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平成24年12月14日(金)昨日:笹子、保守点検の形骸化、土建国家の深い闇。 笹子トンネルの下りも、不具合670ヶ所 緊急点検で突出 中央自動車道笹子トンネル(山梨県大月市)上り線の天井崩落事故を機に、吊り天井式トンネルの緊急点検を指示していた国土交通省は13日、同トンネル下り線で吊り金具のアンカーボルトの脱落やゆるみなど670ヶ所の不具合を確認したと発表。他に不具合が確認された11ヶ所(上下別に数えると14本)に比べ飛び抜けて多く、同省も「上り線の事故を考えると安全と断定できない」としている。笹子の検査体制の不備が改めて露呈した。 国交省によると、目視や打音で点検した結果、笹子下り線では天井上部に吊り金具を固定するアンカーボルトで、ゆるみ608ヶ所、腐食による欠損22ヶ所、引っ張ると脱落2ヶ所などがあった。吊り金具に天井板などを固定するボルトや内壁の固定具のボルトに脱落やゆるみ、破損や変形が計19ヶ所あった他、アンカーボルト付近の19ヶ所でコンクリートがひび割れていた。 下り線は、事故のあった上り線と同様、中日本高速道路が今年9月に定期点検していた。試算によると、ボルトは通常かかる荷重の約3.7倍まで耐えられるが、国交省道路局は「他に比べ不具合が多い。調査結果を調査・検討委員会に報告し事故の原因解明に役立てる」と述べた。 下り線は対面通行による年内開通を目指し、現在天井板の撤去作業が進められている。 一方、緊急点検が終わった45ヶ所、57本のうち、中央道恵那山トンネル(長野・岐阜)下り線や東名高速都夫良野(つぶらの)トンネル(神奈川)下り線左側など11ヶ所、14本でアンカーボルトの欠落や吊り金具の保護コンクリートのひび割れなどが確認された。国交省は各道路管理者に補修など応急措置を指示したが、いずれも安全上大きな問題はないとしている。 中日本高速道路は13日、名古屋市内の本社で記者会見し「捜査機関の調べを受けており、コメントできない」と述べた。緊急点検の結果について、同社の吉川良一保全・サービス事業本部長は「事故調査委員会の原因調査も続いており、評価、判断は避けたい」と繰り返し、具体的なボルトの脱落場所などについても「精査中」として明かさなかった。 ※ 現時点でも、事故ではなく重過失による事件であることは明々白々。これから私たちの負担で、日本全国の道路、橋梁などのメンテナンスにどれほどの費用がかかるのであろうか? はたまた、日本全国の廃炉に、どれほどの費用がかかるのであろうか? “20世紀からの復讐”が始まっている。昭和の御世の「バベルの塔」が、平成に崩壊して平らかに成るのか? 本日12月14日は、第109回兵庫・赤穂義士祭の日 です。 主君の仇討ちのため四十七人の武士が吉良邸に討ち入りした日に当たる14日、兵庫県赤穂市で百九回目の「赤穂義士祭」が開かれた。 義士にふんした市民ら47人が午後1時半すぎ、陣太鼓の音に合わせてゆっくりと赤穂城跡を出発。約2時間かけて、JR播州赤穂駅前までの約1キロを行進した。 沿道には約6万人の観客が集まった。松江市の本間節子さん(76)は東京都港区の泉岳寺で四十七士の墓をお参りしたこともある忠臣蔵ファンで、「討ち入りの空気を満喫できた」と満足げに話した。 ◇ 今日の誕生花・フユザクラ(バラ科) 花言葉は、「冷静」。 日のあたる石にさはればつめたさよ 子規 大空に伸び傾ける冬木かな 虚子 ひと揺れに消ゆる色とも冬ざくら 平子公一 冬桜空の碧さとかかはらず 馬場移公子(いくこ) ひっそりと冬ざくら咲くお社に 合掌している老夫婦あり 鳥海昭子 熱燗や討入りおりた者同士 川崎展宏 熱燗や客の一人は吉良びいき 古谷弥太郎 笛の音にちりぬるいろは寄ってくる (江戸川柳) 日の恩やたちまち砕く厚氷 大高源五(吾) 四十七士の一人、大高源五は宝井其角の弟子だった。討入り前日に、その二人が両国橋で出会ったと云う芝居の場面。その際、吉良の動静を探るために笹売りに身をやつしていた大高源五は、武士を捨てて隠遁すると其角に偽る。何も知らぬ其角は、その身の上に同情し松浦候(大名で俳諧の同門)より拝領の羽織を贈り、「年の瀬や水の流れと人の身は」と詠む。応じた源五は「あしたまたるるその宝船」と付ける。だが、其角にはその意が計りかねた … 。 見事に本懐を遂げた大高源五に辞世の句がある。それが両国橋のたもとの児童公園にある石碑に遺る。「日の恩やたちまち砕く厚氷」。 大事を成し遂げて、自らも紅炉上の一点の雪の如くに潔く消え去るのみ。 |

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