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平成24年10月13日(土)昨日:読売新聞の誤報、「初のiPS臨床応用」。 iPS細胞(人工多能性幹細胞)を使った臨床応用を、米ハーバード大の日本人研究者らが世界で初めて行ったと、読売新聞が11日付朝刊で報じた。ハーバード大学や関連病院の4施設は11日夜、この人物とは現在、関係はなく、「彼に関係するいかなる研究も承認していない」とする声明を発表した。 読売新聞の11日付朝刊1面によると、東京大学客員研究員の森口尚史・米ハーバード大客員講師らが今年2月、iPS細胞から心筋細胞を作って、重症の心不全患者6人に移植する世界初の臨床応用を行ったとしていた。この臨床応用は、ハーバード大の倫理委員会から「暫定承認」を得たもので、米国の国際会議で発表するほか、英科学誌ネイチャー・プロトコルズ電子版で近く論文発表するとしていた。 これに対し、ハーバード大は11日の声明で「森口氏は1999年から2000年まで(1ヶ月間)は研究員だったが、それ以降は関係していない。大学や病院の倫理委員会は、彼に関係するいかなる臨床研究も承認していない」と説明。大学の関連病院のマサチューセッツ総合病院の広報担当者も朝日新聞の取材に「ニューヨークの国際会議で報告したとされる彼の研究は当病院でなされたものではない。彼の仕事について話せることは何もない」と話した。 また、森口氏がこの臨床応用を発表するとしていた国際会議の会場に、森口氏は研究成果のポスターを掲示していたが、国際会議を主催する「ニューヨーク幹細胞財団」の広報担当者は11日、「ポスターは取り外した。森口氏はここにはいない」と朝日新聞の取材に語った。 理由について同財団は「森口氏のポスター掲示にハーバード大学から合理的な疑義が寄せられたため」としている。広報担当者によると、ウェブで参加登録をした研究者は誰でも、ポスターを示して研究成果を説明することができるといい、審査などはないという。 森口氏は11日、朝日新聞の取材に応じ「マサチューセッツ総合病院で、iPS細胞を使った臨床応用に世界で初めて成功したのは事実」としながら、心筋細胞の移植はだれが行ったのかなど、具体的な説明は一切しなかった。 また、森口氏が「論文を投稿する」と説明したネイチャー・プロトコルズの編集部は「該当する論文は受理されていない」としている。 森口氏は現在、東京大学病院の特任研究員。厚生労働省によると、医師の資格はなく、看護師の資格をもっているという。 読売新聞は12日付朝刊1面(一部地域)で「iPS移植 発表中止」の見出しで、森口氏が発表する予定だった学会会場に現れなかったことや、ハーバード大が森口氏と協力関係にないと表明したことを報じた。 読売新聞広報部は朝日新聞の取材に対し、関係者に事実関係を確認中としている。 11日に「iPS細胞を使った移植手術を実施」などとする記事を配信した共同通信は「森口氏の学会でのポスター発表について本人に取材したうえで出稿した。国内研究者から疑義が出ていることや検証が必要であることなどをあわせて報道している」(総務局)と取材にコメントした。 田中真紀子文部科学相は12日の閣議後会見で、読売新聞などが報道した森口氏の「臨床応用」について、「誤報であればいいが、犯罪性というか、そういうことがあったとすれば、由々しき問題だ。まじめに研究している他の分野の方に与える影響も大きいと思うし、残念」と語った。 中山教授は「コメント控える」 中山伸弥教授は「きちんと論文を読むまではコメントできない」と、この件に関する言及を控えた。 同時に「安全性と効果を確かめた上で患者に投与する準備を進めている。報道や動きに影響されることなくリスクを減らし開発を進めたい」と強調した。 ※ 目の前に在る技術を“使えない”状況下で、いかなる“試み”がなされ、闇に葬られていることだろうか? 全ての細胞は生きている“いのち”そのもの。恣意的な試みは、厳に慎まなければならない。本来は、倫理面での整合性が構築されない限り、如何なる試みもなされるべきではない。“勇み足”は犯罪に直結する由々しき問題となる。かつて、臓器移植における和田教授の“フライング”が、この国の医学界の大きな足枷になった悪しき前例がある。この度の森口氏の“アクシデント”は、いかなる悪影響を及ぼすのだろうか。 何れにせよ、ノーベル賞という脚光に惑わされてはならないだろう。われわれの文明は、光と闇とを併せ持つ。そして、われわれの文明が抱える闇は、恐ろしいほどに荒涼として茫漠たるものだ。 本日10月13日、両リーグCSファーストS第1戦の日 です。 “CS男”4戦無敗の憲伸 第1戦先発へ「存在感を」 中日の先陣は元エース憲伸が務める。経験・実績・存在感、エース吉見が離脱した今、そのどれをとっても、川上ほど大役にふさわしい男はいない(のだろうか?)。 「シーズンは基本的にチームに貢献できなかったから、できればこういうところで存在感を見せたい。その半面、失敗したくないという気持ちも普段より強い」。 今季は腰の負傷もありわずか7試合の登板(3勝1敗)に終わった。ただ、ここぞの試合での勝負強さは健在。2007、2008年のCSでは4戦で3勝無敗。特にファーストSは2年連続で初戦を任され、いずれも7回無失点で勝ち投手となっている。「あまり記憶にない。とにかく僕らはファーストSをどんな形でも勝つ。2位で出場したという、その差を出したい」と静かに話した。 ◇ ヤンキースがア・リーグ優勝決定シリーズ進出を決める(日本時間13日) 米大リーグ、ヤンキースは12日(日本時間13日)、本拠地ニューヨークで行われたオリオールズとの地区シリーズ第5戦(最終戦)を3−1で制して対戦成績を3勝2敗とし、2年ぶりにア・リーグ優勝決定シリーズ進出を決めた。イチロー外野手(38)は六回にチーム2点目の適時二塁打を放ち、勝利に大きく貢献。 ◇ 中日・中田賢 初戦の先発に「久々にこの緊張感を味わった」 < 中日 6―1 ヤクルト > (13日・ナゴヤドーム) 中日は13日、6対1で東京ヤクルトを下し、クライマックスシリーズ・ファーストステージの初戦を制した。先発・中田賢一は5回を3安打無失点に抑え、勝利投手となった。 守道監督、投打にご満悦:中日高木守道監督(71)も初戦快勝にご満悦だ。「先行しないと苦しい展開だった。ブランコのタイミングがいまひとつの中で、和田が期待通り打ってくれた。2点だとまだまだだけど、堂上剛の3点目タイムリーも大きかった。その後の平田もね。今日は打って勝てた。らしくない勝ち方ではありました」。先発を館山と読み違えて石川だったが、効果的に奪った6点にえびす顔だった。 投げても、先発中田賢が5回を無失点。 「(大方の先発予想だった)川上じゃなく、みなさん予想外の中田が5回を抑えてくれたのが一番の勝因」と、終始ご満悦。 ◇ ソフトバンク先発の摂津、西武の裏をかく絶妙な制球 < 西武 1―2 ソフトバンク > (13日・西武ドーム) 変幻自在の119球だった。ソフトバンクの摂津が、最多勝と勝率第1位のタイトルを獲得したシーズン中の勢いそのままに、西武打線の狙いを鮮やかにかわした。 今季の西武戦は5勝1敗と分が良く、試合前は「向こうも研究して来るはず。それを良い方向に使いたい」と語っていた。捕手・細川と対策を練り上げ、キーマンに挙げた強打の中島、中村を要所で抑えた。 最大の見せ場は、味方の失策が絡んで背負った八回1死一、二塁のピンチだ。フルカウントから、これまで低めに投げて空振りを誘ってきたシンカーを、内角高めに投げ込んだ。「手を出さないといかんと思わせる球。低めなら見逃せたが … 」と中島。細川が「イメージ通り」とほくそ笑むどん詰まりの三ゴロ併殺で切り抜けた。 主将の小久保も「今日は摂津。相手の研究の上をいった」と絶賛したが、摂津は「これでほっとしてもいられない」と早くも次の登板を見据えた。押しも押されもせぬエースとなった30歳。2年連続の「頂点」だけを見つめている。 ◇ 「ダイヤモンドの惑星」を発見、地球からすぐそこ?40光年 地球からそう遠くない恒星系に「ダイヤモンドの惑星」が存在するとした仏米合同チームの論文が、11日の英学術誌「Astrophysical Journal Letters」で発表された。「かに座55番星e(55 Cancri e)」と呼ばれるこの惑星は、地球からわずか40光年の距離に位置し、その大きさは地球の約2倍、質量は8倍に上るという。2011年に初めて観測され、これまでは地球と似た化学構造をしていると考えられていた。 だが詳しい分析の結果、その構造は地球とは全く異なることが分かった。研究を率いた米エール大学の博士研究員ニック・マドゥスダン氏は、「この惑星の表面は水や花崗岩ではなく、グラファイトとダイヤモンドで覆われている可能性が高い」と述べている。また水は全く存在しないとみられ、総質量の最大3分の1がダイヤモンドで構成されている可能性もあるという。 「ダイヤモンドの惑星」は過去にも発見されているが、太陽に似た恒星の周りを公転し、詳細な化学構造が特定された惑星は初めてとなる。 ◇ 今日の誕生花・サルビア〔ヒゴロモソウ〕(シソ科) 花言葉は、「燃える思い」「知恵」。 旅の旅又その旅の秋の風 子規 よろよろと棹がのび来て柿挟む 虚子 銀杏が落ちたる後の風の音 中村汀女 ちちははのそのちちははの秋祭 山下知津子 わがペンの音さやさやと小鳥来る 富安風生 サルビアの蜜吸いに来る少年の 甲高い声「コノ花アマイよ」 鳥海昭子 |

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