く政権交代を実現し、得意の外交面で活躍してほしい」と訴えた。 また、北朝鮮による拉致被害者・市川修一さん(当時23歳)の兄、健一さん(67)(鹿児島県鹿屋市)も5年前の辞任は「期待していただけに残念だった」と言う。ただ、「総裁候補の中で、拉致被害者家族が一番信頼しているのも安倍さん。政権交代した暁には、先頭に立って全員救出を実現してほしい」と期待をにじませた。
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