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平成25年2月19日(火)昨日:シャープとパイオニア労組は春闘の統一闘争離脱。 電機メーカーの労働組合でつくる産業別労組「電機連合」は18日、中央闘争委員会を開き、シャープとパイオニアの労組が、業績悪化を理由に今春闘の統一闘争から離脱することを了承した。 両労組は今後、個別に交渉に臨む。電機連合で大手の労組が統一闘争から離脱するのは、2011年の沖電気工業以来、2年ぶり。 電機連合によると、両労組は「企業再建の重大な局面に立たされているため、統一闘争に参加できない」と離脱の理由を説明。特に、電機連合が掲げる「年間4ヶ月分のボーナス」という基準を確保するのが難しくなったとしている。 電機連合は通常、春闘では傘下の全労組が要求する基準を統一。回答が基準を下回った場合、ストライキを実施することを経営側に通告して交渉に臨んでいる。 ※ 背に腹は代えられぬ … 。電機メーカーは軒並み撃沈の体たらくだ。わが国は、あっという間に負け組に転落してしまった。韓国三星電子に完敗の状況が続く。 2012年度の日韓のテレビ販売台数を見ると、ソニーが 1.350万台、東芝は 1.300万台、パナソニックも 1.300万台。サムスンは実に 5.100万台なのだ。 或いは直に、中国にも後塵を拝する日が来るのかも … 。 2月19日は、峠 三吉の誕生日 です。 ◇ 峠三吉(本名:三吉 <みつよし> )(1917年〜1953年) 詩人 大阪豊中で生まれ、生後3ヶ月で家族と広島へ引っ越す。県立広島商業学校卒業後、俳句、短歌の創作から出発し、肺の病気の療養のかたわら詩作に励む。 昭和20年8月6日午前8時15分、28歳のとき、爆心地から三キロ離れた翠町の自宅で被曝。知人を探したり、救援のために広島市内を歩き回ったために更に被爆。彼はその際、黒焦げになった死体や焼けただれた皮膚でさまよう人びとを目撃する。瓦礫と化した街を彷徨し、原爆のもたらした惨状を目のあたりにする。 彼は原爆症で入院、辛うじて命を取り留めた。結核で療養中の国立広島療養所でも、被爆者の救援や平和運動に取り組み、広島の文化団体で活動を続けた。そんな1950年11月に彼は、朝鮮戦争に原爆使用を検討中であるというアメリカ大統領・トルーマンの声明を知る。峠三吉は矢も盾もたまらず、二度とあのような悲劇を起こしてはならないと、原爆の非人間性を鋭く告発する、『原爆詩集』25編の内18編を書きあげる。彼は、この詩集をさらに発展させた『叙事詩 広島』を書こうと決意し、そのための力を得るためにすすんで手術を受けたのですが、原爆で侵された彼の身体は、無念にも手術に耐えることができず、14時間もの苦闘の末、手術台の上で亡くなる。享年36。 朝鮮戦争の最中で、米占領軍による原爆反対運動への弾圧は酷薄を極め、慰霊祭すら中止に追い込まれるほどだった。彼は国立広島療養所の一室で喀血を繰り返しながら、血を吐きながら詩作を続け、『原爆詩集』をガリ版刷りで密かに出版した。 ◇ 峠 三吉 (みつよし) の『原爆詩集』の序文 ちちをかえせ ははをかえせ としよりをかえせ こどもをかえせ わたしをかえせ わたしにつながる にんげんをかえせ にんげんの にんげんのよのあるかぎり くずれぬへいわを へいわをかえせ ◇ 『八月六日』 峠 三吉 あの閃光がわすれえようか 瞬時に街頭の三万は消え 圧しつぶされた暗闇の底で 五万の悲鳴は絶え 渦巻くきいろい煙がうすれると ビルディングは裂け、橋は崩れ 満員電車はそのまま焦げ 涯しない瓦礫と 燃えさしの堆積であった広島 やがてボロ切れのような皮膚を垂れた 両手を胸に くずれた脳漿を踏み 焼け焦げた布を腰にまとって 泣きながら群れ歩いた裸体の行列 石地蔵のように散乱した練兵場の屍体 つながれて筏へ這いより折り重なった河岸の群も 灼けつく日ざしの下でしだいに屍体とかわり 夕空をつく火光の中に 下敷きのまま生きた母や弟の 町のあたりも 焼けうつり 兵器廠の床の糞尿のうえに のがれ横たわった女学生らの 太鼓腹の、片眼つぶれの、半身あかむけの、丸坊主の 誰がたれとも分からぬ一群の上に朝日がさせば すでに動くものもなく 異臭のよどんだなかで金ダライにとぶ蠅の羽音だけ 三十万の全市をしめた あの静寂が忘れえようか あのしずけさの中で 帰らなかった妻や子のしろい眼窩が 俺たちの心魂をたち割って 込めたねがいを 忘れえようか! ※ 米国人のほんの僅かな人だけが、この事実を知るのみで、米国内では殆ど“知られざる真実”として、原爆被害の悲惨さが米国で語られることはない。かつて、日本のある組織が米国での原爆被害展示を試みたところ、強烈な圧力を受けて断念した経緯がある。 米国人の旅行者がたまたま原爆資料館を訪れると、その悲惨さに絶句すると言う。「どうか、わが国のした事を許してください」と記帳する者もあるとか … 。自由の国、アメリカは思いのほかに不自由な国であるし、覇権主義国家だ。かの国の外交戦略の下では、日本など文字通り赤子の手をひねるようなもので、殆ど属国扱いだ。 ◇ 今日の誕生花・アネモネ(キンポウゲ科) 花言葉は、「信じて従う」。 鶯の鳴きさうな家ばかりなり 子規 野を焼いて帰れば燈火母やさし 虚子 漣の上に残れる氷かな 綾部仁喜 アネモネや手紙短く書き直す 岡本 眸 夜はねむい子にアネモネは睡い花 後藤比奈夫 信じあう美しさありアネモネの 色とりどりに咲きそろいたり 鳥海昭子 【アネモネ】:語源はギリシア語の「風」を意味する語 (anemos)から。 ギリシア神話に美少年アドニスが流した血よりこの植物が産まれたとする伝説があり、稀に「アドニス」と呼ぶこともあります。 【ウインドフラワー】:Windflower (Auscross) はイングリッシュローズ。 |

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